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きゃるさん
>ああ、それはよかったですね。終演後、後ろの方の席だった人が、「何やってるか全然見えなくて意味わかんなかったよ」と文句言ってたので、後方の方はお気の毒だったかも。
そうだったんですか。それは本音ですから、すると私は、すごくラッキー組みでしたね。
>善意に解釈すると、劇中劇のほうはリアルにがっつり演じると本舞台との対比が出ないから、あえてキッチュな感じに見せたのかなーとも思いますが。
なるほど。たぶん、その通りだと思います。本舞台との対比。納得です。でも、これは単なる欲求かもしれないけど、もっと妖しくエロく魅せてほしかったなぁ(笑)。
>野口さんはあの独白に自分の舞台への想いをこめたつもりとおっしゃっておられましたが、それはわかるんですが、それなら、すごく観客の気分が高揚していかないと、ね。
まったくもって同感です。私、高揚しなかったです。でも、これって、きっと、野口さんのシャイさかな。自分の台詞で表現するよりも、初めて舞台に立つ少女の気持ちで語らせたかったのかも。
>「素で演じたほうがいい」という若松パパのアドバイスを聞きすぎちゃったかな(笑)。インタビューを読むと、絵里さん自身「素で演じるということ」にかなり戸惑いはあったようですが。
へー、インタビューにそうあったんですか。
>これは青蛾館25周年記念公演としては野口カラーが出てじゅうぶん意義ある作品だと思っています。期待感が大きすぎたのかも(笑)。
私もその通りで、期待感が大きすぎたのでしょう。実は、きゃるさん、私も純粋には星は3個半というところなんですよ。でも、どうしても、切り捨てることがしのびなくて、ぜひ、こうした劇を見慣れない人にもハードルを低くして観てもらいたくて、繰り上げの4個にした次第です。
2010/07/05 22:19
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きゃるさん
どうもです。
>tetoraさまのレビューを待っていました。ネタバレの感想ポイントは私とも似てる感じですが、違うのは☆は4つでお薦めマーク付ですね(笑)。私は3.5くらいの感じですが「演劇を初めて観る人を誘えるかどうか」というマークの趣旨からは、ちょっと違うかなと付けませんでした。
はい、きゃるさんの詳細なレビューも興味深く拝見しました。さすがお詳しいですね。でもって、基本的には、「これは凄い!」と太鼓判を押せる作品ではなかったですね。でも、とても美しく幻想的という感じがして、そうした雰囲気だけでも、あの舞台セットや衣装共々に、寺山作品や理生さんの作品に触れていただければ、と思って、悩みましたが、お薦めマークつけました。なんか、「アングラはどうも…」とか「もう古いよな」と敬遠される若い人の声を聞いたことあるので、「決して古くないですよ」といった私の思いも正直、あるのですが…(笑)。
>白縫劇場の「悪徳の栄え」の人形劇っぽいちまちま感はあえて狙ったものとも思えなくはないけど、ガッカリ。見えづらいかったですもの。筋を知らない人にはよけいに意味わからないですよ。
なるほど。まず、私は、ラッキーにも前から4列目のほぼ中央という良席で観させてもらいましたが、見えづらさはまったくなかったです。きゃるさんは最前列ということでしたが、一段と高舞台だったので、仰ぐようになってしまったかな?4列目くらいは、劇中劇の高舞台も、その他の場面も非常に観やすかったですよ。
でもって中身ですが、私もこの場面は「いまいち感」は強く感じました。リオさんの映画版は観ていないのですが、事前学習として、その粗筋や構成はしっかり調べてから観に行ったのですが、もっと、妖艶にやるべきと思いました。なんせ「悪徳の栄え」ですから(笑)。リアル感がないでした。でも、公営劇場だから、演出も考えちゃったかな?ここは、もっと悪徳のエロスの凄さを漂わせてほしかった(笑)。
>最後の若松絵里さんの独白が胸に響いてこないのはなぜだろう?
