みなみの観てきた!クチコミ一覧

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昭和から騒ぎ

昭和から騒ぎ

シス・カンパニー

世田谷パブリックシアター(東京都)

2025/05/25 (日) ~ 2025/06/16 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白かった!!原作の方は見たことがありませんが、だいたい想像できました。しかし、大学の先生ならお嬢さんが旅芸人と結婚しても認めてくれそうですが、王侯貴族だとどうなんでしょう?それとも原作では商家の娘さんあたりなのでしょうか。原作版も見てみたくなりました。
昭和の映画のような話し方も笑えました。
好きな人の声くらい聞き分けてよね!と思ったのは私だけ?
シェイクスピアの舞台ではこう言う間違い、勘違いみたいなのが多い気がします。
まあ、当時は夜は本当に暗かったろうから仕方ないのかなと思ったりしますが。

メイクコンタクト

メイクコンタクト

劇団ZERO-ICH

雑遊(東京都)

2025/06/04 (水) ~ 2025/06/08 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白かったです!のっけから幼少期の表現に笑いました。その手があったか!
なんとなく常識からはみ出しているような人たちだから、とんでもないと思われるようなことも信じて一緒に頑張るんですね。たくさん笑って、最後はうるっとしてしまいました。1年後にも会えるといいね。

『流浪樹~The Wanderer Tree~』

『流浪樹~The Wanderer Tree~』

ゴツプロ!

本多劇場(東京都)

2025/06/02 (月) ~ 2025/06/08 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

戦争ものは辛くなるので避けていたのですが、中津留さんが体調不良で降板と聞いてこれは応援しなければと急遽観に行きました。行って良かったです。中津留さんの作品をいくつか観ていますが、今回はいつになく優しさを感じました。
初日ということで帰りに花束をいただきましたが、包装紙の中にお花について説明があってそれも素敵でした。

Blue moment

Blue moment

Theater Company 夜明け

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2025/05/29 (木) ~ 2025/06/01 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

開演前の音楽がチラシのイメージと違う気がしました「パラレルパラレル・・・」あ、そういうお話?始まったらやっぱりチラシのイメージと違って笑えましたが・・・(以下ネタバレ)
横浜あたりの上演劇場がだんだん大きくなっていくくだりは、どのくらいの人が分かったかなあなどと思って見ていました。実は私も「ピット」とかいうのは分かりませんが。

ネタバレBOX

チラシのイメージに沿ったような最後に私は納得がいかず、終演後、作・演出の方とお話しさせていただき胸に迫るものがありました。
しかしそれは観劇するものにはあずかり知らぬこと、舞台で観たことが全てではないのか?とまだ気持ちは揺れるのでした。
ところで、木乃枝さんはオペラにご出演の際はお名前が違うのでしょうか?
六道追分(ろくどうおいわけ)~第三期~

六道追分(ろくどうおいわけ)~第三期~

片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2025/05/14 (水) ~ 2025/05/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

チラシでは幼く可愛い清吉でしたが、お髭の効果かちゃんとお頭らしく見えてました。それにしても今回の義賊鬼アザミはみなさんカッコ良かったです。
今回は岡っ引き夫婦が私の一押しです。
地下道から潜入する効果音は座席によって感じが違うのかと思われました。

お歌とお芝居 「髑髏沼の女」

お歌とお芝居 「髑髏沼の女」

たすいち

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2025/04/30 (水) ~ 2025/05/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白かったです。でも、もっと面白いんじゃないかなと思っていたのでした。
チラシの脳味噌の意味は分かりましたが、どちらも大事でしょうに。
簡素な舞台装置に散りばめられた立川のお店の名前が懐かしかったです。
歌もたくさん聞けて楽しかったですが、スタジオの構造のせいか素材のせいか歌詞が聞き取りにくくて残念でした。

六道追分(ろくどうおいわけ)~第二期~

六道追分(ろくどうおいわけ)~第二期~

片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2025/04/30 (水) ~ 2025/05/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

第一期と台本は同じと聞いていましたが、演じる人が違うとまた新鮮で面白く見ることができました。最後は知っているので今回は覚悟して見ていたはずでしたが・・・。
冒頭の地下道から侵入するシーンの音響が説得力があって良かったです。
今後はどのくらい行けるかわからないので、せめてと思って台本を買い求めました。
とろろ汁が食べたい今夜です。

明日、泣けない女/昨日、甘えた男

明日、泣けない女/昨日、甘えた男

株式会社テッコウショ

シアターサンモール(東京都)

2025/05/03 (土) ~ 2025/05/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白かったです。田舎特有なんでしょうか。あんなに「性」にある意味おおらかでいいんでしょうかと思いながら見ていました。そしていろんな問題が山積したまま・・・(以下ネタバレ)
スタッフさんの対応がとても良かったので★一つ追加します。観てきた!はあくまで芝居に対しての評価でというご意見もあるようですが、やはりお芝居に没頭できるための配慮があると
ありがたいものですから。

