かわちが投票した舞台芸術アワード!

2010年度 1-5位と総評
恋する剥製

1

恋する剥製

クロムモリブデン

頭を空っぽにして笑い転げた

りんごりらっぱんつ

2

りんごりらっぱんつ

劇団競泳水着

まさに真骨頂と呼ぶに相応しい、優しさと温もりに満ちた一編

ログログ

3

ログログ

キリンバズウカ

精緻な戯曲を、小劇場を代表する個性派俳優たちが見事に体現

 『F』

4

『F』

青年団リンク 二騎の会

全体を覆う終末感と微かな恋の予感が切なく響いた

ガラパゴス

5

ガラパゴス

少年王者舘

終盤の群舞は圧巻

総評

大きな環境の変化もあって昨年に比べ観劇数がグッと減ってしまった。見逃した作品がそこかしこで絶賛されるのを見聞きする度に心底悔しい思いにかられた1年間でした。でも、見逃した話題作が多い中で、ベスト5に選んだ作品はどれも大満足なものばかり。特に「恋する剥製」は久しぶりに徹底的に笑える舞台に出会えて本当に嬉しかった。「ログログ」にも出演していた中川智明は間違いなく今年印象に残った俳優(男性)No.1だ。ちなみに女優No.1は、箱庭円舞曲「とりあえず寝る女」の赤澤ムック。彼女には珍しいコミカルなキャラクターが見事にはまった。

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