しょうたの観てきた!クチコミ一覧

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天雲草子

天雲草子

流星揚羽

萬劇場(東京都)

2020/12/09 (水) ~ 2020/12/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2020/12/11 (金) 14:00

価格4,500円

観劇初心者の自分は、開演前に会場で配られるパンフレットに書いてあるあらすじをしっかり読んで、予習をしておかないと、ストーリーを追えない…ということがあります。ですが、この公演のパンフレットにはあらすじが書いてない…。どんな話かわからないまま観て、ついていけなかったらどうしよう…と思っていましたが、その心配は無用でした。ストーリーが、いくつかの章で構成されていましたが、それぞれのお話はとてもわかりやすく、とても感動的で、ただ観てればわかる、そんな公演でした。

この時期だから気になるコロナ対策ですが、入場前に手洗い、検温、会場に入るところでマスクを渡され来るまでつけていたものと交換。空気の除菌もされていて、隣の席とは仕切り、指定席で隣と1席空けての着席。公演中に1度、5分間の換気タイム…と、本当に徹底されている、ここまでやってれば安心でしょう…と思える対応でした。

ネタバレBOX

各章ごとに涙を流していました。
最後の最後、かぐやがみかげに語りかけるシーン、それに対してみかげが見せた笑顔がとても印象的でした。
MERRY10

MERRY10

劇団ベイビーベイビーベイベー

ザムザ阿佐谷(東京都)

2019/11/28 (木) ~ 2019/12/02 (月)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2019/12/01 (日) 13:00

観てきました!
キャストの皆さん、個性のある方がたくさんで、剃れそう味があるなぁって思いながら見ていました。そして、キャストは男性がたくさん。そしてイケメンがたくさん…男性の自分が見ていても、カッコいい…と、思っていました。

ネタバレBOX

観劇経験が少ない自分だからでしょうか…。
途中から、人間関係が追いきれませんでした。人間関係が追いきれず、どこかでキャッチアップできるかな…、人間関係がわかるようなヒントがあるかな…という期待をしながら観続けていましたが、最後まで取り戻せないままに終わってしまいました。
L4 Time of ZERO

L4 Time of ZERO

参画自由

d-倉庫(東京都)

2017/07/13 (木) ~ 2017/07/16 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/07/16 (日) 13:00

百花繚乱 花街仇討絵巻の出演者の方がたくさんいらっしゃって、でも、全然違うお姿で、なんだかすごく新鮮でした。

ネタバレBOX

前作(L4)のある作品で、その前作を観ていないため、話についていけるか不安だったのですが、その不安が当たってしまった面もありました。

19人の登場人物、最後まで頭のなかで整理しきれていませんでした。パンフレットでLv4、アガルタ、バウンティ、SE、ハウンドという違いがあることは事前に学習できたのですが、どの方がどれかわかりれませんでした。なので、けがをしても元通りになれる人、なれない人、なれるけど特別な薬でなれない人、でもぎりぎり助かった人…というあたりがもう少し自分の中で整理できていれば、ストーリーがより理解できたんだろうな…と、思っています。

でも、優しくも強い母親、操られ仲間を傷つけさせられるオリオン、そして自らの能力に苦しみ生きる意味を見つけられないゼロ…。好演がとても印象に残っています。
鬼姫

鬼姫

劇団シアタースカイ

上野ストアハウス(東京都)

2017/03/17 (金) ~ 2017/03/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

立ち回りのシーンがたくさん、動きの多いカッコいい舞台でした。
狭いステージいっぱいの動きは迫力がありましたし、そこで中心に動いていてのが鬼姫…女性だったのが、また新鮮でした。

ネタバレBOX

生まれながらにして「殺人鬼の娘」として、常に殺される恐怖の中で育った鬼姫。父親以外に愛情をかけてくれる人なんていなかったであろう鬼姫が、飛龍丸に愛情を持ち、最期に自分の命をなげうって飛龍丸をかばった…。最後まで報われない命なのか、というのとそれでも愛した人の命をかばうのか…と思うと涙が抑えられませんでした。

パンフレットに記載のあらすじ通りのお話で、内容にはしっかりついていけました。その上で、そのあらすじから想像していた以上の悲しみが、観ていてぐっと感じさせるものでした。
百花繚乱 花街仇討絵巻

百花繚乱 花街仇討絵巻

Project JUVENILE

d-倉庫(東京都)

2017/02/17 (金) ~ 2017/02/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/02/19 (日)

涙ポロポロ止まりませんでした。

ダブルエンディング、もう1つのエンディングも観たかった…。ちょっぴり後悔してます💦。

ネタバレBOX

千秋楽、最後の「紅」でさした。

こんなに、純粋で、優しくて、強くて、もろい…、そんな鴇風。そのあまりにも不条理な運命が切なくて、切なくて。

周りの遊女たちの優しさ、そして、最後に幸せになれたことで本当に救われた気がしました。
アトレウス

アトレウス

演劇集団 砂地

吉祥寺シアター(東京都)

2017/02/09 (木) ~ 2017/02/13 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/02/12 (日)

