1
『熱狂』『あの記憶の記録』
劇団チョコレートケーキ
『熱狂』
ヒトラーの劇。
ナチスが台頭していく頃の人間ドラマで面白い。
独裁者からの視点でありながら大衆の熱狂を感じた。
『あの記憶の記録』
アウシュビッツ強制収容所を生き延びた人の話。
凄惨な出来事を直接描かず、
あの記憶による証言という形で展開されるにもかかわらず、
リアリティがあり衝撃を受けた。
平和的な現在との対比が印象的。
2
60'sエレジー
劇団チョコレートケーキ
劇団チョコレートケーキ『60’sエレジー』
於:サンモールスタジオ
時代は変わるんだと実感した。自分よりも上の世代の話だが、共感できることがあった。昔は色々世話をしてくれる人がいたもんだって聞いたことを思い出した。息を呑む迫真の演技で見応えあり。
3
人生の大事な部分はガムテで止まっている ≪現代編≫≪大正時代編≫
劇団6番シード
面白い脚本。ミキシング・レディオのようなドタバタパプニングとテンポのよさがいい。大正編への伏線を意識させられるところもあり、今から楽しみ。
4
ペーパーカンパニーゴーストカンパニー
OIL AGE OSAKA
息つく間もなく忙しい場面としんみり切ない場面の緩急。伏線の効きと幽霊の設定が面白さを増幅させてる。とても面白い。
5
おぼろ
ゲキバカ
祭りのように華やかな江戸時代とSFが融合した舞台。笑って笑って笑って泣けるエンターテインメント。どこか儚く切なく感じたのは、脚本とあのうさぎのせいか。
6
ルート67
劇団あおきりみかん
全力爽快のある意味、体育会系の劇。舞台でスピード感や奥行き、3D感がでていて、観た人しか分からない驚きあり。内容も非常に面白い。場面転換が素早くテンポのいい展開。壱劇屋の「シャドウトラフィック」を思い出した。
アゲアゲ↑↑
ロードレースが劇中の劇であることが、後から分かる構成はとても面白いと思いましたし、自動運転技術が取り沙汰される中、「車と人間が融合する進化」という発想はなっかった。いかにも「女の子」が考えたファンタジーとなっていて、なんかいい。
メッセージ性も込められていて、とても良い作品だと思いました。
7
メロン農家の罠
桃尻犬
登場人物の極端な設定が面白し、コメディ、ブラックありの人間ドラマ。
演技力も高く、見応えありました。
結末は意外なものでした。
8
つぐない
劇団あおきりみかん
於:池袋シアターグリーン
人の罪悪感がテーマ。
ミステリー仕立てで面白かった。
舞台のセットがよくできてて驚き。
9
朝からギョーザ
劇団やりたかった
朝からギョーザを食べる家族の話。
ぷぷぷと笑えて面白い。
団長さんが脳裏に焼き付いた。
10
新しい生活の提案
壱劇屋
モノクロ生活の処方箋。全身に伝わる音響と音楽、トリック的なパフォーマンスで魅了。光のカーテンのような照明と阪急マルーンの衣裳が美しい。ゲストのマリーンズ愛はローテーションの谷間ではなかった。