しんたにすぐるの参加公演

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カタルシス

カタルシス

GOKAN。

Route Theater/ルートシアター(東京都)

渾身の力で創ります

Under Water Over Revival

Under Water Over Revival

GOKAN。

銀座小劇場(東京都)

必死です。

『 Deep Sea Fish  』

『 Deep Sea Fish 』

GOKAN。

シアター風姿花伝(東京都)

一本の戯曲で出来ることは限られている。
それなら、と
限定した世界を、想像力の無限さに任せて魅せてみよう。

『 REMAIN 』

『 REMAIN 』

GOKAN。

荻窪メガバックスシアター(東京都)

なぜ今『LOVE』なのか。。。
いつでも新しいから、
答えがなく問題提起し易いから、
難しいから、
対象が幅広いから、
今まで書いたことのないテーマだから、etc...

改めて『LOVE』を真剣に考えてみたくなるような出来事が、
情報として氾濫していると感じた、というのが
一番近いかもしれない。

仮に、LOVEをひとつの球体としてイメージしてください。
我々が口にする『LOVE』というのは、
実はそれを取り巻く付属物のことでしかない気がしてならないのです。

たとえば恋人や配偶者について語っている時、
気づけば話は、相手と自分の『時間』のことや『金銭』のこと、
『仕事や余暇』がどうとか
『環境や親類』がどうとかいう問題に及んでいる。
それは生活だから、という観点もあります。
私もきっとそう考えてしまう。

しかしLOVEがそこにある限り、
LOVEと真剣に向き合う作品を創る時が
遅かれ早かれやってくる、というのは感じていて、
それなら、現在の自分を通して生み出すLOVEの物語というのを、
現在の形として残しておく必要がある気がしたのです。

前述の『LOVEの付属物』をなぞったありきたりのLOVEストーリーではなく、
いみじくもLOVEを書きたい。

向き合って、突き詰めて、悩んで、苦しんで、
考えて、一度離れてまた向き合って、、、
このLOVEの物語を、本日観に来ていただいたお客様と
共有できたら本望です。

『 ステイル・メイト 』

『 ステイル・メイト 』

GOKAN。

荻窪メガバックスシアター(東京都)

あなたがチェスのゲームを楽しんでいる時、
わたしは読書に耽っているだろう。

あなたが恋人にプロポーズをしている時、
わたしは深い眠りの中にいるだろう。

あなたがウイスキーを飲んでいる時、
わたしも別の場所でウイスキーを飲んでいるかもしれない。
要するにそういうことだ。

今回のお話は、コメディというジャンルからは外れた、
シリアスなテーマと向き合った作品です。
物語は3つの舞台で構成されます。
時制は現在と過去、そして融合。

なぜこの戯曲を書こうと思ったのかはもう思い出せないのですが、
要するにそういうこと、
以外に何もないような気がするのです。

たとえば私が生息する層、
その直ぐ外側には
私の常軌を逸したドラマがあり、ニュースがある。

自分は、自分の周りの人間の「何」をもって「その人」としているのか。
もし、その「何」が消えた時、
「その人」は「その人」ではなくなってしまうのか。

「その人」ではなくなってしまった時、
その人は何処へ行けばいいのか。

この戯曲を書くにあたって勉強したことは、
私にとって有益な時間でした。
脳の疾患のことはもちろん、
患者と患者の家族の現状、
医師たちの真面目でタフな心。

どこまでお客様に伝えられるか分かりませんが、
私がこの作品に真摯に取り組んできた成果を観せる事が出来ると信じ、
表現します。

たとえば私が生息する層、
その直ぐ外側には私の常軌を逸したドラマがあり、ニュースがある。
そのニュースがどうか素敵なものであってほしいと想います。

本日はご足労いただきまして誠にありがとうございます。

脚本 渋谷 真一朗

『 HEPTAGON 』

『 HEPTAGON 』

GOKAN。

こった創作空間(東京都)