ギリシャ悲劇ということで、ついていけるか、理解できるか(ストーリーもそうですが、カタカナの名前が覚えられないという…)、しかもこの時差ボケの頭で…、と少し不安でしたが、そんな不安なんてまったく杞憂、とてもわかりやすく、でも考えさせられる深さがあって楽しめました。

ネタバレBOX

娘を生け贄として差し出さなければいけない父、母を殺さなければいけない息子…今の日本では考えられないストーリーですが、だからこそ考えさせられるお話でした。周りに殺せ、殺せとけしかけられ母を殺し、殺したら殺したことで責められる…その苦しみが好演されていたと思いました。

個人的には天乃舞衣子さんの迫真の演技がとても印象的でした。
ひなあられ

ひなあられ

演劇ユニット「みそじん」

シアター風姿花伝(東京都)

2016/09/07 (水) ~ 2016/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白かったです!
『ドアを開ければいつも』で知ったこと劇団ユニットみそじん。個性的な女優さんが10人も集まって、それぞれとってもいい雰囲気を出していました。

ネタバレBOX

いろいろなバックグラウンドといろいろな現状を抱えた女性10人のお話。女性って男に振り回されてしまうもののかな~、で幸せをつかむのって実はとても難しいことなのかな…なんて思ってしまいました。

男っ気のまったくない女性、夫婦仲の悪い女性、旦那と合わず離婚を繰り返す女性、結婚が破談になってしまった女性、そして唯一ハッピー、結婚にこぎ着けた女性も相手は雀荘の方と危うい感じ…。みんなハッピーたとは言えないけれど、そんな人間が集まれる場所があって、お節介でもつながりがあるとそれはそれで幸せなのか~たと。無駄な時間の積み重ねかも知れませんが。

そんな場を切り盛りするしっかり者の南伊さん、そこで大人の話にツッコミを入れる鈴木朝代さんが作り出すお店の雰囲気がよかったなぁって思いました。

それと、男である自分に「そんなに不幸になってしまうなら自分が…」「俺なら不幸にさせないよ」なんて思わせる、斎藤ナツ子さん、天乃舞衣子さん、土屋咲登子さんの演技もよかったなぁと思います。

ハッピーじゃない、でも、不幸を感じさせない皆さんの雰囲気がよかったおもしろい公演でした。
ドアを開ければいつも

ドアを開ければいつも

演劇ユニット「みそじん」

atelier.TORIYOU 東京都中央区築地3-7-2 2F tel:03-3541-6004(東京都)

2016/02/27 (土) ~ 2016/03/22 (火)公演終了

満足度★★★★★

何度観ても面白い
筋書きは大きくはかわらないけれど、キャストが代わることで印象が全然違う…というのは、この公演を語るときによく言われることですが、今回自分もそれを強く実感しました。

笑いなしでは見られない、涙なしでは見られない、それは3回経験しても、まったく変わらずでした。

すばらしいストーリーにすばらしいキャスト、そしてそれを支える助手の方たち(自分が行った開催では過去の出演者の方が受付をされていました)に支えられ、このすばらしいステージが行われているんだなぁ…と、お伺いするたびに感じます。本当に面白かったです。

『ドアを開ければいつも』自体は今回の公演でおしまい…ということですが、次回のみそじんにまた期待しています!

ドアを開ければいつも

ドアを開ければいつも

演劇ユニット「みそじん」

atelier.TORIYOU 東京都中央区築地3-7-2 2F tel:03-3541-6004(東京都)

2015/12/24 (木) ~ 2016/01/12 (火)公演終了

満足度★★★★★

また、涙しました…。
我が家は男2人兄弟。それでも、たまに会ってビールを交わして話していると、「兄貴がやったことでこんな目に遭ってきた」「あのとき、こんな風に考えていた」なんて言われ、そんなことがあったっけ?悪いことしたなぁ…、なんて思ったりさせられます。一旦離れて生活して再会することで気づくことってたくさんあるんですよね。
それが、個性がバラバラの4人の姉妹。汲めども尽きぬおしゃべり三昧…。我が家の話の2倍面白く、4倍深い感じです。
(それに…、4人姉妹だけの家っていう空間。男兄弟だけの自分には未知の世界…。それを垣間見られるのも、ちょっとドキドキで面白かったです)

2度目の観劇で2度とも感激の涙を流しました。面白かったです。残りの公演も、皆さんを感動の渦に巻き込んでいってください!

ドアを開ければいつも

ドアを開ければいつも

演劇ユニット「みそじん」

atelier.TORIYOU 東京都中央区築地3-7-2 2F tel:03-3541-6004(東京都)

2015/11/21 (土) ~ 2015/11/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

感動しました
4人の姉妹が久しぶりに集まるってこうなるのかぁ…と妙にしみじみとしました。とてもリアルで納得感ある設定。その中で、姉妹で共感できるところとぶつかりあうところが迫真の演技で描かれていていました。

感動、感激で最後は涙が止まりませんでした。演劇の面白さを自分に教えてくれた作品でした。

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