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きゃるさん
どうもです。
斉藤さんとお話しできて、よかったですね。
私もカレー屋に入ればよかったな(笑)。まあ、私は急いで社に戻り、仕事の残務を片付けてから、その日夜は王子に観劇に向かいました。
さて、私への質問ですが、これについては、きゃルさんのネタバレが非常に素晴らしかったので、そちらの感想も含めて、きゃるさんの方でお答えしておきました。ほんと、凄いネタバレならびに考察です。大いに参考になりました。この欄をお読みになって下さっている方々も、ぜひ、きゃルさんのネタバレにサーフィンしてください。
2010/05/13 15:20
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きゃる |
きゃるさん
いよいよ本題についてです。いやー、びっくりしました。私なんぞの、軽い物語ネタバレ説明を書かなくてよかったぁ。それにしても、きゃるさんのこのネタバレ説明、す、すごい!感服しました。
私は、基本的にノーメモで観劇しますので、この作品についても、ここまでの把握ができませんでしたね。いやー、私がネタバレ書いていたら、恥ずかしいことになっていました(笑)。でも、結果として、書かないで正解でした。
>「空港」と「大使館」の2つの襲撃計画を企て、アジトの増田家に集う革命家たちのもとを町内会に代わる市の街づくり委員会の人々や、組織の非合法の部分を知らないシンパの人々が訪れ、そこで「小さな組織での一般的な社会活動」についてのかかわり方が語られ、革命家たちとの対比がなされる点が興味深い。
その通りですね。この比較が全体テーマとしての「個と集団」を共有しながら、「集団」の限界性というもの、とりわけ時代の潮流に合わせて革命も昔のように「個」の尊厳を一切認めないということはなくなってきている、なんて言葉が出てくるような展開では、個人のプライバシー(主に男女関係)に関して発せられる摩擦音のような音が徐々に物語の進行と共に増幅してくる中で、この集団の限界性が鮮やかに浮かび上がっていたのが見事でした。私はそう感じました。
>英夫がシュンスケの学芸会の様子を典子に語ったとき、典子が「お父さんに似たのかしら。学生時代、映画とか作ってたんでしょう?」と英夫に聞き、「うん、まあね」と答えるところで、シュンスケの父親は増田武雄ではなく、英夫では?という暗示がなされる。
そうですね。鋭い洞察力ですね。私なんぞ、このシーンは、しばらくして、あれ、もしかしたら、なんて同じことを考えた「脳天気」です。でも、典子の台詞の後に英夫が最後に「たまには、(シュンスケに)会いに来いよ」のあの一言の言いぶりが義理の弟というより、ともにシュンスケの親(シュンスケの父親として、母親に対しての言い方)としての言いぶりだったので、私もそう思いました。
私の方への下記の部分ですが、
>小坂役の斉藤晴香さんが舞台のクール・ビューティーとはうってかわって、とても明るく感じのよいかたで、「ワー、観てくださったんですね。嬉しい。ハイ、なんでしょう?」と応じてくださり、話すうちに斉藤さん自身の劇中の疑問も解消したようで、お互いによかったです(笑)。
帰宅して、「斉藤さん、とても感じよかったのよー」を連発したせいか、夫が「今後、注目して観ます!斉藤さんですね!」って(笑)。
肝心の斉藤さんに確かめるの忘れたけど、劇中「大使館のほうは大丈夫」と言ってるから、小坂は大使館に勤務してるという設定なんでしょうか?tetoraさま、教えてください(笑)。
クール・ビューティーですか。上手い表現ですね。はい、斉藤さんは何回か公演で観ていますが、彼女としては斬新な役柄で今回は台詞ごとのメリハリの付け方が実に決まっていましたね。迫力がありました。私は鄭さんの方が印象に残っちゃったけど(笑)。まあ、この辺の層の厚さ、若手が皆、実力を身に付けているところが青年の安定感と凄さです。並みの劇団とは大違いです。
