クラゲの観てきた!クチコミ一覧

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空いっぱい

空いっぱい

アンティークス

OFF OFFシアター(東京都)

2010/07/01 (木) ~ 2010/07/05 (月)公演終了

満足度★★

う~ん…。
劇団初見です。下北沢に観劇は今までも来ていたけど、たぶんこの劇場も初です。

チラシの雰囲気に惹かれていたので期待していました。でも、作品は嫌いではないけど、どの登場人物にも感情移入ができませんでした。あの状況だったら、観ていてもっと心が動きそうなのですが…あまりにも登場人物たちの関係性が変わりすぎるからなのかな?

時どきはさまれるギャグも私にはあまり笑えず。あの歩き方になんの意味があるの?とか、観ながら心の中で突っ込みを入れてしまっていました。

なんでしょう…こういう話が嫌いな訳ではないんです。でも、物足りなく感じました。
ラストシーンは素敵でした。

Re:トライカクテル

Re:トライカクテル

けったマシーン

小劇場 楽園(東京都)

2010/12/16 (木) ~ 2010/12/19 (日)公演終了

満足度★★

世界に入れませんでした。
登場人物に感情移入できるかどうかが私にとって重要なのですが、主人公の三田は不器用な男という設定だけれど、無気力・無感動な感じでまったく共感できませんでした。役として登場はしない彼女が、どうして彼に惹かれたのかがまったく分からないです。小説云々…の説明があっても。
元同僚の上司も、ただ嫌な男というだけでふくらみがないし、バーのマスターやバイト、奥さんにも残念ながら魅力を感じることができなかったので、常に距離を置いて眺めている感覚でした。
書きかけの小説の登場人物が出てくるというのはよかったです。

リアルな芝居とシンプルな舞台というのは分かりますが、カウンターの板の繋ぎ目が段差になっていることや、イスも足をのせる台が高い位置にあって、役者さんがみんなそこに足を置いて座るものだから見ていてキレイではありませんでした。そういう細かいところが気になりました。

最後の展開もう~ん…面白さとか感動とか、余韻みたいなものがなかったです。上演時間は短いのに、退屈に思う時もありました。クリスマスものだから素敵な話かなと期待していましたけど、ちょっと残念でした。

ネタバレBOX

私も執筆活動の経験はありますが、リストラされた三田が、今度こそ作家として本気に活動を始めるのかと思ったら、振られた彼女を振り向かせる為というのに納得がいきませんでした。自分のことを書くというのが実はとても大変なことだという編集者の言葉には共感しましたが、それができる作家として夏目漱石・太宰治・芥川龍之介の3人を挙げたのにはしらけてしまいました。

マスターと編集者の奥さんの赤ちゃんを巡るやり取りなどコメディ部分もありましたが、あのネタでは笑えません。最後に三田がサンタの格好で走る姿を長く見せていましたが、あのシーンも笑いをとりたいのか感動させたいのかが掴めずリアクションに困りました。

細かいことばかり指摘して申し訳ないですが、それに客商売の人は、普通お客さんが話した内容を、どういう関係かも分からない他の人間にベラベラしゃべらないですよ。それがキッカケでトラブルになっても、責任を感じている訳でもないし、三田も怒るとか何か感情を表すということもないですしね。リアルな芝居を目指しているようですが、リアリティがありませんでした。
しんぷる

しんぷる

LIVELIKELIFE

APOCシアター(東京都)

2013/04/03 (水) ~ 2013/04/07 (日)公演終了

満足度★★

しんぷる
評判が良さそうだったので楽しみにしていましたが、ちょっと展開に首を傾げてしまう部分が多くて、あまり入り込めませんでした。
好きな役者さんたちが出演していたのですが、どうしたのかな?と観ていて思ってしまう方もいました。
設定や状況を説明するセリフが多すぎるので、そこをもっと削って自然な流れとして見せてくれればもっと面白く観れたと思います。逆に疑問を感じていた部分は何も説明がなかったので気になりました。
可愛らしい映像を使っていたのは好きでした。
1番好きなシーンは冒頭にあった老婆の語りのシーンです。老婆の出てくるシーンはとても印象に残っていますし素敵でした。

「マンハッタンの女たち」

「マンハッタンの女たち」

〜Alternative Project〜 THE 座

要町アトリエ第七秘密基地(東京都)

2012/09/28 (金) ~ 2012/09/30 (日)公演終了

満足度

苦手な話です
苦手なタイプの作品なので、直前まで観に行こうかどうしようか迷いました。でも藤堂さんが出演するので観に行きました。
フライヤーを手に入れた時から「ああ、これは私には無理だな」と思っていました。

会話劇ですが、女性3人の考えや想いもイマイチ分からず、デュークやボブにも話の展開にもついていけませんでした。
一生懸命理解しようと思いながら観ていましたが、やはり分かりませんでした。

すみません。この手の話は苦手なので評価が低くなりました。

その王国の夜は明けない

その王国の夜は明けない

シアターノーチラス

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2010/11/26 (金) ~ 2010/11/28 (日)公演終了

満足度

受け入れられなかった
初見です。劇団名は知っていたし、作品のタイトルに惹かれて観たいなと思いました。
でも、私には合わない作品でした。
喫茶店の従業員たちの言動や店長の態度など、愛情が感じられず観ていて疲れてしまいました。
コリッチで高評価の方たちのレビューを読めば見方も変わるかなと思いましたけど、やはり私には良さが分かりませんでした。

ネタバレBOX

最終的に従業員たちが反乱を起こす動機も納得できなかったですし、結局店長がお店を開いた理由も「小説を書きたかったから」であって喫茶店への愛はないし、しかも物語そのものが店長の書いた小説の中の出来事だったというオチで、お店を大事に思っていた店員は創作…。
なんだかすべての言動に裏切られてしまった気分です。
ながぐつをはいたねこ

ながぐつをはいたねこ

柿喰う客

三重県文化会館(三重県)

2011/02/19 (土) ~ 2011/02/20 (日)公演終了

ネット配信で楽しみました。
実際に劇場へ足を運んで観たわけではないけれど、でも書いておきます。
フライヤーを手に入れて「絶対観に行く」と思ったのに地方公演だったので諦めていました。東京でも再演してくれないかな~え、ネット配信してくれる?ということで千秋楽を視聴しました。
柿喰う客は「愉快犯」でファンになったばかりなのですが、やはり面白いですね。猫のメイド服姿やポーズ、台詞まわし、とても好きです。
定点カメラでの撮影だから表情などは分かりませんでしたが、照明の使い方も素敵でした。子供たちもとても楽しんでいましたね。
終演後の落語も面白くて、パソコン画面を見ながら笑いました。
また東京公演を待っています。

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