レミング ~世界の涯までつれてって~
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2013/04/21 (日) ~ 2013/05/16 (木)公演終了
満足度★★★★★
雄吉さんによる「輸血」
15年ほど前から維新派を観てますが、芸能人があのヂャンヂャン☆オペラの節回しを演じるのは初めてで興奮!すごみもあり、華もあり、怪しさも茶目っけもたっぷりで大満足。雄吉さんはパンフレットで今回の作業を「輸血の成果」と表現されていましたが、本当にその言葉がぴったり。ぞくぞくしました。
キャッチャーインザ闇
悪い芝居
王子小劇場(東京都)
2013/03/20 (水) ~ 2013/03/26 (火)公演終了
満足度★★★★
繊細さとぶっとび感!
これまで関西で「悪い芝居」を観劇してきました。東京、という場を過剰に意識していたのはこちら(関西人)だけで、彼らは「いつもの」、いや、いつも以上のスマッシュをうってきてくれたな、と勝手に誇らしく感じました。
人が心に抱えるほの暗い部分がみごとにセリフで表現されていたし、対する明るさにふりきった衣装のぶっとび感も好みです。
終了後にはミニライブも。劇団員の音楽性、世界観、才能すべてが注目の劇団だと感じています。
飛龍伝
ゴーチ・ブラザーズ
本多劇場(東京都)
2013/01/23 (水) ~ 2013/01/27 (日)公演終了
満足度★★★★
セクシーな飛龍伝
私は以前、大阪でヤマザキを玉置玲央さんが、カツラギを大塚宣幸さんが演じたものを観たのですが、中毒っぽくなるほど感激しました。で、東京でその2人がまた飛龍伝を!と知り、観に行った次第です。あの舞台上で「しなやかさ」と「色気」でいうと、玉置さんの右に出る人はいないと思いました。残念ながら大塚さんは今回カツラギ役ではありませんでしたが、いい味出されてました。若い人が時代を越えて演じるつかこうへい、エネルギーをもらいました。