さて、小坂が大使館に勤務しているかどうか、これについては私も分かりません。というか、私はどちらにせよ、彼女がそういう情報が手に入る立場にいたか、その情報源を持っていたというくらいで捉えていました。それよりも、むしろ、「自分の受け持ちはしっかり対処しているので大丈夫なのよ」という彼女の「自信」なり「自尊心の強い性格」なりを表現した部分の核の台詞であるということで理解していました。そして、付け加えるなら、彼らの計画性については、この連中、議論や相手を説得し論破するだけの論客ぶりに比べ、肝心の計画力や透徹した客観的な把握力について幼稚であり、あんまりたいしたことない。事実、肝心の管制塔奪取の前段階で海を数百メートルも装備を付けて泳いで渡るとか、そのアンバランスさが、個と集団という不安定なバランスと共にリアルに描かれていた点が、この物語の、可笑しさに満ちた言葉が飛び交う中にも、その底流には海の底の静かなうねりにも似た緊張感が交互に感じ取れるという個と集団のアンバランスの具象化が優れていると感じた次第です。
答えになっていなくて済みませんが、そういう大枠的な、というか、流れ的な見方で、私はこの物語を捉えていました。
それにしても、本作は前回2008年のアトリエ春風舎での初演では、オリザ氏自身もびっくりの
大人気を誇り、二度の追加公演(計3ステージ)を重ね、アトリエ春風舎史上、最高の観客動員を記録した作品なんです。だから、これだけ早くの再演になったんでしょうね。今回もチケット取れない人がかなり出ているそうで、追加公演が決まってますよね。きゃるさんのレビューの表題通り、本当に「観逃さなくて良かった!」です、はい。
重ねて、きゃるさんの詳細なネタバレを読んで、私も頭の整理に役立たせていただきました。感謝です。
2010/05/13 15:15
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きゃる |
きゃるさん
>あの中にCoRichユーザーがいたら気を悪くされるかも・・・と思ったけど、思い切って書かせていただきました。場内大爆笑という芝居ならかまわないんですが、ね。
私もまったく同じ考えでした。でも、こういうことも読んで欲しいとの気持ちもあり、私もあえて触れさせていただいた次第です。
おっしゃるとおり、その場の空気というのがありますよね。場内大爆笑というコメディ芝居なら、まったく構いません。でも、彼の大笑いは明らかに全体の空気を汚すし、他の方に迷惑ですので。
>わたしの真後ろだったので、耳元でビンビン響くのよ。
それは、それは。ということは、きゃるさんは下手ブロックの中段くらいということかな。私も下手ブロックの前の方にいたので、振り向いた厳しい視線の一人は私だったかも知れません。でも、あのグループのお方たちは特定できていますので、ご安心を(私が退席する際も、あの独特の大きな声でお仲間とおしゃべりしていたので)。
まあ、これくらいにしておきます。さて、私の方にもコメント頂き、ありがとうございます。それについては、そちらで。
ありがとうございました。
2010/05/13 14:02
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きゃる |
きゃるさん
ただ今、帰宅してシャワーを浴びて、パソコンにむかったところです。これから「革命日記」のレビューを書こうと思っていたところ、きゃるさんの「観てきた!」を発見。な、なんと私と同じ回だったんだと驚くやら、嬉しいやらで、とりあえず、コメントさせてもらいました。
だって、日付が入っているし、マチネだし。それに、
>常連客らしい中高年女性グループのけたたましく甲高い笑い声が響きわたり(笑っているのはその一角だけ)、劇の雰囲気を壊してしまうのがとても気になった。笑うのはご自由だけれど、もう少しトーンを抑えていただけないものか。
の記述。いやー、まったくもって同感(というか、極めて当たり前のマナー上の問題)であり、胸がスッキリしたので、まず、書かせて頂きました。それにしても、私も閉口しましたです、はい。ああいった、俗に言う「オバサン」笑いには。
あまりに気になるので、私も、その方向を見ました(本当は睨みつけたかった)。また、私の周りの方の何人かもその方向へ振り向いていました。でも、止めない。すごい根性?です。
たしかに中高年女性グループでしたが、大声を出していたのは、お一人だけでしたので、そういう場合、仲間の方が「ちょっと、あんた…」とか言って注意しないのでしょうか? それも唖然とさせられました。
ネタバレを開けたい気持ちを抑えて、これからビールを横に、自分のレビューを何とか短めに書きあげてから、じっくりとネタバレは拝見させて頂きますね。そのころに横にあるのは、ウイスキーになっていると思いますが(笑)。
