Pickaroon! -ピカルーン-
壱劇屋
すみだパークシアター倉(東京都)
2023/06/24 (土) ~ 2023/07/02 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
悪役どものピカレスク、全員主役のバチバチ個性のぶつかり合い冒険活劇!劇団員と豪華ゲストしかもABで繰り返しの観劇体験が豊かでした。高田淳さん演じる佐久間の悪役に相対する悪役っぷりが露悪的で知的で魅力的でした。
煙突もりの隠れ竜
壱劇屋
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2023/08/31 (木) ~ 2023/09/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
人と人も別の生き物で、同じ言葉を使ってても本当に同じように通じてるのかって確かめようがない。コミュニケーションってそれでも伝えたいって願いなのかなと。翻ってワードレスと台詞芝居、言葉がない、異なるからこそ普遍的なメッセージが浮かび上がる。そんな殺陣、お芝居、小道具大道具、身体表現、歌、全てで伝えてくる最高の舞台でした。
Call me Connect you〜交渉人遠山弥生〜
劇団6番シード
六行会ホール(東京都)
2023/04/06 (木) ~ 2023/04/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
コメディでありながらしっかりミステリー、人情味溢れながら切れ味抜群の交渉人遠山弥生役の宇田川美樹さんの台詞回しと説得力がすごかった。しっかり笑って謎に翻弄されて、よいお芝居を観ました
missing〜混血のハッシュタグ〜
ENG
六行会ホール(東京都)
2023/03/08 (水) ~ 2023/03/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
自分が何者であるかを受け入れ先に進む希望と強さ、人の弱さを容赦なく描いた作品。ゾンビパニックアクションの要素を入れながら主人公である少年少女たちのジュブナイルを中心に、大人の罪と弱さとそれに抗う強さの繊細な表現が心に爪痕を残しました。
PARADURE -パラデュール-
壱劇屋
すみだパークシアター倉(東京都)
2023/04/22 (土) ~ 2023/04/30 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
人の身体能力を高め特殊な効果を発揮する装飾具『ヴェトモンズ』による週末世界での戦いを描いた冒険活劇。ヴェトモンズを生み出すことができる四賢人を巡る謎と大きな感情のやりとりを極上の殺陣で縦横無尽に魅せる舞台でした。AチームBチームに分かれメインキャラクターの性別まで入れ替わることもあり、同じ作品で全く異なる手触りの仕上りを観られたのも魅力。
うらめしブギ
ホチキス
あうるすぽっと(東京都)
2022/03/18 (金) ~ 2022/03/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
玉手箱のような仕掛けのあるわくわくするセットに畳み掛けるようなテンポのいい笑い、そして優しいクライマックスに涙が出る素敵なお芝居でした。元気に溢れた加藤さんと、全力の小玉さんがとても好きでした
中島鉄砲火薬店
舞衆一ノ太刀
新潟市万代市民会館・多目的ホール(新潟県)
2022/12/17 (土) ~ 2022/12/18 (日)公演終了
ももがたり
@emotion
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2022/02/23 (水) ~ 2022/02/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
繰り返し繰り返す桃太郎の物語の中で運命に抗った鬼と川の精の物語。なぜ桃太郎は物語を繰り返すのか、なぜ鬼は桃太郎に殺されなければならないのか、なぜ物語の登場人物たちは、物語の外側の者たちはここにいるのか、物語の外側に思いを馳せる揺蕩うようなお話でした。軽快でありながら不穏なお話と友情や愛憎が飛び交うアクション、見応えがありました。老成しているようで若々しく忠義に篤い蒼角が魅力的で、槍のダイナミックな殺陣が格好良かったです
猩獣 -shoju-
壱劇屋
ザ・ポケット(東京都)
2022/04/20 (水) ~ 2022/04/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
毎度ながら圧倒的な殺陣の質量と魅力的なキャラクターが言葉なしで鮮やかな物語を観せてくれました。決して広くはない舞台の上で人間の力を駆使して動き回る舞台美術通称黒カステラ!臨場感を持って素朴に人を守りたいという物語を観せてくれました
猩獸 -shoju-
壱劇屋
ザ・ポケット(東京都)
2022/06/01 (水) ~ 2022/06/05 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
圧倒的殺陣の質量の竹村さん演じる主人公も最高ですが、主従の機微にも注目したいこの作品。傲慢で無感情だった王が主人公の娘に出会い変わっていく様と、それを目にした従者・疏芭の愛憎悲喜交交のこもった殺陣が胸に迫る!
