GRYPHONの観てきた!クチコミ一覧

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修羅雷姫(シュラライヒメ)-三人の雷蔵たち-

修羅雷姫(シュラライヒメ)-三人の雷蔵たち-

48BLUES

渋谷ロックウェスト(東京都)

2006/11/24 (金) ~ 2006/11/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

初体験
もともと舞台を見ることが好きで年に数度はなにがしかの
舞台を見ていた。口コミでこの劇団を知ってはじめてみたのが
修羅雷姫だった。
男4人だけですべての演目をやるもんだから、どうしたって
女役は無理が出る。歌舞伎の女形のような人間は
そういるもんじゃない。
しかしこの無理感が面白い。無理めの女に仕上がって
しまっているのに、彼女を大フィーチャーし主役となっている
ことや、見てるうちにそんな瑣末なことは問題なくなる
殺陣やセリフのダイナミズム。
これは長年演劇に携わり、自分たちの歩幅を守ってきた
48年生まれという、もうそこそこの年齢と言われる年に
なった彼らにしかできない表現力なのではないだろうか。
子供でもない、じじいでもない、「ヨンパチ」だからできる
表現力。かれらはその中途半端なジェネレーション
48世代というものを完全に自分たちの武器としている。
永遠のヨンパチ生まれ。今後も期待です。

倒幕編 『SAKAMOTO!!-鬼に、胸キュンぜよ。-』 佐幕編 『DOKATA・・・、と呼ばれて・・・。』

倒幕編 『SAKAMOTO!!-鬼に、胸キュンぜよ。-』 佐幕編 『DOKATA・・・、と呼ばれて・・・。』

48BLUES

渋谷ロックウェスト(東京都)

2007/06/23 (土) ~ 2007/07/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

深化するヨンパチ
舞台と観客の距離の近さが小劇場の魅力。しかしその近さを
感じながらも、演者とお客の距離をいい意味で感じるように
なった。簡単に言うとヨンパチという4人がよりプロとして
目に映るようになったということだ。
だからどこまで笑いのエッセンスを増やしたとっつきやすい
脚本になっても、きっちりとシメるところはシメた、筋の通った
舞台になっているんだろうとおもう。

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