一言だけ。凄い芝居でしたね。さすが青年団の本領発揮と言った具合。私も☆は間違いなく5個です。
2010/05/13 00:44
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しゅうこうさん
コメントどうもです。
はい、スピード感を楽しませていただきたく、参上します。
2010/05/11 23:10
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きゃるさん
ほんと、すごい反響ですね。「観たい」が50人近くにも達するって凄いです。ハマカワフミエさんは最近 15 Minutes Made で観たばかりだし、ワダ・タワーさんとか何度も観ている出演陣も多くて楽しみだけど、今回は、クロカミショウネン18 の人気ぶりの真相を探ることに焦点を置いて観てみたいと思います。
2010/05/11 22:53
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じべ。 |
じべさん、tetorapackです。どうもです。
私は、やっと初見が実現します。楽しみです。
2010/05/11 00:24
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きゃるさん
>あえて長文で説明したのは、tetoraさまには既にご理解いただいておりますが、あのやりとりの部分だけ読んだかたの中には、「親しい劇団には、特別な思い入れで書いているのか」と思われるかたもおられるのではという懸念があったからです。
その通りです。私もそう思いますが、常日頃から何回もやりとりしている当人以外にも、一見でこの欄を読む人もいるので、まさに、おっしゃる通りに、誤解ないよう記述して頂いて幸いです。
ネットって、たしかに便利だけど、そういう点がネットの難点であり、対峙しての会話と違うネットの限界というか、ネットたる所以でもありますからね。
>まあ、私は自分なりの観方をしてますが。夫は私の観方は面白いから、それでよいと言ってくれますが、確かに不快な人もいるでしょう。よけいなことを観察しちゃうので(笑)。
私も、きゃるさんのレビューをすごく面白く、「へー、そうだったんだ」と頷きつつ、いつも読ませて頂いています。また、自分が知らなかった一面や背景まで垣間見ることができ、大いに参考にさせてもらっています。感謝致しておりますです、はい。
逆に、私がちっとも面白くないと思うのは、どこが、どう良かったか、悪かったか、自分に合っていたか、合わなかったか、はたまた、この役者のここが好き、嫌いというようなことが全然書かれていないまま、ただ「良かった」「楽しかった」、あるいは「合わなかった」とかのレビューです。もちろん、それでも全く問題ないのですが、自分にとっては参考になりません。理由が読みたいんだもの。
ただ、劇団関係者や同業者の場合は、観てきた日時だけとか、まったくコメントなしの「観てきた」もありますが、それはそれで、「観たからね」というアイサツだったり、自分の記録のためだったり、また、論評を書けない立場や理由もあるのだし、それはそれで良しと思っています。
2010/05/09 13:01
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きゃるさん
またまたコメントどうもです。
>それは大切なことですね。この場を借りて、誤解のないよう申し上げておきますが、私とて~
ごもっともです。きゃるさんのレビューをいつも読んでいて、その点はがってん承知しておりますので、ご安心ください(笑)。
むろん、これは「私なんぞは~」と前置きして、私自身のこととして書いたことで、私は、広範に俳優さんや劇団関係者と仲良くなったりしてしまうと、もちろん、私的にその人本人には正直に指摘することはできますが、ともすると、私の性格上、こうしたサイトでは酷評しずらくなってしまうかもしれない(でも酷評するかもしれませんが)ので、そんなことを危惧することなく、自分としてはフリーハンドで書きたい、という意味です。言葉足らずでしたね。
>CoRichは俳優仲間や関係者の投稿が多いと聞いてますから、自分は感じたままを書きたいんです。
まったくもって同感です。
>実際、「あなたのように率直に書く人はCoRichはやめといたほうがいい」とも参加前に演劇関係者にも言われましたけどね。
