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観劇、ならびに劇評、ありがとうございます!
仰るとおりでございます。
夫を失うことで妻の立場が消え、
(夫に復讐するために)
子を失うことで母の立場が消え、
全てそぎ落とされて残るは「女」としての自分のみ。
ここで言う女というのは、
決して彼女(メディア)のみならず、
これまで「男」に虐げられていた「女」であり、
長い地球上の歴史の中で蓄積された女の情念が
彼女を女神に仕立て上げ、
ラスト、
天に手を求める男達の山を
神格化したメディアが昇ってゆく。
山の頂に捧げられた我が子の首に触れようとするメディア。
しかし、首は彼女のもとから去っていく……。
というようなヴィジョンがありました。
結婚も出産経験もない24歳の中山茉莉に
「王女メディア」はまだ早いのかもしれません。
ですから、安直ですが、
彼女には、等身大の演技ではなく、
男の演じる女(女形)の技術を素人ながらも、演じてもらいました。
演じて舞う。それが我々の目指す「演舞」というスタイルで、
綺麗事ではありますが、
エンターテイメントとアートの両立を目指して日々打ち込んでおります。
弱小劇団に、わざわざお越しいただき、ありがとうございました!
2009/03/03 03:28
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まりも |
私、三番・四番に並んでました(笑
その妙な縁で書かせていただきます^^;
とてもストイックかつ大胆な芝居でしたね。
印象に残ったのは後半のくどいほどのリフレインシーン、
スロー(オーバー)モーションで描写された暴力による戦慄、
そのバックに流れる叙情的な旋律。
その中で強く当てられた家族の象徴(ちゃぶ台)。
ロンドン版、
女役の野田さんが楽しみですね……。
2007/07/07 00:27
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