満足度★★★★★
鑑賞日2019/01/18 (金) 18:00
価格800円
面白かった!感動しました!なんかこう日常に非現実要素が少し交じってる感じがすきでした。
音楽のチョイスも素敵。役者さんも素敵。小難しい話は苦手ですが、この作品は大変わかりやすくでも想像を膨らませられる部分もあって、個人的にすごくすきな舞台でした!
ネタバレBOX
手紙の内容がねー。気になりますねぇ。告白以外になんて書いてあったんですかねー。色々想像ができて楽しい。
舞台のあの、人の部屋感がものすごくでてて良かったです妙に落ち着く散らかり具合。。あ、あと、仕方ないんですけど、クロゼーットから店員さんが飲み物入れてるのなんか面白かったです笑笑
お兄ちゃんとお父さんがたまらなくすきでした。言葉足らずな部分が多いんだけど、あいこちゃんを大切にしてることはすごく伝わってきてすごく愛しく感じました。
お兄ちゃんのカレーかハンバーグを食べるとこ、なんかちゃんとルーかソースと絡めてて細かいなーと思いました。良い。
成長ごとに役者さんが変わるのって結構難しいと思うんですけど、そのあたり全く違和感がなく役者さんすごいなって思いました。あと、大人がやる子供ってどうしても大袈裟になりすぎるっていうかそんなイメージがあったんですけど、びっくりするくらいキャラが馴染んでて、こういう子おるおるー!ってなりました笑
みおちゃんのキャラも良かったです。なんか最初はよくいるただのぶりっ子ちゃんなのかなーって思いながら見てたんですけど、葬式の場面で、あいこちゃんに羨ましかったっていうところ、あーこの子はただすごく一途な子なんだなあって思いました。羨ましかったっていうのはきっとたかし君に好かれてるあいこちゃんがいいなっていうことで、いくら可愛くて周りに好かれてても1番好きな人に好かれてなければ意味ないよって感じなんですよねたぶん。言葉にならない気持ちがすごい伝わってくるのが本当にすごいなと思いました。脚本もそうなんですけど、それを実際に表現してる役者さんすごいです。尊敬。
くまちゃんもね、いいですね。くまのぬいぐるみなのにかわいい女の子じゃなくてタッパのある男性なのがまた良かったです。ギャップが。
あいこちゃんにとって唯一本音が言える存在。
ぬいぐるみで表現してるのがまたいいですね。
で、最後にゆいこちゃんが台風がとうとうふいたというんですが、あれはどういうことなんですかね。心が我慢できなくなって荒れに荒れまくってどうしようもなくなって、それでも、生きるしかないんだと。たまにものすごーく苦しくなって、生きる意味とか諸々わからなくなって、生きてていいのかなって不安になって何もしたくなくなって、時にズル休みしたり、それでもちょっとずつ前に進んでいくんだっていうことなのかなぁ……。共感の嵐だったなあ。