あらら。率直に書かない人ばかりのコリッチになってしまったら、私は撤退します(笑い)。
意味ないもん。
>本当に情をかけるなら、長所だけ拾う書き方もあるとは思いますが、全員がそれだったら、当事者の参考にならないでしょう。
その通りです。特に私のレビューは、絶賛の評も酷評も、あるいは良い点も悪いと思う点も、ストレートに劇団側へ発信している書き方のパターンが少なくありません。コリッチメンバーの方からも、そうコメントを頂くことが何回もありました。私も少しでも参考になれば、あるいは次回からの参考にしてほしい、ということをストレートによく書いています。
>自分の場合は学生劇団のころから通ってるところが多いから、その時点で顔覚えられてしまってるのは、しかたないんですよ。思わぬ再会とかもあるし。
だから、知り合いの劇団でも、欠点を書くことはあるけど、逆ギレするような心の狭い知り合いはいませんねぇ(笑)。
レビュー読んでいて、よく分かります(笑)。でも、長年のお付き合いに培われたそういう関係って、正直、羨ましいです。まあ、私の場合は、なんせ観劇数が相当なので、時間的な忙しさもあり、そうした関係は「夢のまた夢」ですが(笑)。
>オルセー、わたしも行く予定です。美術展は大好き。
わぁー、嬉しいです。
>演劇関係者はもっと美術展に行ったほうがよいと思うの。参考になることいっぱいありますから。
私もそう思います。演劇関係者の方はバイトとかで忙しい人も多いと思うけど、やっぱり、そうした観賞の一時を持つこともまた、参考になることがいっぱいあると私も思います。
2010/05/09 01:16
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吉田さん
またまたご返事、どうもです。
>次の8月の公演では「構成の面白さ」で更に一つ上の段階を目指そうとも思っています。
構成のしっかりしているものは好みですので、期待してますよ。
2010/05/08 22:07
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きゃるさん
アキラさんのレビューは既に読ませていただいてました。たしかミラクルでの「更地3」ですよね。
☆4つで、なしおさんの一人コントを面白かったと褒めてましたね。
アキラさんが褒め、きゃるさんが推す(説得力ありありですよ)なら、確かな芸と信じられます。機会あったら、ぜひ観てみたいです。インプットしておきますね。
2010/05/08 01:04
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きゃるさん
>いえいえ、わたしは知り合いが出てるとか、必ず観に行くような劇団のチケプレには最初から応募しないんです。知り合いはその人のチケットノルマに協力してあげたいし。
そうでした。失礼いたしました(笑)。私なんぞ、やたらめったら数多く観ますので、俳優さんと馴染みになることはまずありません。でも、この頃、結構、覚えられてしまっていますが。たしかに、知り合いになると、人間関係ができて、そういうことになりますよね、人情としても。
おカネのこともありますが、それより私の場合は、未見の劇団も多く観たいし、なにより仕事とのスケジュール調整が厳しくなってしまうのが非常に怖いので。あと、私はできるだけ率直かつ詳細なレビューを旨としているのですが、あまり数多くの俳優さんや多くの劇団と親しくなると、その点でも、ちょっと書きづらくなってしまいそうなので、ほどほどの距離感でいたい方です。
>初見ではずれた場合は、悪いけど予定が空いてるとき以外はついついほかの有料公演を優先してしまいます(笑)。
分かります。私もそうです。あまりありませんが、初見なのに外れた場合、閉館間際の美術館(けっこう混んでなくて狙い目)や映画なんかに走ってしまいます。
脱線しますが、今月26日から始まる国立新美術館のオルセー美術館展2010「ポスト印象派」は8月16日までの会期中、10回以上は足を運ぶと思います。現地のオルセー美術館も20回近く行ってますが、私にとっては珠玉の美術展ですので。あー、楽しみだなぁ。大好きなモネをはじめ、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、スーラ、ルソー、ドニなどの作品たちと早く再会したい!
