空気ノ機械ノ尾ッポ(演劇)
東京都設立:1997年
空気」は、たくさん、いっぱい私たちのまわりにある。いっぱいに広がる空気を作る「機械」は、ギリギリと音をたて、ひっきりなしに働いている。仕事をし続けすぎて至る所で行き詰まりを感じている。その「空気の機械」に不用意に小さな「尾ッポ」が付いている。ウサギの尾ッポに少し似ている。なんとも可愛らしい尾ッポだ。実際に無くても機械にはなんの問題もないだろう。しかし、尾ッポの無いウサギを見て、何とも悲しいように、尾ッポが無ければ何か物足りなく感じる。空気の機械は尾ッポの事など忘れているようで、ギリギリ、ギリギリ、仕事を続ける。だからこそ、尾ッポは小さいながらに大きく左右に揺さぶっている。空気の機械に届くようにと願って。「空気ノ機械ノ尾ッポ」と聞いて、「何にも無関係だけれども、なんだか可愛い…」と感じてくれたら、とっても嬉しい!です。
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