う~ん、私も心には響きませんでしたね。まとめた感じがしてしまって。上手く言えませんが、野口さんはもちろん、第1や第5など、あの数々の妻たちのアクの強さとこの劇そのものの世界観とはに明らかに隔たりがあり、独白自体が浮いてしまって、薄さが感じられたのではないだろうか、なんて私は感じました。
>寺山さんの世界の美しさは満喫できるのですが、感動が薄かったです。
舞台美術と衣装は素敵でしたが、それに尽きる感じ。決して配役は悪くないのに。
そうですね。感動は私も薄かったですね。ただ、半面、「舞台美術と衣装は素敵でしたが、それに尽きる感じ」とのご指摘通りだけに、その雰囲気だけでも、初心者の方はライトビール感覚で触れてみても良いのでは、とも私は感じた次第です。
2010/07/05 16:30
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ろくこさん
コメントありがとうございます。
前作も今回も、根底的には「人間って尊い、生きることって尊い」というスタンスに裏打ちされている。そんな平沢さんの脚本は、私は大好きです。
>これからも「劇団カッコカリ」共によろしくお願いします
はい、大いに期待しています。頑張ってください。
2010/07/05 00:00
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KAEさん
>了解しました。武版座頭市、いつか観ます。
はい、いつかで結構ですから、観てみてください。全く関係ないレビューへのコメントの際にでも、「そういえば…」的に書いて下されば幸いです。
>今日、「壁の中の妖精」、観てまいりました。やっぱり、ご覧頂きたかったなあと、非常に残念です。絶対、twtorapackさんの御気に召すと保障できるんですもの。
KAEさんの「観たい!」に、「これは、生涯の観劇歴の中でも、自分のベスト10に入る作品で、初めて観た日から、私の記憶の宝箱に大事に仕舞ってあります」とあったので、ビックリしました。
恐縮ですが、私と観劇の感性が合う点が多いと思っているKAEさんほどの方の「生涯ベスト10」となると、それはもう、絶対に秀作でしょう。
既に300回上演を超す春風ひとみさんの一人ミュージカルで、第28回紀伊國屋演劇賞・個人賞はじめ数々の受賞に輝く、珠玉の作品なんですね。春風ひとみが一人で語り、歌い、踊る、感動の2時間なんて贅沢で、うっとりしちゃうだろうな。
はい、私もこれは、チャンスがあれば、ぜひ観てみますね。情報入ったら、ぜひお願いします。
2010/07/01 23:03
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KAEさん
勝新さんの座頭市では、そんな体験をお持ちだったんですか。驚きました。そうならば、原田さんのこと、いやが上にも関心高まりますよね。
さて、その勝新さんの座頭市との違いの意味からも、できれはレンタルDVDででも武版もご覧になってください。というのは、実は武の作品は何作か観てるんですが、あまり自分には合わないというのが本音ですが、この座頭市だけは凄いな、新しい作風だな、と思えたので、もしご覧になっていたら、新国劇や日本映画にも詳しいKAEさんの感想を教えて貰いたかった次第です。
>これは、絶対行かなくちゃ!ポケットも好きだし、次郎長も大好き。これも新国劇で、何十回と観ましたから…。
そうですか。KAEさんの感想、今から楽しみです。
2010/07/01 14:31
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KAEさん
どうもです。
はい、この作品は、単純明快で難しいこと一切なし。日本時代劇の心に沁みる人情味と、エスプレッソのようなマカロニウエスタンのほろ苦さ、三猿(とくに弥助役=石田武=劇団の座長であり殺陣指導役)と悪役・新三郎の冴えた殺陣など、存分に楽しめたと思います。基本的にはベタだけど、笑いを絶えず、じ~んとするシーンもあって、心地よい娯楽時代劇でしたよ。
あと、レビューには書かなかったのですが、強く連想したのが「座頭市」。それも、勝新太郎のではなく、北野武の作品を思い出しました。あの作品は日本では賛否両論ありましたが、殺陣の凄さと、笑いの要素、途中に異例のタップダンスシーンを盛り込んだりと、なんか、この作品が参考にしたであろうことは強く連想しました。新三郎の突飛な描き方も、あの武の座頭市の突飛性に似ていたし。でも、この作品の基本は「人間味」ですから、肩がこらずに安心して観て、「あー、楽しかった」というタイプの良作だと思います。
また、殺陣は凄くいいですよ。この劇団、石田座長指導による殺陣教室も週1で開いていると当パンに書いてありました。
>次回公演は、要チェック致します。
次回は、9月だったかな(?)、中野ザ・ポケットで清水の次郎長一家を描く「次郎長サンダーロード」です。よろしければ、ぜひ。私もスケジュールが合えば、ぜひ観たいです。
>そう言えば、最近、マカロニウエスタン映画って、あまり見なくなりましたね。
ほんと、そうですね。上手く言えないけど、デジタル時代にある今、アナログの心地よさと懐かしさを感じます。この作品もアナログですよ。
