みてみぬふりするな
コロブチカ
Live & Bar Shibuya Milkyway(東京都)
2013/12/25 (水) ~ 2013/12/25 (水)公演終了
満足度★★★★★
最高のクリスマスでした!
ライブハウスということで、一人で伺うことを尻込みしていたのですが、気になってるけどライブが心配で……と言っている友人を発見。ツリメラのMVやCDで布教した上で連行しました。
作・演出の皆さんもライブのアーティストも見逃せない方ばかりだったので、結果ものすごく満喫!これは行ってよかった…!
特に「赤い首飾り」と「肥後系 麗月」が気に入りました。
いずれもコロさんの狂気が拝見できましたが、これがほんとに最高。
血の色の牡丹みたいに華やかな狂気の「赤い首飾り」、黒に見えるくらい濃い紫のりんどうを思わせる「肥後系 麗月」。いずれも絶品でした。
シラノ!
おおのの
「劇」小劇場(東京都)
2013/12/11 (水) ~ 2013/12/15 (日)公演終了
満足度★★★★
落語家パワーやばい
三日目観劇。
立川志ら乃さんを拝見するのは二度目。一度目は青山円形劇場で、芸人うしろシティ(金子学さん・阿諏訪泰義さん)と俳優滝口幸広さんに落語を教える「男子落語」という企画でした。
まさか「おおのの」の演劇と、異種格闘技戦を繰り広げることになるとは思わず、情報を得た時点でとても胸が熱くなりました。
落語を聞く身体と、芝居を見る身体が違うことに気付いたのが最大の収穫。落語を聞くときのリラックスした身体と想像力のまま、芝居パートへ突入したので、いつもよりもずっと柔らかく受け止められた。
落語家を芝居に引きずり込むなんて無茶苦茶な!と考えてましたが、芝居パートでその落語家パワーが全開に。芝居の登場人物全員が、志ら乃さんのスタンドに見えた。やばい。落語家パワーやばい。
志ら乃さんを演劇の中へ置くことによって、落語と演劇との間で空間が捻じ曲がっていくダイナミックさがたまりませんでした。
おおののお得意のキュートなおもちゃたちに、落語家パワーで生命が吹き込まれて血肉を持っていくようなパワフルさに興奮しました。
怪誕身毒丸
花組芝居
駅前劇場(東京都)
2013/12/04 (水) ~ 2013/12/10 (火)公演終了
満足度★★★★★
この魅力を一度知ってしまったら、もうどこにも戻れない。
初日から今日まで、こんなにたっぷりしっかり悩んで考えた舞台は初めてでした。これが花組芝居の真髄なのか、と洗礼を受けたような気持ちです。衝撃の連続でした。
お腹が痛くなるほど笑えるのに、嚙み締めようと思えばどこまでも味わっていられる、緻密な設計が心地よくてたまりません。
唯一無二の、絶対にここでしか見られない舞台だった、と超満員の客席にいられる幸せを感じていました。
誰誰誰誰お前だれええええ!?
BOX101【ロゴを新しくしました!8/24】
中野スタジオあくとれ(東京都)
2012/09/24 (月) ~ 2012/09/30 (日)公演終了
満足度★★
この偶然は、もはや必然かなって。
2012/09/26(水)19:00観劇
Guest&AfterTalk 堀越涼(花組芝居/あやめ十八番)
…これ、この9月末の過密日程の中に、すっぽり入ったんですよ。他のチケ全部押さえてあるのに、BOX101のゲストって1日だけなのに。
手が勝手にチケぽちってました。
若いながらも今後が楽しみになるような、丁寧なつくり。
堀越さんは……もう、芸人じゃないんだからさぁ(褒めてます)。
深海のカンパネルラ
空想組曲
赤坂RED/THEATER(東京都)
2012/04/15 (日) ~ 2012/04/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
息が出来なくなるくらい、呑まれる。
2012/04/15(日)19:00
2012/04/17(火)14:00
2012/04/17(火)19:30
2012/04/20(金)19:30
2012/04/22(日)14:00
見た直後は頭がぱんぱんで、身体はよれよれで立ち上がれなくて、どうなるかと思いましたが、DVDにもなって冷静に見つめることができて、うまく消化できたと思います。
振り返ると、2012年に見た中で、ずば抜けて大好きでした。
PLAY PARK2012
PLAY PARK 事務局
CBGKシブゲキ!!(東京都)
2012/04/20 (金) ~ 2012/04/29 (日)公演終了
満足度★★★★
演劇フェスって楽しい!
2012/04/28(土)15:00観劇
二瓶拓也さんが所属してる花組芝居の公演があるから、生で見たいなーと軽い気持ちでチケットを取りました。
普段見ないようなダンス作品を見る機会になってありがたかったですし、明らかに客席の雰囲気がアウェイの作品もツボにはまってしまってたっぷり楽しみました!
初めての花組芝居がただただ衝撃で……観劇後に、これはハマってしまったーと頭を抱えていました。
またこういう演劇フェスがあったらぜひ拝見したいです!
