「ひつじ」 Les moutons
TACT/FEST
東京芸術劇場ロワー広場(東京都)
2010/08/11 (水) ~ 2010/08/15 (日)公演終了
魔法が染み込んできたー
「えー、なんか奇をてらいました、みたいのだったらどうしよー」
なんていやらしくいぶかしんだのだけど、感激。
いぶかしんでごめんなさい。
お兄さんめちゃかっこいいし!
あれだけの技術はなかなか身につかない。派手ではない部分にすごさがちりばめられまくってて、もう、ね、あきらめた。
こどもモードにスイッチオンして、
ポケーと観てました。つか、居ました、かなぁ。
魔法がかかってきます。
慣れてくるというか、月並みに表現するなら
「本物みたいな気がしてくるー」というのか、
“人間ヒツジ”たるおニューな生命に出会ったというか、
へんな気持ちになってくる。
しあわせでしたよね。
なんかそれがとてつもなくすごいや。
みんなで花火をみて一緒に「たーまやー!」
のときみたいな、隅田川の奇跡!みたいなのとそっくりな、
ニコニコづくしの、一週間はひとにいじわるをしたくなくなるような、
戦争する気力なくなるような、
「めぇへ~~ぃ」て呪文でした。
義務教育に組み込んで、月に一度「ひつじになる日」を制定したらいいです。
「名無しのエリーゼ」 Niemand heißt Elise
TACT/FEST
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2010/08/10 (火) ~ 2010/08/12 (木)公演終了
言葉はわからないけど言葉はわかった
洋画やディズニーランドで育った身として、まず、外人が舞台上にいると「あ、ホンモノの役者だ!!」みたいな気になってしまう、ということに気付く。
て、そんなのはどうでもよくて、
美しいし、わかりやすくて、何よりも幸せな気持ちになる。
背負ってきた歴史(演劇的に、世界史的に)のせいもあるのだろうけれど、やはり彼らにしか作れないような、それでいて、俺らも公約数として持ってるような、なんかそんな大切なお芝居でした。
子供向けであることと、単純馬鹿エンタメであることとの葛藤は必要なかった。
役者、ちがうーやっぱ。
目を見て話す国のひとたちだからかな。
と、やっぱ、鍛錬されてる。
がんばれ日本。ららら。
「ロビンソン&クルーソー」 Robinson & Crusoe
TACT/FEST
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2010/08/13 (金) ~ 2010/08/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
ぜったいすごい
ないた。
なんか、立ち上がったりしゃべったりする
クソガキどもにまじって、一緒に爆笑しながらも、
本当に感動する。
すごい場に居合わせた、そうおもいました。
演劇っておもしろいなあ。
人生変わった気がしたのでした。
つか、世界はすごいな。すごいのがたくさんいるみたい。