>観たい劇団がどんどん増えるばかりで、心は逸るものの、自分の時間とお金の調整に苦慮しています。(笑)
これも、ほんと。同感です。KAEさんは高額の舞台もよく行かれるから。チケプレ、大いに利用させていただいちゃいましょうよ。私も、よく利用させて頂いています。
>でも、動けなくなったら観に行けないんだからと、勝手に自己肯定して、結局は、舞台中毒、治まりそうにありませんけれど…。(笑)
まったくもって、同じです(笑)。「できるうちに、やりたいことはやる」「行けるうちに、行きたいところは行く」「百聞一見にしかず」は、私もモットー(というか自己肯定)の一つにしています。もう一つ加えるなら「自分が楽しく輝いていれば、周りも楽しいはず」かな。なので、その逆の意味として、たとえ遊び心でも、他人をおちょくったり、自分が楽しくなりたいからといって、他人を言葉で弄んだりするようなタイプは好きになれない方ですし、そういう描き方の演劇も苦手です。
2010/07/01 00:28
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KAEさん
私の方こそ、楽しいミュージカル談義をできて、嬉しい限りです。また、マイ・フェア~の件、いろいろ教えて頂き、ありがとうございます。やっぱり、当面は、映画のオードリー(歌はもちろん吹き替えですが)版の世界を自分の中で大切にします。
>以前お話した、春風ひとみさんの1人ミュージカル「壁の中の妖精」、来月早々、あうるすぽっとで上演します。
そうですか。カトケンと共演された春風さんですね。いやー、7月上旬は厳しいなぁ。というのは、早くも7月上旬は、もう一コマも入らないほどスケジュールがパンパンなんです(笑)。せっかく教えて頂いたのに、すみません。またの情報、お待ちしています(笑)。
2010/06/26 01:18
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KAEさん
ひとつ書き逃したことがあるので、追加です。
>実は、私も、あの歌は大好きです。大好き過ぎて、自分が企画選曲した、ミュージカルコンピレーションアルバムに、2回とも入れてしまいました。1枚目は、吉野圭吾さんに、2枚目は、浦井健治さんに歌って頂きました。1枚目は、東芝EMIから、2枚目は、ビクターから発売している「ベスト・ミュージカル」というCDです。もし、機会があったら、是非お聴きになってみて下さい。
凄いですね。驚きました。
それで、追加なのですが、もう1曲、ミュージカルで凄く好きな曲があります。それはキャッツの「メモリー」です。ただし、これは、四季には申し訳ありませんが、断じて「NYブロードウェーのオリジナル・キャスト版」のメモリーです。NYでオリジナル・キャスト公演を観て、その透き通るように心に沁みるクリスタル・ヴォイスに打ちのめされました。レコード会社は忘れましたが、あのキャッツの猫の目をモチーフにしたジャケ写のLPを日本に帰ってきてから買い、何度も何度も聞き入りました。このメモリーに関してだけは、NY版でないと。
KAEさんは、キャッツおよびメモリーについては、四季版、どう思われてますか? 私は四季のも何度か観ていて、好きなのですが、メモリーだけはNYオリジナルが頭から離れないんです。
>ただ、コンサートなら、また開催できるかもしれませんので、その折には、是非、奥様と、聴きにいらして下さいね。(チケプレさせて頂くかも…)
それは嬉しい限りです。実現すると、いいですね。
2010/06/23 14:38
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KAEさん
ミュージカル系かどうかは分かりませんが、西田さんは、FUKAIPRODUCE羽衣第10回公演にも出ていたり、素敵なオールラウンダーですよ。
KAEさんのレビューともども、楽しみです。
2010/06/23 14:17
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KAEさん
嬉しいコメントありがとうございます。
ザルツブルクへ行った最大の目的は、ちょうどモーツァルト没後200年記念のザルツブルク音楽祭で、あのウイーンフィルが年末にコンサートをやる学友協会ホールにモーツァルトを聴きにいく事だったのですが、ザルツといへば、やっぱり「サウンド・オブ・ミュージック」の地でもあるので、日程を現地で変更し、6日間滞在するはずのウイーンに入る日を延ばしました。ナチスによるオーストリア併合、ザルツブルクへの進駐、そして、あの山越えによるスイスへの逃亡、そんな足跡をザルツから思いを巡らせたくなったのです。
さて、長女リーズルが電報配達のロルフと密かな恋仲になり、互いの愛を確かめ合いながらのひとときを過ごす「もうすぐ17才」、マリアが子どもたちと歌う「ドレミの歌」、さらにはトラップ大佐が昔を懐かしむかのように情感をこめて歌う「エーデルワイス」、さらには「さようなら、ごきげんよう」……。みんな、みんな大好きです。
>それ以上に、私のスイッチが入ったのが、「君住む街角」をお好きだという点。
わーい、KAEさんも大のお気に入りだったんですね。すご~く嬉しいです。いい年して、手放しで喜びたい思いです。