主宰挨拶

どういうわけかここの文章を書く時はなんらかの理由で急かされることになる。
公演を間近に控えた、或る一日の朝に書いている。

朝、目を覚ます為には幾つかの方法があって、
気が向くか向かないかは別として、何かを口にしてみるとか、
TVのスイッチを入れて、飛び込んでくる映像を見るとか(僕の場合は主にニュースを見る。
ワイドショーなら多くの場合それは逆効果になってしまうみたい)
そんなことをしてみる。

新聞を読んでみるのもその一つなのだけど、
いつも国際面ばかりは時間をかけて読んでしまう。

これは暫く前から気づいていたことなのだけど、
行ったこともない国の見たこともない人たちの出来事に
なぜ自分は興味を惹かれてしまうのだろう。

ある国では内紛が絶えないだとか、
ある国では水害で被害総額が幾らだとか、
またどこそこの国とその隣国との間では何らかの利権を争っているだとか、
そんな様々なこと。

客観的に考えればそれは茫洋な情報に過ぎないはずだ。
自分にとって。

それらを外郭的に捉え、自分の中で反芻する事は出来ても、
ことの本質に迫ることは困難だ。

世界においてアメリカがヘゲモニーを握っているという漠然とした感覚は
日本人特有のものなのだろう。
それは教育というものの内側に潜んでいるのかもしれない。

人はそう長く生きられるものではないから、歴史から情報を得るしかないとしても、
新しく産まれるまっさらな『人』に土俗が侵略していくのは避けて通れないものなのか。

外郭的に捉えることしかできない僕でも思うことはある。
もともと一つだった「考え方」がずっとずっと昔に二つに分かれ、
更に多岐に別れ、それによって傷つけあわなければならない
そんな現実なら、虚偽の教育・歴史なら、
いっそその国を捨てて隠棲したほうがマシだと思う。
もちろんそんなことを考える前に
銃の使い方を憶えなければならないのだろうけど。
それはあまりにも悲しい。

他人の出自にも託宣にも興味はない。
ただ、「考え方」というのは
「絶えることのない笑顔」に包摂されるものであってほしい。

今回のお話はそんな想いへのオマージュです。
どうぞ笑ってください。

本日はお忙しい中ご来場いただいたこと、誠に嬉しく思います。
どうもありがとうございます。

脚本 渋谷 真一朗

『 BLOOD 』

『 BLOOD 』

GOKAN。

銀座みゆき館劇場(東京都)

『 GOKAN。 』の記念すべき第10作目は、
藤本探偵事務所シリーズの新作、第四弾。
キャストADから多数の応募者に恵まれ、大所帯の座組みとなった。

この作品を機に、藤本探偵事務所シリーズは一時封印と決めていた真谷は、
自分の作品に初めて自伝的な要素を取り入れた。
また、冒頭のシーンはシュールで、
徐々に自分の持つ独特の世界観をそのまま表現するようにもなる。

10回公演記念のロゴマークはもちろん『Roudiam Design』によるもの。
メンバーの希望により、初めてフライヤーにキャストの写真を入れた。

『BLOOD』というのは文字通り『血』を意味する。
血縁の繋がりを問いざたし、人と人の繋がりというもののあり方を
コミカルに笑い飛ばしたり、鋭くえぐって表面化している作品。

『 1010号法廷の奇跡 』

『 1010号法廷の奇跡 』

GOKAN。

アイピット目白(東京都)

2007年の一作目は『演会』とのコラボ公演。
現在、演会は解散してしまったが、
『 GOKAN。 』が他団体とコラボしたのはこの作品が初。

こんなエピソードがある。
本番前に予告されてはいたが、
まさか本当に真谷に台詞を横取りされるとは思っていなかった某出演者。
ドS真谷は、台詞を奪われて動揺しているその出演者の姿を見て
素で笑いそうになっていたという。
彼は今でも真谷のアドリブを恐れている。

『 THE CHANGE 』

『 THE CHANGE 』

GOKAN。

赤坂MOVE(東京都)

2006年10月、GOKAN。は真谷 傑によるワークショップを開催。
アーティキュレーションからエチュード、台本を使っての芝居まで、
参加した全員が楽しめる内容。 受講料は無料。

そこに参加したメンバーたちの希望と、
GOKAN。が月1のペースで出演していたライヴイベントのディレクターから
ライヴハウスでの単独公演のオファーもあった為
急遽ワークショップ公演が決定。