>最近、チケプレ実施成果もぼつぼつ出てきて、嬉しいです。
ぜひ今後も、よろしくお願い致します。私も恩恵に預かることがありますので(笑)。
「私と踊って」は、あまり期待しないでください(笑)。社の他の人に取られる可能性が高いので。でも、観られたら、いいなぁ。
2010/05/08 00:52
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KAE |
KAEさん、きゃるさん
お二人のやりとりに割って入って恐縮ですが、春風ひとみさんの一人ミュージカル「壁の中の妖精」のこと、知りませんでしたので、私も機会があったら、ぜひ観てみたいと思います。
というのも、『ナルニア国物語』の作者 C・S・ルイス=ジャック(加藤健一)と、アメリカの女流詩人ジョイ(春風ひとみ)との大人の恋愛を真摯に捉えた上質な作品「シャドーランズ」(加藤健一事務所)を今年早々、観に行きまして、春風ひとみさんに魅せられましたので、お二人のやりとり、しかとインプットさせて頂きましたです、はい。ありがとうございました。あっ、KAEさんは「シャドーランズ」ご覧になってましたね。レビュー、しっかり読ませていただきました。
>この舞台も、上演を重ねる度に熟成して、素晴らしい舞台に進化し続けていますから…。
素晴らしい舞台への進化を続けているって、すご~く魅力的です。そういうの、観たいです。
それにしても、言い得て妙の一言で、感服です。
失礼いたしました。お礼かたがた。
2010/05/07 23:56
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きゃるさん
コメントどうもです。
>オジサンに観てほしいと思ったのはですね、日刊ゲンダイの読者のオジサンは忙しくてふだん、あまり劇場に足を運ばない層がほとんどなんですよ。で、そういう人にたまにはこういう楽しいところに行ってみませんか、とオススメしたかったのです。
はい。よく分かります。ほんと、そうしたオジサンにも観てもらいたい爽やかレビューです。
>平日マチネばかり希望してるのに総はずれですね。
ありゃりゃ。私、有難いことに平日マチネはほとんど当選するので……。 分かった! きゃるさんなら、チケプレでなくても、きっと来てくれるとおもっているのでしょう。劇団側にお知り合いも多いと思いますし。
>大志がおありだからすばらしいですね。わたしの場合は単なるボケ防止程度?(笑)
いや、大志なんて【格好いいものではありませんが、でも、正直、そう思っているんです。自分がつい、2年くらい前までは商業演劇と有名な新劇の劇団くらいしか観ていなかったもので。小劇場系はいろいろ幅が広く、魅力的な劇団も多いですよね。半面、これじゃあなぁ、と思える自己満足型劇団も少なくないけど。でも、未見の劇団の芝居は、宝探し的な面白さがありますね。
>あと、人気劇団は黙ってても、お客さん来るけど、良質だけど、認知度の低い劇団は積極的に公演観にいって、情報もUPし、チケプレもお願いしてます。
ほんとm、きゃるさんのその行動には頭が下がります。私も、必ず読ませて頂き、参考にしております。感謝です。
>そうですね。そういうのを自分の場合、強引に載せちゃって、出演者の個人ブログに「HPないから困ります」と書くと、期間限定でも公演ブログを作ってくれたり、しばらくしてHPたちあげてくれたり、ってことがありますね。
そうですか、なるほど。ただ、舞踏の場合なんか、こうしたサイトをあまり意識していない、それこそ個人でやっている人が多く、もちろん、皆、仕事を持っていて、舞踏ファンの口こみだけで十分と思っている人が多いです。HPを持ってい無い穂とも少なくありませんし。それにしても思うのは、舞踏の観客は皆、馴染みで占められていて、公演後、必ずと言っていいほど、その場で打ち上げ的なミニ酒宴が開かれます。一人で初めて行った人など、たまったものではありません。というか、そういう人は演劇と同じように、すぐ帰りますが。このごろ、私も知り合いが出来ましたので、残りますが、最初はきつかったなぁ。
>ピナ・バウシュのチケットはとれましたか?とれないので、もしごらんになったら、tetoraさまのレビューに期待です。お願いします。
巨星ピナ・バウシュが逝ったことは大変に残念でした。ところで、ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団 の「私と踊って」(新宿文化センター他)のことでしょうか?