ヒギンズ教授の母親がボックス席を持っているアスコット競馬場に乗り込み、イライザの社交界デビューを果たそうと試みるも、上流階級の話し方こそ学習していたイライザがレースに熱中して下品な花売り娘の言動が出てしまい、さんざんな結果に。ヒギンズは母親にまで「人間でお人形遊びをしている」と罵られ、雪辱に燃えて自宅へと戻ったシーンの後、がらりと変わって、あの名曲が登場するんですよね。ボックスでイライザと同席した貧乏貴族の令息フレディ・アインスフォード=ヒルは、ヒギンズの家まで彼女を追いかけ、彼女に会えるまで玄関の前で待ち続ける決意で歌う「君の住む街角」、中学生の時に初めて「マイ・フェア・レディ」を映画を観て、この名曲に触れた感動は今も忘れられません。
オペラがはねたばかりのコヴェント・ガーデンのオペラハウス前、花売り娘イライザが売れ残りの花をさばくために駆けずり回っているところから始まる、この名画。コヴェント・ガーデンは今や若者のスポットに再開発されていますが、でも、一角に、花売りの場所も残っており、新旧の姿を漂わせてくれる素敵な街でした。
この歌が一番好きですが、「運が良けりゃ」 も「素敵じゃない?」も「スペインの雨」も「踊り明かそう」も大好きです。
なんか嬉しくなったので書いちゃいますが、私、オードリー・ヘップバーンの大のファンで、なかでも、「ローマの休日」と「マイ・フェア・レディ」が最高に好きです。「ローマの休日」も映画の名シーンの現場をすべて見たかったので、それを最大目的にローマにも行きました。このときは一人でしたが。中学から40くらいまでは無類の洋画ファンだったので、よく大好きな名画の地をたずねに現地へ行くこともしばしばやってきました。
>子供だった頃、「屋根の上のウ゛ァィオリン弾き」の映画に主演されたトポルさんが、来日公演されたことがあり、その時、最前列で、感極まってカーテンコールで、猛烈に拍手していたら、いきなりトポルさんが、舞台上から屈んでハグして下さったことがありました。
あの時の天にも昇る嬉しさが、これだけ、私を大のミュージカルファンにさせているのかもしれないと思います。
えっ、トポル主演の「屋根の上のウ゛ァィオリン弾き」はもちろん私も観ていますが、あれ、高校時代だった気がしてなりません。青春時代の淡いお付き合いをしていた方と一緒に観にいったのでよく覚えています。今、これを書きながら調べたら、ノーマン・ジュイソン監督、トポル主演で1971年の作品(私が観たのは高校2年の時)。「子供だった頃」とは、広義の意味での「子供」ですね(笑)。もちろん、この作品も大好きです。トポルさん、ほんと、素敵な俳優さんです。ジェームス・ボンド007なんかにも出たことあるんですよ。脱線して済みません。
「あの時の天にも昇る嬉しさが、これだけ、私を大のミュージカルファンにさせているのかもしれないと思います」。素敵な体験をもてて、ほんと、よかったですね。そうした体験って、とっても大切だし、その後の人生にもかかわりますよね。
ところで、「屋根の上のウ゛ァィオリン弾き」は森繁さんの舞台も観ていますが、マイ・フェア・レディは、日本の舞台があったら、今後、観た方がいいですか? なんか、今回のサウンド・オブ・ミュージック同様、私の中でのイメージが壊れるのが怖い気もするんですが。
>昔は、滅多に来日公演なかった代わりに、あるとなると、本物の方達がいらして下さったので、あんな素晴らしい舞台を、生で観られたのは、ひとえに父のお陰だったと、未だに感謝しています。
いいなぁ。そして、いい意味で、羨ましいかぎりです。私なんか「生の舞台芸術」のすばらしさを心底、感じ始めたのは、40を過ぎてからでしたもの。それまでは映画一辺倒で(笑)。
でも、KAEさんのレビューやコメントを読ませていただいていると、ミュージカルや舞台芸術に対する「熱い思い」が溢れており、今、私もそれに触れることができていることに、KAEさんに感謝しています。
2010/06/23 14:05
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アキラさん
アキラさんのレビューも、「うん、そうそう、そうですよね」を相づちを何度も打ちながら、読ませていただきました。楽しかったですよね。
でも、この四季の「サウンド・オブ・ミュージック」、まさか、アキラさん、KAEさんともどもレビュー出来たなんて、驚き、と、素晴らしい作品を同じく観賞できたこと、感無量です。
>思わず映画のほうのDVD買っちゃいました(笑)。
私はビデオソフトを日本の字幕入りとアメリカで勝ってきた字幕なし版の2つを持っていて、もう50回以上観ています。もちろん、ビデオの時代かほぼ終わったので、DVDに変えましたが。劇場での映画も中学1年の時に初めて観て以来、10回以上観に行ってます。名作って、何回観ても、いいですよね。なんか、その時それぞれの自分を思い出したりしながら、いつも、心が満たされる思いです。
>それで、舞台のほうを反芻したり。
まさに、私もそれをやると思います(笑)。
2010/06/23 12:52
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KAEさん
この間は、きゃるさんと単純ミスで表記違いをしまして、失礼しました。そのへんのことは、きゃるさんの所に書いておきました。凡ミスです。
