実演鑑賞
満足度★★★★
お初の劇団さん
ネタバレBOX
とある農村における人と熊との戦い。
三毛別羆事件や福岡大学ワンダーフォゲル部ヒグマ事件を思い出した。実際に三毛別羆事件が元になっているとのこと。
三毛別羆事件はウィキペディアで経緯などを読んだ程度だけだが、ウィキペディアだけでも当事者の村民の恐怖が感じられた。
その点で、本作はある種私にとってネタバレになってしまっており、事件を初めて知ったときの衝撃を超えてこなかった。
ラストシーンで「誰も寝てはならぬ」を使うのがオシャレすぎてとても好き。
帰宅後に歌詞の和訳を見てみると、ラストシーンの状況をうまくなぞっている。
素晴らしい。
貞夫とお菊の第三子は平吉に育てられたが、熊を恨み大量に熊を殺している。
平吉は、人を襲っていない熊は撃たない、と言っていた。
なぜ熊を殺すようになったか、解釈が難しい。
実演鑑賞
満足度★★★★
お初の劇団さん
楽しかったです!
ネタバレBOX
下手側に印象的な赤いロープのオブジェクト。
登場人物たちが首につけるロープと合わせて、制約、拘束、呪縛といった言葉が連想がされる。
少年の声での音読が、不気味で良い味を出していた。
わがままをいうと、実はこいつらが悪者でした、的な展開として少し弱い気がする。もう少し展開に裏切りがあってほしかった。あと父の苦悩をもっと見たかった。
あと、一神教にあまり馴染みがない日本だとあまり問題ないのかもですが、宗教や神を客体化して扱うのは結構センシティブな気がします。
実演鑑賞
満足度★★★★
おえいちゃんがかわいい
ネタバレBOX
現実と虚構、痛みと創作
虚構を現実を生きる糧にしたり、痛みを客体化して創作にしたり、いずれも互いが共存関係にあるのかも
この作品の描く課題は、この作品自体が創作としてとして自己言及的に自身にも突きつけられている
おえいちゃんがかわいかったです。
また見たい!
実演鑑賞
満足度★★★★★
素晴らしい公演でした!
ネタバレBOX
スイの息子が出てきたところで、「年齢どゆこと?」となりましたが、脚本演出家さんの思い通りに転がされました。
いくつになっても恋するという美しさと難しさを同時に感じて心を掴まれました。
ONEOR8さんが面白いと噂はかねがね伺ってましたが、私の想定を上回る作品でした。
今から次の公演が楽しみです!
実演鑑賞
満足度★★★★★
毎度のことながら最高でした。
ネタバレBOX
壱劇屋さんは毎回キャラクターが素晴らしい。
今回は全員推せますが特に大工廻、多々良、ムラキ、色雀、エル、オーブがお気に入りです。
個人的にはワードレスよりも今回のような普通のセリフありが見やすくて好きです。
実演鑑賞
満足度★★★★★
今回も最高でした
腹が捩れるくらい笑いました
ネタバレBOX
めちゃくちゃ笑いました。
みなさん最高でしたが、岸田総理と山田さんがお気に入り。
あとはなんといってもヌメヌメの島田さん。毎度大好きです。
今回で最終公演とのこと。
年1の楽しみが、、、
ピーチボーイズは日本の宝です。
私の中では日本の演劇界の伝説です。
もし、資金面が課題なのであればおそらく私含めた多くのピーチボーイズファンはチケ代3倍になっても買い支えます。いつの日かまたお目にかかれることを切望します。
実演鑑賞
満足度★★★★★
しっかりとした展開があるような話かと思いきや、会話で魅せるタイプの良い舞台でした。
ネタバレBOX
食と命がメインテーマとなるのかな、と思いきや、会話メインで魅せてくれる舞台でとても良かったです。
あえていうと真面目パートに不要な小ボケ(?)が入ってるのが気になった。
笑いにくいし、気持ち的に物語に対しての集中が途切れる気がします。。。
実演鑑賞
満足度★★★★★
今回も素晴らしかったです
ネタバレBOX
とても素敵な舞台でした!