15 Minutes Made Volume11(ご来場ありがとうございました!!)
Mrs.fictions
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2012/06/07 (木) ~ 2012/06/11 (月)公演終了
満足度★★★★
魅惑のショーケース
2012/06/08(金)19:00
2012/06/09(土)19:00
堀越さんをとにかく一度観たい、というのがそもそもの動機。あやめ十八番の旗揚げ公演ということもあって。15mmの次の公演も決まってるし、これは逃せない、と。
土曜の夜だけにするつもりが、初日の評判拾ってるうちに、これ今すぐ駆け込みたい!という衝動に押されるまま、二日目の夜に飛び込んでいました。
天守物語
花組芝居
セーヌ・フルリ(東京都)
2012/05/18 (金) ~ 2012/05/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
そういえば、リーディング公演だった。
2012/05/19(土)13:00
2012/05/20(日)14:00
2012/05/26(土)17:00
2012/05/27(日)14:00
見た感触、というか記憶の中では立派な天守に住んでいたし、その下の広大な風景も、攻め込む大軍も見えていた。圧倒的な表現力、という言葉で片付けてしまっていいものなのか。
タイミングよく差し込まれるコミカルなパートや笑いを誘うセリフまわし、キャストいじりパートも心地よく笑えたし、なによりスパッと本筋に戻って進むのがほんと気持ちいい。何の不安もなく観ていられる安心感が、とにかくもう幸せで仕方がなかった。
組曲『回廊』
空想組曲
OFF OFFシアター(東京都)
2012/07/19 (木) ~ 2012/07/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
回廊に呑み込まれました
2012/07/19(木)19:30 日替わり:牛水里美
2012/07/26(木)19:30 日替わり:堀越涼
互いに逆方向の螺旋の中で四方を見回して、プリズムのように表情を変える言葉たち。
ゲスト目当てにリピートしましたが、このゲストのための短編も極上。
Woo!!man
LEMON LIVE
紀伊國屋ホール(東京都)
2012/08/02 (木) ~ 2012/08/07 (火)公演終了
満足度★★★★
植本さんかっわいい!
ほこほこ笑ってみんな可愛くて逞しくて。幸せな時間でした。
植本さんの登場シーン、振り返ったらびっくりするほど可愛くて…びっくりした。
あんな少女みたいなおばちゃんになりたいかわいい。
DVDでしか見たことなかった人が目の前にいる不思議…歌が聞きたいなぁと思ったら、ほんとに歌い出すし。夢かと。
交響曲 月に吠える
おおのの
パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)
2012/08/28 (火) ~ 2012/09/02 (日)公演終了
満足度★★★★
文字の演出が大好き!
2012/08/29(水)19:30
2012/08/31(金)19:30
二面客席で、正方形の舞台に対してL字型に配置されてて。キャストはLの角のところと、右面の右側にある通路から出入り。
舞台の正面は左面になったり右面になったり、角のところになったり。
客席と舞台のつくりだけでもとっても面白かった!
涼~すずみ~水
BoroBon企画
パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)
2012/07/15 (日) ~ 2012/07/19 (木)公演終了
満足度★★★★★
絵空箱が大好きな場所になりました
2012/07/15(日)17:00
2012/07/17(火)19:00
2012/07/18(水)19:00
■あやめ十八番「Love potion #9」
思い出そうとすると、最初に見える景色は表紙みたいに決まって同じシーン。ほんとはそのシーンで赤い照明なんて使ってないのに、視界が真っ赤です。
それくらい衝撃的で、未だに記憶の整理がつきません。そんなに物凄い内容じゃなくて、ちょっとめんどくさい恋愛のお話のはずなのにね。大好きです。
■ BoroBon企画「阿房列車」
ゆっくりした大人の時間をのんびり堪能。
ごくありふれた日常のように見える景色が、ちょっとした不思議にくらりと惑わされたり。時間の流れを大切にしたくなりました。
師匠の部屋(上演終了しました。ご来場、誠にありがとうございました。)
アリー・エンターテイメント
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2012/08/15 (水) ~ 2012/08/20 (月)公演終了
満足度★★★★★
「花柄八景」が最高
8/15(水) 16:00(Mrs.fictions)/19:00(ろりえ)
8/18(土) 13:00(ろりえ)
8/19(日) 16:00(Mrs.fictions)/19:00(ろりえ)
■Mrs.fictions「花柄八景」
出囃子で始まって師匠が出てきて、これからどんなお話が始まるのか、きっちり枕。
劇中にも、おもしろ新作落語がちりばめられ、最後はおあとがよろしい感じに終わる。
これこれ、こーいうの見たかった!落語テーマ見たー!っていう満足感。
■ろりえ「逮捕(仮)」
おそらくこれがろりえのテイストであると思われるセリフが出るたびに、それって何?と考えてしまって、ろりえファンと思われる客席の笑いにシンクロできませんでした。
作・演出のおくやまさんは、女性の生々しい感情の澱みを描くのが上手なのだなあとしみじみしました。
中井美穂さんを交えたアフタートークがとても楽しかったです。
傀儡女~時の男最終章
リリパットアーミーⅡ
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2012/10/16 (火) ~ 2012/10/17 (水)公演終了
私のホストちゃん
avex live creative
青山劇場(東京都)
2013/10/25 (金) ~ 2013/11/04 (月)公演終了
満足度★★★
これぞイケメン芝居!