『 GOKAN 』の第4回公演『 CHANGE 』のリメイクが上演された。
『 GOKAN。 』の公演で真谷が出演しなかったのはこの公演が初。
真谷は脚本と演出、当日は映像オペレーターとして裏方に徹した。

ライヴハウスのスタッフの若さと無能さに閉口したらしく、
それから真谷がそのライヴハウスで芝居を上演することはなかった。
『 GOKAN。 』からは新メンバーのみキャストとして参加。

『 つけ麺パート2 』

『 つけ麺パート2 』

GOKAN。

アトリエファンファーレ東池袋(東京都)

前作から僅か三ヶ月、
池袋演劇祭に出品する為に無理やり豊島区の劇場を押さえ、
なんとか予約が取れた、平日の二日間のみで公演を打つが、
結局演劇祭の審査員にはほとんど観に来てもらえなかったという作品。

制作期間に余裕はなかったが、
GOKAN。ファンの方でこの『つけ麺パート2』が
一番好きという方は意外と多い。

メンバーの強い要望により、この作品はGOKAN。メンバーのみの出演。
しかし、新生GOKAN。立ち上げから居るメンバーと、
まだこの頃GOKAN。に加入して間もないメンバーと、
その姿勢は対照的だったようだ。
2006年のGOKAN。は忙しかったものの、
「疲れ」や「馴れ」によって演出対役者の関係が
曖昧になっていく様を真谷が感じたのも確かで、
この作品には新メンバーを主要キャストに据えている。

池袋演劇祭は箸にも棒にもかからず、という結果。
しかし笑いに傾倒した今作は、
観客の笑い声には事欠かなかった。

真谷は今作でひとり3役をこなし、
歌舞伎役者ばりのメイクに着流しという姿で、
早着換えの為、劇場の建物の外回りを快走したが、
一度も早換えは間に合わなかった為、
その都度袖からアドリブで言い訳をしていた。

フライヤーは真谷がデザイン、
裏面のメンバーの似顔絵は真谷の絵心のなさが伺える。
またオープニングは恒例の映像ではなく、
特大の絵巻を舞台の下手から上手にグルグル送っていき
その前でメランコリックに人間が踊るという演出は興味深いものだった。

『 TRACK 』

『 TRACK 』

GOKAN。

銀座みゆき館劇場(東京都)

『 GOKAN 』の第2回公演『 フジタン 』のリメイク作品。
フジタンのストーリーの骨組みはそのままに、
シーンとキャラクターが増え、
誤解とすれ違いの妙から生まれる笑いがプラスされた、
秀逸な作品に仕上がっている。

この頃になるとキャスト募集ADに志願者も増え、
元アイドルの「山口 弘美」氏もADから参加し作品に華を添えてくれた。

この年、『 GOKAN。 』は実に4度の本公演と、
月に一度、赤坂のライヴハウスでコントライヴを敢行、
それに加え、前年から毎日放送していた
『GOKAN。.VOICE』(ポッドキャスティングのラジオ出演)と常にフル稼動。
真谷はその全ての執筆と演出、
ラジオの構成・トーク、他劇団への客演など
ひたすら忙しい日々を強いられていた。

『 UNDER WATER OVER 』

『 UNDER WATER OVER 』

GOKAN。

銀座みゆき館劇場(東京都)

新生『 GOKAN。 』の一作目。
2005年、真谷が客演していた他劇団の公演で知合った共演者が
真谷の背中を押す形で『 GOKAN 』を再び劇団化する。

この時から『 GOKAN 』は『 GOKAN。 』へとマイナーチェンジ。
ただ「。」を付けただけだが、
口頭で説明する時に面倒で今となってはちょっと後悔しているらしい。

公演は、この時の立ち上げメンバーの意見を汲み
「分かり易いコメディー」を上演、老若男女に好評を得た。

また、真谷が演じた「分倍河原 木場雄」というキャラクターが話題をよび、
今も再演を望まれている。

それにしてもヒロイン役にう〇こ(オモチャ)を触らせたことは物議を醸した。
この公演から『 GOKAN。 』の公演をかかざず観てくれる方や、
『 GOKAN。 』に入団を希望する方がでてくるようになった人気作。

