晴レタラ、見エル。~僕がBUSANであれでして~
グレコローマンスタイル
西鉄ホール(福岡県)
2014/06/20 (金) ~ 2014/06/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
器用な2カ国語芝居に感激
韓国語まったくわからず知識もなく観劇だったけど、器用に2カ国語を話し分けながら絡み合って行く器用さと繊細さにびっくり。これ韓国でも同じスタイルでやるって、すごいな!
鏡池物語
野外劇団楽市楽座
筥崎宮(福岡県)
2010/09/12 (日) ~ 2010/09/18 (土)公演終了
満足度★★★★
投げ銭がサイコー
座席に用意された色とりどりの折り紙。これに小銭を包んで、よい台詞やよい唄のときに、舞台に投げる!舞台上がだんだんお花畑のようになるという演出が素敵で、気が付けば小銭をぜんぶ投げ尽くしていた!なんにも考えずに楽しめて、きちんと味や個性を受け止められる、エンターテイメントの原点、初心に還った気分になりました。
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sway
cafe sones(福岡県)
2010/08/10 (火) ~ 2010/08/10 (火)公演終了
満足度★★★★
描きたいのは「心の描写」
なにかとてもわかるような、特殊なような、そんな心模様を描くことに、脚本も演者も重きを置いている感じ。ストーリーとか、演者の魅力とか、よりも、その、描きたい「心の描写」がハッキリ、くっきりしているので、ほわっとした内容なのにとてもクリアな手ごたえ。次作の、ソネス寄席の落語もその持ち味そのままに。楽しみです。
『スピーカー』 ※土曜完売、日曜残わずか!!
グレコローマンスタイル
大野城まどかぴあ(福岡県)
2009/10/08 (木) ~ 2009/10/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
ストイックでグッときた
音楽も衣装もシンプルで、「究極の状況での人との繋がり」について表現するというストイックさ。またそれは共演者同士が最後まで一度も顔を合わすことなく演技を一人で完結させるというストイックさも併せ持っており、表現者としての高いモチベーションを求められるものであったと思う。
また、男同士だからグッとくるというシチュエーションもうらやましい。女同士ではこんなふうになかなか描けないもんなー。
『第三章』全席指定席公演!
グレコローマンスタイル
ぽんプラザホール(福岡県)
2009/07/07 (火) ~ 2009/07/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
右脳も左脳もフル回転!
人物相関図と設定と展開に左脳をフル回転!小気味よいセリフ回しとテンポよい展開に右脳もビンビン!作品や役者のクオリティの高さと、「めざすところの高さ」が決定的に違う!と感じました。
『恋ぶみ屋一葉』
博多座
博多座(福岡県)
2008/10/03 (金) ~ 2008/10/25 (土)公演終了
満足度★★★★
朝倉摂の舞台美術に感動!!
杉村春子のために書き下ろされた同作品を、江守徹が大切に浅丘ルリ子味に演出。時代背景や舞台転換も魅せる、朝倉摂の舞台美術になにより感動!!大掛かりにもかかわらず、細かいところまで作りこんだセットに、朝倉摂の「愛」を感じました!
六月博多座大歌舞伎
松竹
博多座(福岡県)
2008/06/02 (月) ~ 2008/06/26 (木)公演終了
満足度★★★★★
達陀すげー!!
34人の僧侶の力強い群舞はマッスルミュージカルのよう!大迫力!金銀赤の鮮やかな紙吹雪が延々と降り続け、まるでQUEENのライブのようでした。
昭和42年初演の新歌舞伎、照明や楽器・謡も工夫が凝らしてあり、「これが歌舞伎??」と驚きました。
幕見なら1200円という安さと18時すぎから開演という気軽さも魅力!
吸い込まれてしまいそうでした!
ヤマトタケル
松竹
博多座(福岡県)
2008/04/03 (木) ~ 2008/04/26 (土)公演終了
満足度★★★★★
いよいよ千穐楽
スーパー歌舞伎の処女作であった「ヤマトタケル」のリメイク。その後のスーパー歌舞伎作品よりずいぶんと歌舞伎のよさをふんだんに取り入れている。中でも、終盤の、義太夫節にのせての舞が幻想的で素晴らしい!梨園の血筋ではない者が多いオモダカ一座では、歌舞伎の中で現代劇で使用されるような「演技」をする者が多いため、観客の心にダイレクトにドラマが響く。また、「気を飛ばす」ことを技術として重んじる猿之助の教えを守り、見得に限らず決め台詞の場面においても、ビンビンに気が飛んでくるのを感じるのも愉しい。
ダブルキャストの右近と段治郎、二人の「ニン」の違いを活かした魅せ方の違いもとても勉強になった。エンターテイメントとはいうけれど、織り込まれた人情噺や悲恋がとても丁寧に描かれており、とても胸を打たれた。
グレコローマンスタイルの『ガチ!!』
グレコローマンスタイル
=antena=(福岡県)
2008/04/18 (金) ~ 2008/04/24 (木)公演終了
満足度★★★★★
テアトルソネスで上演されるのはどれ?
血も涙もないガチ勝負、後半戦初日。18日に続いて観劇、やはり両者あの手この手で変化している!臨機応変できる役者のポテンシャルの高さとライブ感と企画コンセプトを大事にするモチベーションの高さに喝采。この投票で最終的にナンバーワンに輝いた作品が5月2日の大阪と6~7日のカフェソネスでのテアトルソネスで上演されることになっているため、そろそろ目星はついたかしらと思って行ったが、まだまだ混戦は続くもよう。しかも大きく手入れされつづけるだろうから、初日と別物になってるやもしれぬ。