二日目ソワレを拝見しました。
イケメンたちが織り成す、めくるめくホスト界を垣間見ることになったキッカケは、秘書役:二瓶拓也さん(花組芝居)です。
出演が決まったときの「※二瓶拓也はホスト役ではありません」という注意書きには大笑いしたものの、実際は複数の兼役も含め、しっかりつとめてらっしゃいました。
イケメンがメインのお芝居は久しぶりで、楽しめるかどうか心配だったのですが、ここまで合理的にイケメンを楽しめる舞台は他にないのでは、と思うくらい、とても楽しかったです!
お客様を楽しませる仕掛けがたくさんあって、VIPシートの近くだったので、そのサービスを間近に見られたということもあり、大満足でした。
今後もイケメンを入れ替える等、息の長いシリーズになるといいなと感じました。
通し狂言 婦系図
松竹
三越劇場(東京都)
2013/10/10 (木) ~ 2013/10/25 (金)公演終了
満足度★★★
初新派
花組芝居で上演された「婦系図」をきっかけに、新派版ではどうなっているのか興味を持ったので初めて拝見しました。
原作にない湯島の境内のシーンがどうなっているのか楽しみにしていたのですが、席が悪かったようで上手のお芝居は前列の頭に隠れて全く見えず残念。声だけで味わいました。
原作との違いに驚いていましたが、特にラストシーンが大幅に変わっていて衝撃でした。これが作られた当時はこの内容で涙を誘ったのかな…と思いを馳せたり。
豪華な三越劇場で観劇できて楽しかったです。
盲人書簡ー上海篇ー
月蝕歌劇団
ひつじ座(東京都)
2013/10/10 (木) ~ 2013/10/15 (火)公演終了
満足度★★
アウェイ感を堪能…
ソワレ観劇。
お嬢さんたちの背徳的な雰囲気と、部外者のアウェイ感を十分すぎるほど堪能。マッチの香りを吸い込みながらセリフが聞けて良かったです。
あとはいいこと書いてないのでネタバレBOXへ収納します。
無休電車【本日大千秋楽☆10/21(月)14時開演、当日券若干枚ございます!!!】
劇団鹿殺し
青山円形劇場(東京都)
2013/09/27 (金) ~ 2013/10/14 (月)公演終了
満足度★★★
予想外に…
マチネ観劇。
前回公演「BONE SONGS」を拝見して、これは絶対に逃しちゃならん団体だ!と思って伺いましたが、いつ胸に響いて来るかなーと待っている内に幕が降りてしまいました……。
ブラス隊が、DVDで見た「電車は血で走る」よりも聞きやすくて良かったです。
奇々怪々
カートエンターテイメント
六行会ホール(東京都)
2013/10/09 (水) ~ 2013/10/14 (月)公演終了
満足度★★★
ちぐはぐな印象…
マチネ観劇。
手渡された当日パンフレットがフルカラー&ホチキス製本で、物販に並んでそうな代物だけど無料。普段こういう劇場では全く見かけないような若い学生さんたちと、明らかに何者かである雰囲気を持ったご年配の方が入り混じっていて不思議な客席。
作品本編は、盆が回る度に暗転するので集中力が続かず。オカルト部分(謎の老婆・亡者・酒呑童子)のいきさつも、どうして?なぜ?の気持ちへのアンサーが見当たらず宙ぶらりん。
にも拘らず、カーテンコールもトリプル?がデフォルトの強気構成。一晩限りの悪夢を見たような、不思議な心地でした。
伯爵のおるすばん
Mrs.fictions
サンモールスタジオ(東京都)
2013/10/07 (月) ~ 2013/10/14 (月)公演終了
満足度★★★★
長編を初観劇
ソワレ観劇。
15minutes made vol.11「お父さんは若年性健忘症」、師匠の部屋「花柄八景」と、ご縁があって短い作品を拝見していて、今回はで長編を上演するということで、こりゃ逃しちゃならん!と行ってきました。
ちらほらと評判を見て、せつなくてどうしようもなくなっちゃうのかと思って身構えていましたが、そんなことはありませんでした。
せつないのは少しだけで、あとはあたたかくて空気よりも軽いいとしさと優しさが胸いっぱいに詰まって、気持ちが沈むこともしぼむこともありませんでした。
伯爵にとっては一瞬だったかもしれないけど、その一瞬もこんなに鮮明に、しっかりと質量を持って二人の前にあったんだっていう記憶が、ぎゅーーーっと圧縮されて宝石になったみたいな。とっても心地よい時間をすごせました。