【cocktail:Gypsy】-カクテル:ジプシー-
竹内尚文プロデュース
エビスSTARバー(東京都)
2022/06/17 (金) ~ 2022/06/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
本物のバーで繰り広げられる、カクテルにまつわるミステリー。近い距離で役者さんの繊細なお芝居も迫真の演技もバーに偶然居合わせた目撃者になったような気持ちでまさに体験できました
ダンスピアの消失
ENG
六行会ホール(東京都)
2022/11/09 (水) ~ 2022/11/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
プロデューサーでキャストの松本稽古さんのダンスとお芝居が大好きな気持ちが溢れる素敵なお芝居でした。ポップでストレートなダンス勝負というメインストーリーに寄り添った抑圧された者たちへの応援が繊細に表現されてて元気をもらえるストーリーでした。表に出ることを許されなかった女性たちのリアクションが全員身につまされるところがあり好きにならざるを得ない。特にエリザベス・マリーさん演じるシュリの夫への思いと後ろめたく思いながらも消せないダンスへの情熱、そんなシュリを守っているつもりで何も理解していなかった高田淳さん演じるマリオットの心情の変化のお芝居がとても大好きでした
心踏音 -Shintouon-
壱劇屋
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2022/10/19 (水) ~ 2022/10/25 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
五彩の神楽の中でもワードレスであることを存分に活かし仕掛け全てがわかったときに涙せずにはいられないどうしようもなく哀しくて美しい物語。吉田青弘さん演じる素晴らしい身体能力から繰り出される主人公盲人の舞うようで撫で斬る殺陣が哀しく美しい。ヒロイン・フミのタップダンスが語る『言葉』がワードレス殺陣芝居の意味を胸の奥底まで響かせてくれる
荒人神 -Arabitokami-
壱劇屋
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2022/12/21 (水) ~ 2022/12/27 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
五彩の神楽の最後に相応しい壱劇屋東京支部リーダーが主演で送る美しいだけじゃない人間への圧倒的人間讃歌!劇中で繰り出される殺陣の手が主人公・荒にとってどういう意味を感情を持つかの表現が豊かで、言葉なしでここまでできるのかと驚嘆しました。さらに今までの五彩の神楽を観てくるとその意味がより深く刺さる。5ヶ月連続という狂気の沙汰ともいえる圧倒的熱量、目撃できて一生の宝物になりました。
コチラハコブネ、オウトウセヨ
ポップンマッシュルームチキン野郎
王子小劇場(東京都)
2022/12/22 (木) ~ 2022/12/28 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
舞台美術の空間の使い方が素敵。しみしみと別れの悲しみと生きる強さを感じさせる短編をときにコミカルにポップな衣装でときに狂気を織り交ぜてときに温かく伝える素敵なお芝居でした
戰御史 -Ikusaonshi-
壱劇屋
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2022/11/23 (水) ~ 2022/11/29 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
お前が俺で俺がお前であいつも俺。謎が残りざらついた後味なのになぜか爽快感もある世にも奇妙な殺陣芝居!五彩の神楽の中でも殺陣の質量がトップなので誰が演じるかが如実に出るこの作品、劇団同期一時期シェアハウスまでしてたニコイチが主演二人の表裏一体、圧巻でした
S.O.S(エスオーエス
ENG
中目黒キンケロ・シアター(東京都)
2022/09/21 (水) ~ 2022/09/25 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
無人島を舞台にミステリー展開と畳み掛けるコメディ、絶妙な後を引く現実感のラストが爽やかでほろ苦いお芝居でした。わかは伊吹さんの戸惑いから迷い、力強い切替からの切ないラストまですごいお芝居でした…目ヶ谷兄弟が尊い
賊義賊 -Zokugizoku-
壱劇屋
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2022/09/21 (水) ~ 2022/09/27 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
キュートでポップで激強な女義賊と相対するダークでクールな賊の爽快アクション活劇!優雅で粗暴な大悪党玄人とコミカルでアツい同心たちが繰り広げる戦いが最高に格好良い!主人公コウを演じる小玉百夏さんが笑顔で恐ろしいキレの殺陣をかますのが圧巻
ムサ×コジ〜アルティメット─武蔵×小次郎〜究極!─
X-QUEST
王子小劇場(東京都)
2022/08/05 (金) ~ 2022/08/11 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
X-QUESTは現場で観るのが一番楽しい!粗暴で優雅でやんちゃでインテリな武蔵がスマートで理屈屋でやっぱり戦うのが好きな小次郎と描く戦いの螺旋の物語。長身の武蔵と歌い踊り語るキャストが3面舞台を縦横無尽に駆け回る様を目の前で観られて最高でした。ダンサブルなアレンジの音楽と照明が素敵、サントラが欲しい
SHINE SHOW!
Aga-risk Entertainment
シアター・アルファ東京(東京都)
2022/08/31 (水) ~ 2022/09/04 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
最初から最後までお腹が痛くなるくらい笑いました!カラオケ大会とお芝居が一緒になるという珍しいスタイルの演劇でしたが、テンポ良く小気味の良い伏線回収とギャグで楽しく観られました