ネタバレBOX

・・・何も解決しない、回収がないまま終わってしまって「えー?」と思ったのでしたが、人生そんなものですよね。めでたしめでたしとか、チャンチャン!とかにならないでずっと引きずってたりするものじゃないでしょうか。なので終幕はそれでもいいと思えたのでしたが、鈴ちゃんがどうして性依存症(とは違うと思いますが)になってしまったのかをもう少し丁寧に描いても良かったのではと思って★4にしたのでした。
六道追分(ろくどうおいわけ)~第一期~

六道追分(ろくどうおいわけ)~第一期~

片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2025/04/05 (土) ~ 2025/04/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

第四期どころではないんですね。この無謀とも思える公演を応援したいです。
検校とか忘八とか最近はだいぶ耳馴染みのある言葉が聞こえて来て、いい時期の公演かと思いました。
表向きは華やかだけれど悲しい吉原の様子や、義賊として筋の通った生き方をしようとする者たちが描かれていて良かったです。

ネタバレBOX

カタカナ言葉が出て来たり、劇中で物販の宣伝をしたりと言うところを笑ってしまうと言うのがお約束ならそれはそれでいいのですが、一転あんな結末というのは私にはいささかショックでした。
2人は逃げおおせてめでたしめでたし・・・が希望です。
十二人の怒れる男たち

十二人の怒れる男たち

舞台「十二人の怒れる男たち」製作委員会

サンシャイン劇場(東京都)

2025/03/26 (水) ~ 2025/03/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白かったです。ごくスタンダードな作りでした。舞台下手には陪審員たちが使うトイレも配されていました。いくつか「12人・・・」を観たことがありますが、キャラクターが強調されすぎていたり、何人かが女性に置き換えられていたりしていました。今回の「12人・・・」は映画でも観たことがある脚本に沿っていた様に思います。映画と違うところもあって、終演後にスタッフさんに聞いたところ、この脚本で上演されるのは初めてなのだそうです。
いろんな「12人・・・」があると思いますが、今後も観る機会があることを考えたらまずはこのスタンダード版を観ておくのは良いと思います。

ネタバレBOX

配役には難ありですが。舞台では誰が何を演っても、中年男性が幼稚園児を演っても、若い女性がおばあちゃんを演っても良いわけなのですが、日向野君が18歳の息子がいる様なおじさんには見えなかったのでした。スマートな彼はおじさんに見える様に太って貫禄を出した様な気はしましたが。
それでもこれは観た方が良いと思うのですが、チケットがちょっと高いかなあ。
平家物語

平家物語

『平家物語―胡蝶の被斬―』 製作委員会

新国立劇場 中劇場(東京都)

2025/03/14 (金) ~ 2025/03/17 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

2階席だったので舞台の床に落ちた照明がよく見えました。幕開きの赤い影、清盛を焦がす赤い炎。そして帝の持つ赤い鞠にラストの上部から降る赤い紙(布かも)と平家の赤が印象的に使われていました。
朗読劇でしたが衣装や大勢のパフォーマーの演出も見事でした。
山路さん清盛の回を見ましたが、これが山寺さんだとどうなるのか。そちらも見たかったです。
2階席のせいか分かりませんが、聞き取りにくいシーンがあったのが残念です。

昭和元禄落語心中

昭和元禄落語心中

研音/梅田芸術劇場

東急シアターオーブ(東京都)

2025/02/28 (金) ~ 2025/03/22 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

シアターオーブは何回か行きましたが、3階席は初めてでした。いやー、こんなところにまでお席があるんですね。双眼鏡必須です。(追記予定)

Lovely wife

Lovely wife

劇団青年座

本多劇場(東京都)

2025/03/06 (木) ~ 2025/03/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白かったです。久しぶりに笑って見る事ができた舞台でした。
舞台美術も「へー、こんなのでいいんだ」と言う感じで面白かった。

ネタバレBOX

一昔(ふた昔?)前なら作家が授賞式に妻への感謝の言葉を読み上げたりしたら、お涙頂戴で幕になるのでしょうね。
ジョバズナ鼠の二枚舌

ジョバズナ鼠の二枚舌

おぼんろ

新宿シアターモリエール(東京都)

2025/03/04 (火) ~ 2025/03/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鼓動、鼠は1分間に600から700回、象は約20回だそうです。カラクリの真似をして心臓のあたりを押さえてみましたが1分間に60から70回と言う人間の鼓動はよく分かりませんでした(脈拍は取れましたが)。でも、生まれてこの方1回も休んでいない心臓もやがて止まる時が来るのだと思って、ひとつ決心したのでした。

ジョバズナ鼠の二枚舌

ジョバズナ鼠の二枚舌

おぼんろ

新宿シアターモリエール(東京都)