さて、さっそくコメントありがとうございます。
はい、本当に名作って、いいですね。単純と言われようが、私、心底、そう思います。
>tetorapackさんに、「観てください」と、実は、念力掛けておりました。(笑)
KAEさんの念力が最後は私を劇場に向かわせたと思います(笑)。
>このところの四季はあまり好きでない私でさえ、あれだけ良かったと思えたのですから、tetorapackさんだったら、きっともっと感動されるのではと予想していました。
私は四季はけっして嫌いではない、というか、日本においては、いろんな意味で凄い劇団と思っているのですが、まあ、そんなことより、はい、これは凄くよかったです。感動しちゃいました。
>ねえ、子役さん達、素晴らしいでしょう?映画の子役さん達に引けを取らないと思うのですが…。
私も、けっして映画に引けをとらないと思います。いや、断言します。素晴らしかったです。
>先日、長男が大塚のサウンド・オブ・ミュージック・コンサートに出演したので、またこのミュージカルの名曲を聴いて、未だに、口ずさんでいます。
そうでしたか。でもって、これまた、びっくり。ちょっぴり恥ずかしかったので、これは書きませんでしたが、実は私も、帰路の電車の中で、あの名曲を声を出さずに口ずさんでしまいまして、少し声が漏れてしまったのか、お隣の人の視線を頂いてしまいました(笑)。でも、それくらい、いい気分で帰れたんです。
自宅の最寄り駅から自宅までの5分の道のりは、しっかり声を出して口ずさみました(笑)。なぜか、マイフェア・レディの「君住む街かど」も口ずさんじゃいました。あの歌、ほんと、大好きなんです。
>昔のミュージカルは、奇をてらわない感動作が本当に多かったですよね。
ほんと、ほんと。ミュージカルに精通していらっしゃるKAEさんから、そう言われると、私、とっても嬉しくなっちゃいます。
私なんか、「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台(お芝居の意味ではなく、その地のこと)をこの目で見たくて、妻とウイーンを旅した際に、わざわざザルツブルグにも3泊したくらいです。もちろん、マイフェア・レディの舞台も、コヴェント・ガーデンの青物市場跡やアスコット競馬場などの登場場所を、映画のマイフェア・レディのサウンド・トラック版のカセットをウォークマンで聞きながら、これまた妻と2日間かけて歩いたこともあります。それくらい大好きなので、本当に今回は観て良かったです。
KAEさんの念力に感謝します(笑)。
2010/06/23 00:14
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きゃる |
きゃるさん、KAEさん
>tetorapackさんがたまたま2人へのコメントのレスが重なったための単純な書き間違いであって、人物像を混同しているわけではないと思うので。どうかお気になさらずに(笑)。
いやー、まったくもって、その通りなのです。実は、私にとって、帰宅してシャワー浴びて、シュポッとスーパードライをたしなみながら、いろいろと未知の事柄を教えて頂けるお二人のレビューを読むのが、珠玉の一時なのです。だから、お二人には、とっても感謝しています。
でも、私がコメントしている時刻を見て頂ければお分かりのように、かなり酔いがまわっていたりする時もあり、たまたまお二人のレスが重なったため、単純にミスしてしまいました。したがって、内容&メッセージの中身はあくまで、きゃるさんに対して書いたものです。大変、失礼いたしました。
>(KAEさんのコメントから)きゃるさんとは、たまたま同窓であることがわかり、きゃるさんが、私の父の劇評を愛読してくださっていたというお話も伺い、個人的には、大変嬉しいお言葉をたくさん頂きましたが、コリッチでのレビューの書き方や、この場所に対するスタンスはずいぶん異なっていると、自分では感じているのですが…。観る舞台も、ほとんど被らないし、応援している劇団も大分違うように思うので、どうして間違えられたのか、ちょっと不思議に思ってしまいました。(笑)
たまたま同窓って、凄いですよね。それを初めて読んだ時は、ビックリしました。また、KAEさんのお父様の下りも、びっくりでした。でも、本当に、お二人については「コリッチでのレビューの書き方や、この場所に対するスタンスはずいぶん異なっていると、自分では感じているのですが…。観る舞台も、ほとんど被らないし、応援している劇団も大分違うように思う」とKAEさんがお書きになっているように、私もそう感じていました。お二人の違いは明々白々です。
だからこそ、私にとっては、お二人のレビューを読ませていただくのが、何よりの「酒の肴」なんです。いや、失礼、でも、お二人のレビューや私に頂いたコメントを読んでいると、何故か、とっても酒がおいしく、楽しいのです。また、知的にも凄く刺激を受けるのです。一日のエンディングがよい気分でフィニッシュ出来る感じで。
作品の好みや評価、また相性がいい劇団や作家などは、私も含めて皆、違っている部分もあって当然で、その上で、私は、お二人から、凄く刺激を受けさせて頂き、ハッピーです。
ということで、お二人には感謝です!