それなら、チケットはとっていませんが、もしかすると、とある招待チケットで私が見ることになるかも?です。観ることができたら、もちろん、アップしたいと思います。
2010/05/07 22:07
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きゃるさん
丁寧に、いろいろ教えて頂き、感謝、感謝です。また、書いて頂いたこと、本当に同感です。感じた個人差は有って当たり前なのです。数学ではないので、答えは一つでなくて、いいんですものね。読ませてもらって、気持ち良くなりました。
>なしお成のいるときの電夏をごらんいただきたいです。これに懲りずにまたお出かけください(笑)。
きゃるさんのお薦めなので、間違いないと思います。ぜひ、そうしたいと思います。
ありがとうございました。
2010/05/07 21:31
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きゃるさん
>古山憲太郎は不慣れなコメディーに出てほんとう、ボロボロになってたので、今回、ほっとしました。本来、ああいう持ち味の人です。
そうだったんですか。過去は知りませんが、今回は非常にいい味を出していたって確信持って言えます。彼の演技が全体を締めていましたよね。
>長井秀和は言語不明瞭が気になりました。幕開きで何言ってるか聞こえなくて。もともとああいうしゃべりかたですが。彼の場面が神保町花月の芝居みたいで、わたしには違和感がありました。どうせなら「うーん・・・まちがいない!」のギャグを入れてほしかった(冗談ですが)。
なるほど。たしかに台詞は不明瞭でしたね。私、下手端だったので、彼の台詞の真ん前が多かったので、何とか聞き取れましたが、おっしゃる通りです。あの医師の「浮き」さと比べて私の許容範囲と言った方が適していたかもしれませんね。「彼の場面が神保町花月の芝居みたい」とは言い得て妙ですね。たしかに、きゃるさんのいわれる通りが正解でしょう。私は、あの医師との対比で甘くなってしまったかな(笑)。「うーん・・・まちがいない!」は1回くらいの瞬間芸なら、ファンサービスとしてマジにあってよかったかも(笑)。
>作・演出家なのにきっちり重要な役で芝居してるって夫が感心してました。
本当ですね。私も、そう思います。凄いです。
2010/05/07 21:23
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きゃる |
tetorapackです。
きゃるさんのレビューに対する感想を、私のレビューに頂いた、きゃるさんのコメントへのご返事欄にて、合わせて書かせていただきました。ご笑読ください。
2010/05/07 17:43
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きゃるさん
コメントありがとうございます。
>座・高円寺初体験だったのですが、横幅にびっくりしました。真ん中の席だったので比較的声は聴きやすかったけど、確かに聴き取れない人もいました。また、今の私には暗い中での視線移動がコタえました。
目の方はいかがでしょうか。心配です。座・高円寺1はたしかに横幅がありますよね。ただ、公演によって、この横を一部デッド・スペースにしたり、逆に前後のイス席を増減したり、自由度はかなり効く劇場です。事実、何度も行っていますが、毎回、座席数は異なってますね。このホール内スペースを最も斬新に使って2方向観客席に仕立て、2回座席まで配したのが、こけら落としミュージカルの流山児事務所の「ユーリンタウン」でした。まあ、このサイゴは奥行きを殺していました(というか実際の演技スペースには使わない逃げ場的な使い方でした)が、左右は目一杯使ってましたね。だから、目線の移動には疲れましたね。私はチケプレでの下手端の前から2列目だったので、目線は動かさないで済んだものの、上手側での演技は見えにくく、それ以上に声がほとんど聞こえなかった。音響は明らかに悪かったですね。もちろん、役者の発声の問題もありますが。
>tetoraさまに古山憲太郎の出る芝居を観ていただく機会がもてて、嬉しいです。
いえいえ、もったいないお言葉です。きゃるさんがレビューで指摘されているように、自殺した父の後を継いで警察官になった昇の兄・大木肇役を演じた古山憲太郎については、気まじめそうでストイックな感じの役柄にピッタリはまってましたね。流石でした。
また、きゃルさんのレビューで、
「俳優では、自殺した警察官の遺児、大木昇の川元文太、昇の同級生でフリーター・須藤勇気の村田光、性的虐待から妹を救うため父を殺した湯田の林灰二の3人に実在感があった。自殺サイトの管理人でリーダー的存在の吉井怜は透明感あふれる演技で悲しみが観る者の心に染みとおる。デニーロ気取りの運転手、浮浪者、不気味な医師、3役を演じ分けた宮崎敏行が面白い」とありましたが、まったく同感です。ただ、演技が悪いのではないですが、演出上の問題として、あの不気味な医師にかんしてだけは、物語の雰囲気から外れすぎており、なぜが浮きすぎていたと私は感じた次第です。
この物語は、きゃルが上手い表現をしていたように、「現代を切り取った作品」です。である以上、あくまで私見ですが、いくら芝居とはいえ、また、暗い物語の清涼剤的な効果を担わせたという意図があるにせよ、あんな医師はいないわけで、私には、あそこまでの「ハメ外し」は少々、じゃまでした。
私としては、コメディアンとしてTVにもよく出演している長井秀和を秩父警察署の『灰色』刑事・松尾のキャラとして配したのはお見事で、このくらいの雰囲気が自然だったと思えました。もちろん、感じ方はそれぞれでいいのですが。その一方で、あと、林灰二は良かったなぁ。リアルで迫真の演技でした。
目の方、くれぐれもお気遣いください。なのに長文になってしまい、かつ、本来、きゃルさんのレビューの方に書くべきコメントもこの欄に入れさせていただき、失礼いたしました。
2010/05/07 17:25
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きゃるさん
コメントありがとうございます。
>たしか、電夏は初体験ですよね?