2025/03/04 (火) ~ 2025/03/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

昨日の席からは見えなかった語り部さんの表情を見る事ができたし、おお!そんなことをやっていたのね!と言うシーンも発見できたし、演出が一部変わったのも気づきました。
何より、この近さだから分かった語り部さんの細かい表情の変化。
360度縦横無尽スタイル!の醍醐味です。
ジョバズナ鼠の二枚舌は・・・

ネタバレBOX

仲間を幸せにするためにあったのね・・・
ジョバズナ鼠の二枚舌

ジョバズナ鼠の二枚舌

おぼんろ

新宿シアターモリエール(東京都)

2025/03/04 (火) ~ 2025/03/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

5年ぶりの360度縦横無尽スタイル!
久しぶりに劇団員さんたちがすぐ脇を駆け抜けて起こす風を感じました。
面白かったです。なるほど二枚舌だわ。
明日は別の角度から見るのが楽しみです。

蒙古が襲来

蒙古が襲来

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2025/02/09 (日) ~ 2025/03/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

三谷さんの舞台をたくさん見ているわけではありませんが、今回はラストのおババの言葉に想いが集約されているのかなと思えました。
他の舞台でもああ言うシーンはありましたが、どうやってああなっているのか未だに分からない私です。
チケットが当日引き換えになってしまい(それでも取れただけマシかも)双眼鏡を持参しましたが、交換したチケットが思いがけず通路より前だったので良かったです。座席ってどうやって決まるんだろうと思ってしまったことでした。

ネタバレBOX

三谷さんの舞台だから、蒙古が襲来しても笑ってなんとかなってしまうのだろうと思っていましたが、なんとかならなくていささかショックではありました。
ヨゴレピンク

ヨゴレピンク

スラステslatstick

駅前劇場(東京都)

2025/02/19 (水) ~ 2025/02/26 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

若き日のキラキラピンクの恋ではなく、ちょっと(かなり?)渋めのピンクの恋愛物語?
そうか、出会いはやはり偶然というのはなかなか無いからそういう設定になるのか。
さて・・・?
と思って見ていたら・・・

ネタバレBOX

チラシに書いてあったようなお話では無いと思えました。恋愛物語はどこまで行っても始まらず、そのまま終わってしまいました。
アフタートークで「チラシに書いてあったようなお話で無いと思うのですが」という質問があり、小松台東さんが「その点は本当にすみません」と答えていて、稽古が進むうちに変わって行ってしまったようでした。
とは言え、なんんともシュールな展開が面白かったです。
おどる葉牡丹

おどる葉牡丹

JACROW

座・高円寺1(東京都)

2025/02/05 (水) ~ 2025/02/12 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

座・高円寺1は何度も行ったことがありますが、こんな作りの舞台は初めてでした。2方向に客席があり、しかも舞台は円形で椅子のような台があるだけ。そこへ出てきた議員の妻らしき人達は全員白い衣装です。みなさんカチコチのスーツを着ているのだろうと思って行ったのでとても意外な始まりでした。その後の別人になる時の衣装がえ?も面白かったです。
実際に議員の横に並ぶ奥様の図と言うのはお目にかかったことはないような気がするのですが、想像するだけでも大変そうで夫が立候補するなんて言い出したら断固反対します。
「おどる葉牡丹」と言うタイトルがもうひとつピンときませんが、議員の妻たちの建前やら本音やらが踊って、とても面白かったです。
事実に基づいたフィクションという角栄話は途中で離脱してしまいましたが、今回の舞台は取材を元にしたフィクションというところでしょうか。私としてはこちらのほうが安心?して見ていられました。

映像都市

映像都市

“STRAYDOG”

赤坂RED/THEATER(東京都)

2025/02/05 (水) ~ 2025/02/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

もっとシリアスな展開なのかと思って見に行ったので、振れ幅が大きくて腑におちませんでした。斜陽産業となってしまった時期の、映画に対する愛情は感じられました。私が行っていた映画館もいくつか無くなってしまいました。新しい映画館、特にシネコンでは映画館の匂いなんてないのでしょうね。
舞台美術が良かったです。

ネタバレBOX

劇場内でパンフレットやブロマイドを売っていたお兄さんが急に「アイスクリームはいかがですか」なんて言い出したので「あれ?」と思ったら観客とやりとりが始まって、実はもう開演していたわけなのですが、これがちょっと微妙でした。いかにも芝居臭くて。私としてはもっと自然にお客さんと話始めちゃったみたいなのが好みですが、ちゃんと開演してますよと分かるようにしていたのかなとも思いました。
撮影されていたオムニバスらしい映画のワンシーン「はたらく細胞」の元祖?みたいな感じで「こういう映画あったよねー。なんだっけ???」とずっと考えていたのですが、やっと思い出しました。「ミクロの決死圏」でした。

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