『 GOKAN。 』は以降劇団として活動をしていく。
この際、う〇このことは忘れてあげよう。

ご覧の通り、パンフレットに俳優「渡辺 哲」さんからコメントを頂いた。

『 CHANGE 』

『 CHANGE 』

GOKAN。

銀座みゆき館劇場(東京都)

この公演から真谷 傑のセルフプロデュース演劇カンパニーとして
『 GOKAN 』は活動を開始。
真谷のあまりに厳しい演出から劇団員は誰も居なくなってしまった為、
脚本・演出・主演・制作を全て真谷一人で担当。

フライヤーは『Roudiam design』が秀逸な作品を提供。
また、この時から『 GOKAN 』の公演には
毎回オープニングに映像が挿入されるようになり、
その全ては映像創作の小清水氏によるもの。
フライヤーデザイン、オープニング映像のセンスの良さも
『 GOKAN 』の魅力のひとつとなっていく。

真谷がこよなく愛する映画
「私立探偵 濱マイク」シリーズ三部作の林 海象監督に
「林 海象公認、濱マイクシリーズ外伝」と銘打つことを許された作品。

因みにこの公演を終えた後に真谷は
原因不明の高熱で三週間寝込むことになる。

『 フジタン 』

『 フジタン 』

GOKAN。

銀座みゆき館劇場(東京都)

第2回公演から約半年後の公演。
2003年も終わり頃だが、
まだこの時の脚本は手書きだった。

篤い探偵と、それに関わっていくワケありの人たちの人間模様を描く
ある探偵事務所でのお話。

この藤本探偵事務所シリーズは
『 GOKAN。 』でシリーズ化していくことになる。

また、この公演から、『 Roudiam Design 』をデザイナーに迎え
フライヤーにも『 GOKAN。 』らしさが演出されるようになった。

この公演の主役を務めた俳優の個人集客101名の記録は未だ破られてない。
後にこの公演はリメイクされ公演されることになる。

『 The humanitarian 』

『 The humanitarian 』

GOKAN。

しもきた空間リバティ(東京都)

旗揚げ公演後、実に四年後の第二回公演。
この時から劇団『 GOKAN 』が生まれる。

旗揚げ公演の三年後、『 GOKAN 』は劇団として立ち上がる。
以降一年間はワークショップ期間として機を熟し、
2003年やっと封切られた公演。
この時ほど打ち上げが盛り上がった公演はないらしい。

公演の方はと言うと、
物語のオープニングとエンディング部分にそれぞれ
主要キャストの「過去」と「その後」を、音声なしの短編映像で挿入し、
物語全体のドラマ性を強く演出。

本編も,コメディーの中にダンスありシリアスありという盛り沢山の内容。
それにしてもこの公演の役名のセンスは。。。

『コントライヴ』

『コントライヴ』

GOKAN。

新宿JAM(東京都)

ある劇団の公演で共演がきっかけで知合った真谷 傑と、
彼がリスペクトする表現者、佐藤 啄摩が、
新宿のライヴハウスで30分のコント芝居を公演。

とは言え、ロックバンドばかりのライヴイベント。
観客のほとんどはロックを聴きに来ている。

そんなロックな空気の中、
対バンのラストを飾ったのが『 GOKAN 』の二人である。
『 GOKAN 』というのはこの時に真谷 傑が考えたユニット名。

もちろん 『 五感を刺激するエンターテイメント 』という発想からきている。
しかし、10年経った今でも「強姦」と間違われることがあり、
最近はそれを訂正するのも面倒で、「いかにも。」と答えてしまうこともあるらしい。

この時の稽古は、公園か西友の屋上。
西友の屋上での稽古は警備員に注意されると終了。 
公園での稽古は、子連れの主婦連中に何度も白い目で睨まれる。

公演当日は、芝居の照明などやったこともないスタッフと
半ば喧嘩になりつつ場当たり。
ゲネは会場近くの花園神社。
というわけでフライヤーもパンフレットもありません。

それでも対バンの中で最も集客し、笑いをとり、ロックした
『 GOKAN 』の記念すべき第1回公演。

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