はい、今回が初見でした。
>「コントだけ見せてればよい」という声もありますが、本編があるから厚みが出るんであって、コントだけの公演なら、私も注目しなかったと思います。
これは、まったく同感。今回のコント的要素は、あくまで本編合ってのものですし、本編があるのでコントも光ったといえますです、はい。
>確かに長いですが、このシリーズの場合は観るほうの慣れもある、と俳優たちが言ってます。
う~ん、誤解かもしれませんが、その上で書かせていただくと、あくまで役者さんと作・演出は別ですが、ただ、「慣れ」た人しか良さが分からないとしたら、それは俳優たちのいうことは、自らの限界を表明しているようなものと思います。厳しい言い方ですが。たとえシリーズものであっても、一期一会ということもあり、イチゲンの客でも「わー、すごい」と唸らせる芝居を作・演出はもちろん、役者とて目指すべきと率直に思います。私は、その心意気とか情熱が好きなんです。
これまた、小劇場系演劇の作り手側には、ともすれば、「この作品は、なんたら、かんたら~えへん、ぷいぷい~」と、いっぱい理由づけをしたり、色相荘厳かつ意味不明な前説をお述べになったりしている場合がありますが、観てみると、結局、「分かんねー」と大声で叫びたくなる公演も少なからずあります。いわゆる作り手側のマスターベーション的作品です。あっ、この作品は違いますよ。要は観る側に分かりづらいとか、長いと感じさせるのは、明らかに作り手側は技量の問題と捉えて自己反省すべき立場だと思うのです、はい。
でも、そうした指摘に、謙虚にコメントを下さる劇団もすくなくなく、そういった劇団には、むしろ私は度量の大きさを感じます。
比較しては何ですが、最近観た「化粧 二幕」の渡辺さんなんか、この辺の意気込みがオーラとなって伝わるほど、もの凄かった。私は一幕というか「化粧」は観ていないのですが、この一期一会に五体が感動で震えました。別に渡辺さんのファンでもない私がです。
その上で、私は本編もかなりセンスの良い物語と評価したい作品です。だから☆4個の「お薦めマーク」付きです。
でも、それだけに長さというか、スピード感の足りなさが気になり、もっとコクとキレが欲しかった。実は、私も、前半の途中、ご主人のように、あやうくコクリとなりそうになり、目をこすって耐えました。ということは、やはり、改善の余地ありということだと思いました。
>ネタバレのないレビューもtetoraさまには珍しいですね。
いやー、申し訳ありません。多分、書いてた時間が時間だけに、アルコールが効き過ぎていたか、翌日の仕事を気にして、他の皆さんがかなり触れていそうなので、感じた点だけにとどめたのかもしれません(笑)。他意はありません。
2010/05/07 03:47
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きゃるさん
コメントありがとうございます。
>拝読したところ、今回は男性陣も活躍したみたいですね。
はい。でも男性陣と言うか、男性は豊島侑也くん一人の単独出演で、しかもヘアスタイルまで決めて、前回とは打って変わって、イケメンとしての出演でした。これが面白かった。
>このお二人、わたしも好き。直立不動のところも、感じわかるので同感。
そうですか、よかった。きっと工藤さんのバラードは演出も考えた末のノー・アクションだったんでしょうが、やっぱり少しは入った方が自然と思えました。なんか、素人が健気に精一杯、棒立ちで歌っているようにも見えてしまうので。でも、声は良かった。上手さでは緒川さんが群抜き。こちらは凄いアクションをしながらでも発声が割れずに語尾もしっかり聞こえるし、マイクの角度さばきも安定している。要は本格派ということです。
