Lennの観てきた！クチコミ一覧

満足度★★

うーん・・・
まず一番気になったのは足音のうるささ。前半のコメディタッチなところでドタバタとなるのは分かるんだけど、それでも足音は少し気にしてほしかったなぁ、と感じました。時々足音がうるさすぎて客席が小さな地震か？と感じるくらいに揺れるときもあったほどでした。
そして何より見ていてがっかりしてしまったのは話の支離滅裂さ。
コメディタッチでいくならそれを貫いて最後まで面白い展開にしてほしかったし、ずっとコメディっぽい笑いを誘う展開でいってるのに、突然真面目なシーンになってしまったときには、観客が置いてけぼりになった感覚でした。
話があちこちに飛びまくっていて、ついていけない、といったところ。
コメディにしたいのか、もしくは観客に涙してほしいのか、何を観客に訴えたくて、何を観客に求めてこの脚本が書かれたのか、さっぱり分かりませんでした。

役者さん1人1人はとても個性豊かで演技が輝いていただけに、話のまとまりのなさが余計にもったいなく感じてしまいました。

満足度★★★

少しもったいない。
とてもコミカルで、テンポのいいお芝居でした。
「人の心ってのは、結局のところよく分からない」っていうテーマは面白いし、その切り口も面白いと思いました。ただ、内容が面白いと思わせてくれているだけにもったいないと感じるところも。

まず、音響・照明のバランスがあまり良くないと感じました。
一番最初の場面ではBGMの音量が少し大きすぎるのか、役者さんの声が聞こえない状態でした。役者さんの声自体もちょっとボリュームが足りていなかった気がします。特に独り言のような台詞や、静かに言う台詞だと後列の方で見ていた私にはほとんど聞こえませんでした。

また照明も突然暗転することが多く、もう少し余韻残してもいいんじゃないかな～と感じるところはありました。
照明は一番最後、終演した後にアンケートを書いていたらアフターイベントがあるからということで前ぶれもなく突然照明を落とされたのには困りました。たまたま観客全員が立ち上がることなく座ってアフターイベントを待っていたからいいものの、もしお客さんが移動してる中で突然暗転になっていたら危険だったと思います。そこはもう少し注意した方がいいかと思いました。

あと、タイトルが「ピテカントロプス」って大々的に出しているわりには、あまりピテカントロプスがさほど大事な扱いをされていなかったので、タイトルをもう少し考えても良かったかなー、と思いました。正直、タイトルだけでは興味を惹く感じではなかったです。今回は出演者の中に知り合いがいたので見に行きましたが、そうでなければ見に行かなかったかもしれません。

でも話は面白かったし、何より1人1人の登場人物の個性が確立されていたので、そこは個々の役者さんたちの演技が素晴らしかった証だと思います。学生生活ってこんな感じでワイワイやってたなー、と昔を思い出しながら見させて、楽しませていただきました♪

できれば宇宙ストーリーと考古学ストーリーと、両方の展開を楽しみたかったです！

ありがとうございました★

満足度★★★★★

心温まるお話でした。
中谷さんが出演されていたので観に行ってきました。

とにかくテンポの良さが素晴らしい。コメディーってお客様がシラけてしまうリスクもいっぱいあると思うのですが、見ているこちらが一瞬たりとも飽きることなくずっと笑わされっぱなしでした。こんなにもテンポよく、終始ずっと笑っていられる舞台もなかなかないと思います。そこは出演者の一人ひとりが一致団結して同じリズム感を持って演技をされていたからこそだと思います。

終始笑っている部分が多いだけに、時にふと真面目になる瞬間が余計に心に深く印象づけられるのもまた効果的でした。親子の会話の部分は、ほろりと来ました。

こんなにも観た後に笑顔になれるお芝居も珍しいと思いました。
観に行って本当に良かったです★
皆さまお疲れさまでした、ステキな時間をありがとうございました！

満足度★★★★

やっぱりバッコスのお芝居好きです！
今回は第二次世界大戦における沖縄地上戦をテーマに、今の社会を風刺する内容になっていました。
少し過激すぎるかな？と感じる描写もいくつかあったものの、心に直接突き刺さる衝撃は、普段平和ボケしてしまいがちな神経を再び尖らせてくれたように思えます。

今の日本がこのままでいいのか、このままだとどういう方向へ進んでいくのか。
考えて、自分の考えを見つめなおすキッカケをいただけました。

ありがとうございました！