軽くフィクション
合同会社シザーブリッツ
ザ・ポケット(東京都)
2016/01/20 (水) ~ 2016/01/24 (日)公演終了
満足度★
脚本・演出がひどい
千秋楽観劇させていただきました。ありがとうございました。
率直な感想を以下記載します。
【総評(1点/5点】
一言でいうと、演出・脚本が酷すぎました。
笑える点はなくはなかったですが、どや顔で連発される「笑わせどころ」がことごと面白くなかったです。プロットが複雑&登場人物が多くてただひたすらに疲れましたが、まだサスペンス寄りを書かれた方がいいのかなと思いました。失礼ですが、コメディに関しては絶望的にセンスを感じませんでした。
【詳細】
①脚本(1点/5点)
・登場人物が多すぎて、プロットの理解が疲れる。半分の人数でよいと思います。
・コメディなのかサスペンスなのか、はたまたヒューマンドラマなのかわからないが、話が単純に面白くない
・最後伏線を回収して収束したものの、オチがしょぼい。各々の人物の動機もとってつけたようなものばかりで浅い。
・コメディ要素が強いですが、コメディというよりはコント。コントの中でもレベルは高くない。M-1グランプリの1回戦で出てくる若手芸人がやりそうな内容ばかりでした。そういう意味では笑わせていただきました。苦笑。
・笑いは取るところもシナリオや掛け合いでとるのではなく、一発芸が多い。アゴや身長など身体的特徴でしかとれない。
・また、つまらないネタが何度も繰り返しでてくてくどい。
②演出(1点/5点)
・全体的にとにかく声がでかすぎてうるさい。聴きとるのが大変で非常に疲れる。叫んでいるシーンは疲れからか逆にとても眠くなりました。どうやったああなるんでしょうか。高校の時の日本史の授業を思い出しました。
・全体的にださい。特にコメディ部分。小学校6年生の時にクラスのお調子者たちがやっていた演劇会を思い出しました。
③役者(3点/5点)
・正直そもそも何を言っているのかわからない&サムイ人が多かったですが、主演陣周りにはうまいなと思う役者さんがいらっしゃいました。(主演の男性・女性とその友達の女性らへん)
・初めて見る役者さんたちが多かったので、他ではわかりませんがかなり大げさかつ滑った演技が多かったです。私としては役者さんというより前述の脚本・演出に問題があると思っています。
以上です。色々意見があると思いますが、一意見としてご参考になればと存じます。