2010/06/22 22:47
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アイハラさん
いえいえ、単に歳を重ねているだけです。
でも、どういった芝居になるのか興味が募ります。
はい、楽しみに観させていただきます。
2010/06/22 16:00
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アキラさん
お久しぶりです。ご丁寧にありがとうございます。
岩田くん、やっぱりミスコンの実行委員でしたか、よかった。
でもって、当パン、私の席のは抜け落ちていたのかな、と思いきや、あっ、ありました、ありました。
アキラさんの言われる通り、ていねいな配役表、載ってましよ。
これは、これは、きゃるさんだけでなく、バナナの関係者の方々にも失礼いたしました。
私は、時間が許す限り、早めに行って、できるだけ席も観やすい席にこだわる方なのですが、開演前に置きチラシをチェックし、既に持っているチラシと、その場で初めて目にしたチラシを分けて、入らないのは置いて帰ることもしばしばありますが、どういうわけか、他のチラシに紛れ込んで自宅に持って帰ったままでした(笑)。
2010/06/21 21:53
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きゃるさん
あらら、そんなこと言わずに、チャンスがあったら、1度くらい観てみてください(笑)。
>まー、tetoraさまは女の子がお好きだから・・・。
あれれ、そう思います?(笑) 私、しっとり系で理性的な大人の女性のほうが…(笑)。
でもって本題。岩田くん、え~と、電動夏子安置システムの彼ですよね。彼は……。あらら、顔はなんとか知っているけど、あれれ、あんまりよく覚えてな~い(笑)。たしか、ミスコンの実行委員会みたいな役だったっけ? 男性の出演陣も半分以上はミスコンに参加する役で女装して、ミニスカ姿だったり、ロングドレス姿だったりでしたが、彼は女装でなくカラージーンズだったかな(自信なし)。ごめんないさい。とにかく彼も、彼以外も、全員、ぶっ飛んだ演技だったことは事実です。絶対的確信で言えることは、この劇では、上手い下手なんて点から、出演陣のだれ一人、評価できないということです。ただ、彼に限らず、全員がパワー全開なので、すごく小気味よかったです。
また、女優陣についても、実は私、誰一人として、顔と名前が一致するするほど、名前を覚えている役者さん、いないんです。覚えようともしませんが(笑)。当パンにも、キャストは出ているけど、配役評なんてないんですよ。劇中の名前すら出ていません。もっとも、書かれていても、名前呼ぶシーンなんて、爆音にかき消されて、聞き取れないでしょうから、ちゃんと把握できないと思いますが。
それよりも、、日替わりゲストが「おはぎライブ」でどうなのか興味津々で、私も好きな女優さんの佐藤みゆきさん(こゆび侍)か、「えっ、この人がおはぎライブ?」という意外性から津留崎夏子さん(ブルドッキングヘッドロック)のどちらかの回にしたかったのだけど、あいにくスケジュールが合わずに、私の回は男性ゲストでした。
とにかく、今回は、学園内のミスコンの消えた優勝者をめぐる、いくつもの思惑が炸裂するハチャメチャな物語というような感じですが、その筋たるや、台詞がほとんど聞き取れないので、もうどうでもいいや、って感じで観てたし、男女問わず、誰が良いとか、魅せてくれたとか、そんなことも眼中になく観てしまう劇なんです。「元気」印のパフォーマンスの集団力ですね。そう、集団力。
だから、細かいところなんて、バナナに関しては、気にしていたら身が持たない、能ミソが持たない、って感じです。とにかく客席まで、いろんなものを持ってくるし、私なんぞは最前列を避けて2列目で観ていたのに、なんと私の膝の上に、女優さんが来て、お尻を落としてお座りされちゃって、感激、いや「驚き」でした(笑)。
私も他のメンバーの「観てきた」も読ませていただきましたが、誰一人、物語の筋や、物語としての良し悪しなんて解説する人いないでしょ。そういう劇です。
2010/06/21 00:50
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きゃるさん
>ただ、大根さんという作家は以前も書いたように、不愉快になるようなことを狙って書く人ではないので、あまり悪く解釈していただきたくないとお願いしたいですね。
