kenの観てきた!クチコミ一覧

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幸福魂のおたのしみかい

幸福魂のおたのしみかい

幸福魂

東中野バニラスタジオ(東京都)

2015/03/21 (土) ~ 2015/03/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしい!
21日昼見ました。まったく期待通りの面白さ、楽しさでした。
たいへんユニークです。短い演目が次々に登場するので気軽に観れます。
ただし、短い演目とはいっても、構成や演技力や技術は巧みで素晴らしく、しっかり堪能できました。
特筆すべきは、かんだゆうさんのマジックショーで、この存在は大きいなと思いました。
感想はたくさんありますが、以下ネタばれにて。

ネタバレBOX

マジックショーがあるおかげで、この企画の流れがとてもユニークなものになってると思います。
もしマジックショーが無かったら、全体として短いお芝居を羅列するオムニバス芝居のような感じになるような気がちょっとしないでもないです。突然、マジックショーがあるので、観客としては頭がシャッフルされるような新鮮な気持ちになれました。マジック自体、予想を超えて本当に見事で、素晴らしかったです。普通の芝居でなく特別な企画を観に来ている、という気持ちになれました。

「マイルス与作の愛は咲きますが?」は不条理なバカバカしさが素晴らしい(誉めてます)シンプルな一人芝居なのがまた良くて、状況を想像する世界の楽しさがありました。一人芝居から、一人ミュージカルになっていくのも面白い。ギターの弾き語りが良い曲で、歌も上手くて感心しました。

「ハイブリッド・ジャンパーズのコント」はなんというか・・・
容赦ないバカバカしさに感動を覚えました。素晴らしい!
お話も本当にくだらなくて(誉めてます)、楽しくて、そのアイデアと工夫に頭が下がります。「地球人に告ぐ」みたいな音声の登場は昔の東宝SF映画みたいでうれしかったです。
面白い構成もさることながら、出演の方の「演じっぷり」「表情」が本当に面白くて、味があって
見応えがあって堪能しました。演技の面白さだけでもずっと見ていたいと思いました。

「幸福魂つぶやかれると困る話」もたいそう面白く、一人語りで、ここまで聞き手の脳裏に情景がまざまざと浮かぶように語る技術というのはたいへんなものだな、と感心しました。

「山道」は被害者役の方が死体状態の時に長時間ピクリとも、それこそ1ミリも動かないことに「すごいな」と思ってみてました。そんな感想ですみません。

とにかくとても満足しました。
今後はこのような企画を定期的にやっていただけるとありがたいです。断固支持します。
お父さんの背中

お父さんの背中

劇団かさぶた

劇場MOMO(東京都)

2013/03/28 (木) ~ 2013/04/01 (月)公演終了

満足度★★★★★

リズムが面白い
29日昼に拝見しました。
とても面白かったです。
ユニークな発想とリズム感がとても素晴らしいと思いました。
いろいろ冴えてました。
以下ネタばれのほうにて。

ネタバレBOX


繰り返されるリズムが面白い。
ホームレスコンビがとても気に入りました。
「乞食だから!浮浪者だから!ホームレスだから!」は
個人的にツボにはまりました。元気の出るスローガンとしてここ数日
心の中で叫ばせてもらってます。
「奪われたものを取り返せ!」の渾身の叫びも。


心理的なエレメントをバラバラにしたキャラクターの設定は面白い。
ただ、エロスとサービス、子供はわかりましたが「気障」は耳で聞いた時には
なんと呼ばれているのかわからず観劇後配役表を見て理解した次第。

砂川教授はなかなかユニークなキャラクターで、素晴らしいです。
この人の話だけで
スピンアウトした一本別の話ができるのではないかと思いました。

話は変わりますが
ロマンのエピソードと、砂川教授の話と、天照大御神の話が
どうつながっているのか、すみません、わかりませんでした。

でもこれはその関係をつなぐ重要なセリフを私が聞きのがしたためだと
思うので不満というわけではありません。また、わかりやすければいい、
というものでもないので、このわかりにくさは魅力のひとつでもあります。

それから
言葉に絡む発想が多いのも面白かったです。
「ヤクザ」と「ヤクシャ」とか面白いなあ。
ただ、言葉の遊びがポンと提示されるだけにとどまって、それ以上発展しなかったのが
ちょっと残念でした。古事記と乞食のイントネーションのこととか
誰でもやったことのある遊びで終わっていたので、もっと見たことも聞いたこともない
意外なところへ発展すればいいのにと思ったりしました。

でもこれは、そういうことに私がワクワク期待をする人間だという
だけであって、この作品では必要なかったことなのかもしれませんので
あまり重要なことではないです。

なんというか、アナーキーなようでいて、どこか抑制された真面目な品のある世界で

総じて、サービス精神にあふれた好印象の舞台でした。
フ揃イナ哀シミノ旋律タチ

フ揃イナ哀シミノ旋律タチ

劇団40CARAT 【第36回公演『ダーリン×ダーリン×ダーリン』9月15日[金]~9月17日[日]阿佐ヶ谷アルシェ】

pit北/区域(東京都)

2013/01/11 (金) ~ 2013/01/15 (火)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしい!
劇団40CARATさんの舞台初めて拝見しました。とても面白く、魅了されました。不思議な空間で、音楽も美術も素晴らしかったです。役名忘れましたがキーになる女性やニーナ役の方が可愛らしくも個性的な存在感で印象的でした。また探偵役の方が妙に気になる雰囲気を醸していて印象に残りました。☆ライブの音楽も非常に良かったのですが、開演前に場内に流されていた音楽がとても良くて、なんというl曲なのかCDなのか帰り際にスタッフの方に伺おうと思ったのですが忘れてしまいました。残念。

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