>チケプレ実現して、世のオジサンたちに少しは貢献したと自負してる(笑)。このショーはオジサンたちにはちょうどよい健康的で節度アル色気がありますもんね(日刊ゲンダイって女優を脱ぎっぷりだけで評価する点がキライですが)
日韓ゲンダイはほとんど見ませんが、そうですか、チケプレ生みの親(笑)ですね。
>このショーはオジサンたちにはちょうどよい健康的で節度アル色気がありますもんね
あー、まさに私もオジサンですが、そうなんです。これは「健康的で節度アル色気」ですね。だから男女問わず、好まれる。そう思います。逆に、俗に言うオジサンのためを意識して演出・構成していたら、女性の方々の反響は明らかに変わってくるのではないでしょうか。これは、オジサンもオバサンも、オニイチャンもオネーチャンも関係なく、楽しめる芝居だと本当に思います。まあ、オジサンが話の材料として扱われるのは世の常ですが(笑)。あらら、オジサンのざれごとでした。
>このところ、コリッチのチケプレは全滅・総はずれですもん。でも、「観たい!」はすべて観てるから懐が傷みっぱなし(苦笑)。
あらら、それは、それは。チケプレの件は何と言ってよいやら。皆が選ばなそうな曜日や平日マチネの回などを狙ってみたら、いかがでしょうか(笑)。
それにしても、「観たい!」はすべて観るってすごいですね。私も、ここ1年くらいは基本的には観る芝居を「観たい」に書いていますが、まずチケプレで試しに観てみようかなと思う芝居もありますし、ごく稀に、本当に観たいのだけど、どうしてもスケジュールが合わずに見られないけど、劇団側にその旨を伝えたい場合のみ、そうした記述で「観たい」を書くこともあります。でも、「観たい」という点では真実です。
もう一つ、私は小劇場系演劇の観劇(および観劇したいと思った作品の)記録についてはブログはもちろんやっていないし、日記等にも付けていない(とてもじゃないけど、その時間がない)ので、このコリッチだけが私自身のための貴重な記録データベースでもあるので、上記のようにしています。最近は、それでも9割以上は実際に観劇し「観てきた」に書いていると思います。また、劇場で何人かのコリッチ・ユーザーとお話しする機会がありますが、皆、それぞれの思いや自分流の利用術でコリッチを楽しく使っているんだなぁ、と実感します。コリッチって、そうした自由度があるからアクセスも多く、活性化しているサイトとしての魅力があるのだとも感じています。まあ、私自身は、私がコリッチに書き込みを始めた最大の理由である「一人でも多くの人が私も大好きな小劇場系演劇に触れて頂く、わずかな参考にでもなれば」との思いと、上記のようなことから、コリッチはなくてはならないサイトであり、大変、感謝しています。
あと付け加えると、商業演劇は、コリッチを利用し始めて以来、よほど感激したり、好評の場合だけ「観てきた」に書いているのです。実際は観ていても、諸事情から「観たい」「観てきた」とも書かない公演は、かなりあります。こちらは、自分で作った私個人のデータベースに感想を記入しています。舞踏公演も半分くらいの作品しか書かないかな。こちらは私が公演情報をアップでもしないと絶対に乗らない公演であったり、公演情報アップに欠かせないHPがなかったり、もしくは会場のキャパの問題でダイレクトメールで出す人にしか情報を発信しない公演もあるので、観ていても書かないものもあります。もちろん、舞踏はすべて、私個人のデータベースには記録してあります。
2010/05/07 03:09
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