>昨年の「ヒットパレード・スペシャル」の私の詳しいレビューについてtetoraさまも好感をもたれたからコメントをくださったのでしょうし、ああいう作品も書く人なのですよ。
はい、そう思っていますよ。ご安心を。
きゃるさんも今回の作品は、あまりお好きでなかったようですが、私も、あくまで、この作品に限っての印象が、どうにも、やるせない思いにさせられ、心が暗くなったというだけのことです。
ただ、冒頭のレビューで書いた通り、けっして愚作でも、演技がヘボい芝居でもありませんし、構成的にも上手くできていたと正直、思いました。
大根さんという作家に対しても、私は全く知りませんが、これで私が固定した感覚をもつことはありませんから。この点もご安心を。作品ごとの合う合わない、好き嫌いは、作家にしても、劇団にしても、しごく当然のことですので。文学座などは、私にとっても、その最たるものです(笑)。
また、機会があったら、きゃるさんがレビューした昨年の「ヒットパレード・スペシャル」のような芝居を私も観てみたいです。
2010/06/20 23:35
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きゃる |
きゃるさん
>ところで・・・コメントの宛名が「KAEさん」になっているのですが、錯覚してませんか(笑)
うー、大変失礼いたしました。浄化ならぬ「同化」しちゃって、いや、申し訳ありませんでした。
彩星さん
どうもです。
>お話の中にでてきた劇団阿彌の公演「青いクレンザーの函」が7月にありますので、おすすめします。
はい、存じています。シアターバビロンの今度のフェスタですね。もう少しスケジュールが見えてきたら、検討したいと思います。
2010/06/19 23:46
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きゃるさん
いったん、アップしましたが、また急ぎ打ちで誤植があったので、一度消去し、修正してアップしました。こちらを読んでください。
アルコールをたしなみながらの記述だったので、いつものように誤字もあったり、説明不足もあったりで、恐縮です。私が受け取った印象をもう少し詳しく書いておきます。
まず>野関係を壊す理由は、「夫婦関係を壊す理由」の誤植です。
さて、私の私見というか、私が受け取ってしまった印象では、この弁護士は、口ぶりとは裏腹に他の人間が自分より劣っていることで自分の優越感に満足し、それを励みに暮らしている人格に映りました。被疑者の夫との友人関係にしても、根底は同じ。以下、勝手にかもしれませんが、私が請け負った印象を書きます。
最初に被疑者の女性に拘置所内で接見するシーン。友人の妻を励ますように「すぐ出られるように努力している」と笑みを向け、柔和な一面をのぞかせる。そして、場転し、友人の家で「奥さん、手紙を欲しがっていたぞ、最初のデートのことでもいいし、書いてやれよ」と、これまた友人に優しいそぶりを見せる。そうして、友人が同意し、妻への変わらぬ愛情を二人の出会いなどを通して記す手紙として書き始める。それを弁護士が横から見ると、「見るなよ。お前は酒でも飲んで、待っててくれ」と吟醸酒を勧められ、友人が用意している最中に、まず手紙を盗み読みする。この辺からなんか弁護士の変質ぶりが提起される。
その後、二人の問答で、友人の字体に独特の癖があり、実際、弁護士の手帳にかかせたりするシーンが伏線としてまぶされる。書き終え封印された手紙を友人から渡された弁護士は、自分の背広でなく、最初、友人が座っていた椅子に掛けてあった背広の上着(友人のもの)の胸ポケットに入れてしまう。これは酔いのせいか。
もちろん、中央のシルエットシーンだったでしょうか、手紙を探す演技もありましたが、ただ、問題は、必ず渡すと言った夫が書いた手紙ではなく、場転で中央のシルエットになる場所で、弁護士が手紙を勝手に友人になり代わって自体もまねて偽造し、妻を落胆するであろう内容の手紙に自ら書き換え、接見で妻に手渡したということ。夫の手紙を本当に渡したいなら、「この間、書いてもらったのですが、どこかに落してしまって……次回は必ず」とかになるはずです。
さらに弁護士が「やつの字、癖がありますよね」とバレていないかを質すと、妻は「あまり夫の字なんて見ないから」とその手紙を見ながら顔色を変え、当初、用意し「私も書いたんです。これを夫に渡してほしい」と弁護士に手渡した手紙を「やっぱり返して」と引きとり、その場で、目には目をと、これまた夫をなじる手紙を走り書きする。
