満足度★★★★
とても楽しめました!
終演後は、キャスト13人全員でのお見送りもあり、とても有意義で楽しい約2時間でした。
ネタバレBOX
キャストが13人なのでいろいろと小さなエピソードはあるのですが、大きなストーリーは18年前「大和快晴駅」に生まれて間もない男の捨て子のを無人駅駅長でありながら村役場の村長のぼるが発見する。村長のぼるには20歳ほど離れた若い妻が居て、「ひかる」名づけ二人の子どもとして育てることに…。
やがて18歳となったのぼる青年。
共にこの村で育った幼馴染の「さくら」は美容師になるためにお祖母さんを一人残し村を後にすることを決意するなど、進路を考え村を出て行くのが当然のこの村で、我が子として育ててくれたことへ恩義を感じ「恩返しをするために、村の役に立つため、この村で働きたい」と父に告げる。
「恩義などを感じず、若いのだから自分の夢を追いかけて欲しい!」と願う父と対立…。
というようなハートフル物語でした。
この「ひかる」くんが物語の語り手でもあり、時々で暗転の舞台にピンスポットで語りが入りました。これもとても良かった。
駅を中心とした吉川村の笑いあり涙ありのお芝居で、とても楽しめました。