最高です!
脚本も演出も練り上げられてるなと感じました。
終演後に廊下にあった、書き込みがしてある脚本の展示が興味深かったです!
じゃまになるかなと思って早めに立ち去りましたがゆっくり見たかった!
実演鑑賞
満足度★★★
お初の劇団さん。
ネタバレBOX
連続殺人事件を巡るミステリー。
素敵なセット。
照明も窓から差し込む光など、凝ってました。
実演鑑賞
満足度★★★★
面白いストーリー展開でしたが、私の理解力不足か、一部分からなかった。
ネタバレBOX
韓非子による故事成語、「濫吹」の春秋戦国時代のエピソードと、現代のPTAを巡るいざこざが交錯する。
現代のメンバーが代わる代わる南郭とその友を演じており、故事の追加エピソードと現代の対比があまり理解できていない。
南郭は竽が演奏できないことがバレる前に逃げたが、旗振りの斉藤さんはバレてなお旗振りを続けようとした。なおかつ斉藤さんはハナちゃんを誘拐?した。
一人で喋れないハナちゃん、という存在もどのような意図か。まだ理解できていない。
実演鑑賞
満足度★★★★
アニメの制作現場のお話。
ネタバレBOX
アニメは好きだけどアニメ現場がどうなってるかはあんまり知らない。でもなんとなくこんな感じなのかな〜と思った。
「好き」のみを原動力にした戦場のような現場に、新しい風が入る。新しい風がもたらす、良いとも、悪いとも単純には言い難い変化が非常に巧みに描かれていた。
舞台演劇の制作はこんなに殺伐としていないと信じたいが、チームで数ヶ月かけて作品を作り上げるという点ではアニメ制作と共通点が多いだろう。ムシラセさん自身、自分たちの作品づくりを振り返って、それご本作に影響を及ぼしていそう。
わがまま言うと、個人的にはラストにもう少し何某かのストーリー上の着地が欲しかったかも。
アニメ現場のあり方に対する総括とか、、、。
あると逆にアニメ制作現場の抱える矛盾が安っぽく感じちゃうのかな?
それぞれの役者さんの演技プランが明確に見えた。
演出さんと役者さんのレベルの技量がうかがえる。
そしてラストの演出かっこよすぎ。アニメかよ。
実演鑑賞
満足度★★★★
お初の劇団さん
ネタバレBOX
加害者家族(子供)のお話。
なぜか個人的に加害者家族をテーマにした舞台とのご縁が多い。
加害者家族に引きこもりがおり、周囲からの視線を恐れ、電話の着信に怯えるのは共通項か。
本作の特異な点は、風評被害に対してしなやかにひたむきに立ち向かう三女、茉菜の存在。
茉菜を先導に3人の子供が親である加害者本人、そして家庭内の罪に向き合い、前向きに進むことができたところは素敵。
長女の愛は無職で引きこもり、次女の恵は花屋(昼職)、三女の茉菜は夜職、というコントラストも良い。
愛は恵が家に花を持って帰ってくることを許さなかったが、貝山を通じて茉菜は家に花を持って帰った。ここは茉菜が家族に光をもたらす、その後の展開を暗示していたようで面白い。
実演鑑賞
満足度★★★★★
初観劇の劇団さん
おまけスピンオフ上演付きの回を拝見。
いや〜良き。推せます。
作・演出をお一人でされているんですね。
やっぱり脚本意図がしっかり演出として表現されていると思いました。
そして何といっても個々の役者さんたちの技量が作品全体を支えているな、と感じました!
素敵な座組ですね。。。
観劇後に次回公演のチケットの先行販売があったので早速次回もチケットを購入!
ネタバレBOX
●つやつやのやつ
売れない芸人の苦悩
最近、芸人さんの解散が話題になることが多く、好きな芸人さんも解散してしまったこともあり、刺さる。
あと、ウィスパーのキャラが好きすぎる。
インコさんは何役でも模範演技の遥か上を行く。
元々好きだがインコさん、やはり推せる。
●ファンファンファンファーレ!