拘留期限の延長や、妻が自分の無罪の立証に有利になる状況証拠(犯行時刻に現場と逆の方向の銀行へ通帳記入に行き、その日時を記した通帳が整理ダンスの引き出しに入っていること)を思い出し、「このことを検察側に話してください」と言っても、のらりくらりの返事で、実際は誠意を持って動かない。
そして、夫の家に場転するのだが、この途中、また中央のシルエットシーンで、こんな行動をとる弁護士の意図=つまり自分より能力的にも容姿でも劣っている友人が職場ナンバーワンのマドンナを落として妻にめとってしまったという、自分にはできないことを実現してしまった友人への激しい嫉妬心、プライドなり自尊心なりを傷つけられたことで潜在的な友人夫婦への屈折した嫌悪感から、夫婦関係を壊したいという行動に出る心理が表現される。
事実、夫の家のシーンでは友人が「俺の手紙見て、妻はどうだった」と問いただしても、「まあ、神経は拘置が長くなって高ぶっているけど、喜んでいたよ」なんてウソをつく。
まあ、私としては、その上に、友人の妻への男の思いがあるかとも思って書いたのですが、よく考えると、そこまではどうか分からりませんが、ともわれ、自分が成し得ないことを自分より脳細胞が単純が人間が果実を得てしまうことへの屈折した嫉妬心であることは間違いないと思います。
さて、その後、夫が妻に接見し、二人だけで会話する。当然、弁護士の偽造手紙がもとで、二人は罵り合いとなる。ここでは、この夫婦の仲でも、夫がフェチで、妻に奇妙なアキバ系衣装を着せていたりしたことなどの姿も浮かび上がるが、妻への愛情が消えた夫はもはや、こうした自分の一面を知られまいと、妻が新たな証拠(銀行通帳)を思い出したことなどから、やがて捜索当局が自宅の再捜索に訪れる前に荷物を実家に送ろうと躍起になる。
そこへ訪れた弁護士の前で、とにかく片付けもしない一人暮らしで散在する様々なものや衣類の中で、自分の上着の胸ポケットから、最初、自分が妻にあてて書いた手紙を発見する。当然、となると、自分が拘置所で妻に接見し罵倒し合った際、妻が口にしたことも、すべて、別の手紙を読んでのこととなり、それを「これは?」と弁護士に問いただすと、弁護士は「あっ、そ、それは……」と発し、この物語が終わるのです。弁護士が妻にあてたのはエラー・メッセージではなく、明らかに悪意による偽造メッセージであり、これは許せない不愉快さが感じられました。
たしかに、これまた物語に幅を持たせようという狙いからか、途中で、この夫婦の慣れ染めが、重い荷物をいくつも持って今の夫とぶつかり、その時、とっさに食事でも、と誘ったことに快く「はい」と妻が応えてくれたことが二人の始まりだったと弁護士に語られたことも実は事実と異なり、社の飲み会でぐでんぐでんに酔った妻とお決まりのラブホ行きと言うのが事実だったとかのブラックさも明らかになり、弁護士が嫉妬に駆られる二人の慣れ染め、そして弁護士が妻に感じている女性像とは時際の妻は違っていたことも弁護士にとっては誤算となるのだが、いずれにしても、こんな物語の描き方は、私は嫌いです。
>tetoraさま、あの奥さん以上に怒ってイライラしてご覧になってたんでしょうね。いやはや(笑)。
あらら、そうかも知れませんね。でも、やっぱり、私としては上記のように感じた次第です。でも、頭の中がイライラ充満状態であったのは事実なので、私の読み違いかも知れませんが(笑)。
でも、読み違いだとしたら、この第2話のテーマは何だったんでしょうか? きゃるさん、教えてください。
2010/06/19 18:03
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KAEさん
>お隣の男性もtetorapackさんも、私も、睡魔に襲われた瞬間が一緒だったみたいですよ。(笑)
ほんと、皆さん、同じ場面でとは(笑)。
>世田谷パブリックも、1階席は好きですが、2階、3階の2列目以降は、苦手です。(笑)
実は、私は世田谷パブリックは結構行ってますが、2階、3階はまだ1度も経験がないんです。1度だけ、時間を1時間違えて遅刻し、好意的なスタッフの方のおかげで、本来の私の指定席でなく、1階のほぼ最後尾で観たことありますが、最後尾は何かコーヒースタンドの椅子見たいにやや高い椅子だったのでビックリしました。そこは観やすいのだけれど、やはり舞台が遠く感じました。
2010/06/19 00:33
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