亡くなった芸人の推しと、芸人を目指す高校生のお話。
推しってそういうもんよね。
亡くなった芸人のエッセンスが新たな芸人に引き継がれる姿に目頭が熱くなる。
たまたま観劇前にお笑いのライブ行ってたし、お笑いは大好きなので、なお刺さった。
ゆかりいい人過ぎる。
●おまけ
土橋さんも推せる。
役者としての土橋さんをもっと見たいと思いました。
実演鑑賞
満足度★★★★★
はじめて観劇する劇団さん
激怖で上質なミステリーでした
夜トイレ行くの怖い
ネタバレBOX
村に伝わる「おわたり」という奇祭を調べるうちに、「おわたり」の由来と全容が明らかになる。
諸星大二郎作品を思わせる、日本の民間信仰を舞台にしたミステリー。
諸星大二郎好きな私の好みにドンピシャ。
何世代も前の人の咎を背負わなければいけない苦しみが、新たな狂気を生む。自らが目撃者となった様にリアルな手触りを感じられた。
脚本家、演出の方の力量か。
作中では明示されなかったが、寿々子とその子は呪いから逃れたということだろう。
ラストの真紅の花吹雪は、そういうこと、か。
実演鑑賞
満足度★★★★★
とても素敵な舞台美術でした。
が、、、
ネタバレBOX
今回も独特の世界観をベースとしたとても素敵な舞台美術でした。
ですが、レズビアンの方への物言いに等について、正直「もうついていけないな」と感じました。
トレメンドスさんは過激ながらも舞台としてのクオリティも高く、注目していた劇団さんですが、フィクションの中でもやってはいけないことなのでは、と感じました。
また、舞台の中のフィクションを現実に当てはめようとされている劇団員さんがいらっしゃり、この点についても劇団を応援する気持ちと相反するものを感じました。
個人的に今後が期待大の劇団さんだっただけに大変残念ですが、今後の観劇は控えようかと思います。
トレメンドスさんの持つ圧倒的なパワーとクオリティは、その過激とも取れる主張が生んでいるものと思います。
なのでそこらへんをどのように表現するかは大変難しい点かと思いますが、個人的に今回の舞台での表現については反対票です。
繰り返しとなりますが、舞台美術としてのクオリティは高いので★5です。
だた、おそらくこれが最後の★になるかもです。
とても悲しいです。
実演鑑賞
満足度★★★★★
壱劇屋さん、久しぶりのセリフありの舞台。
やっぱり個人的にはセリフアリ派!!
セリフがないとストーリが追えなくなるんです。。。。
ネタバレBOX
今回もまさに「エンターテインメント」って感じでした。
次々に色や姿を変える舞台装置、そしてその中で繰り広げられる殺陣、非常に見応えがありました。
とりわけブランとスプークが可愛くて好き。
お着替えで戦闘スタイルが変わるっていうのはどっかでみたことあるけど、やはり舞台映えしてよいですね。。。
ストーリーについては、ノワールがフェチリタ亡き後、なぜ世界を滅ぼす側に行ってしまったのかが、少々疑問。
実演鑑賞
満足度★★★★★
今年も楽しみにしてました!peachboys!
ネタバレBOX
毎度のことながらストーリーは意味不明。
でも毎度のことながらめちゃくちゃ笑わせてもらいました!
実演鑑賞
満足度★★★★
H:MU
※アガリスクエンターテイメントはアガリスクのページへ。。。
ネタバレBOX
役を演じてるうちに、それが役なのか自身なのか曖昧になっていく。
「世にも奇妙な物語」風味を感じたのは私だけでしょうか。
俳優さんのお名前がわからないのですが、美容院の主人役の方の怪演が印象的。背負っている過去がリアルな手触りを持つような演技でした。
ラストがまさに、世にも奇妙な物語チックでしたが、わがまま言うともうちょっとパンチが欲しかったりするかも。