ボンゴレロッソ
A.R.P
サンモールスタジオ(東京都)
2014/08/12 (火) ~ 2014/08/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
わかりやすい贔屓
中村涼子を観に行った。
配役が素晴らしい☆5
これじゃこの場にそぐわないので少し頑張ってみる。
今更感でいっぱいだが…記憶の捏造が無いことを祈りつつ書く。
登場人物は16人。
舞台は100分。
この人数をわちゃわちゃさせて、全員の印象が残る構成になっていたのは凄いことだと思う。
1人6分で自己紹介されても絶対覚えられないが
•誤魔化し上手な彼女
•バッキャロ〜め!一人芝居
•旦那のT履きギター
•一片の悔いなしコーラス
•言い過ぎベース先生
•言われ過ぎ虚ろ目チータードラマー母
•ゲス
•バツ3バブル
•やべぇ!眠い!石炭
•クレー射撃は麻薬のレスラー
•車幅オーバー縄文杉
•ノルマがキツくてテルミン演奏
•ふんっ!恐怖のむこう側見せてやんよ
•すごく安い満喫暮らし?黙示録優等生
•ナレーションカイジ
•ゴミみたいな人生な恋の狂戦士(バーサーカー)しもっち
何とか全員出た?くらいキョーレツなキャラ達だった。
あらすじ
元女子校生徒が30歳の節目の同窓会に集う。
優等生が先生の誕生日に合わせて開催するも、中心にいるのは恋の狂戦士しもっち。
(ナレーションカイジ曰くズベ公。)
過去にしもっちから数々のトラウマを植え付けられた先生は、あまりの恐怖で大それた仮病(脳卒中からの記憶喪失)を装い逃走してしまう。
しかし先生は良い先生過ぎたため、生徒達は先生の仮病を心から心配してしまう。
奇蹟を起こしてやる!と息巻いて当時の思い出であるバンドを再結成するドタバタ劇。
本筋は人生につまずいた優等生が黙示録カイジ(パチンコ)にハマり身を崩す。最後に皆に会ってから死のうとするも、皆のパワーと先生のメッセージが伝わって、元気になるってお話。
遠近様々な射程で回収される仕込みギャグが見事。
「○○でゲス」なんて、油断した頃に出てくるから笑わずにはいられなかった。
欲を言えば
客の笑いでセリフが消されてたのがもったいなかったなと。
とは言え、しもっちの演技でセリフ飛ばさず演じ切ってるんだから十分凄いよねぇ。
なんだ、結局ズベ公が全て悪いのか。
ウエディング・ドレス
TAIYO MAGIC FILM
ウッディシアター中目黒(東京都)
2012/11/08 (木) ~ 2012/11/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
半分でも!
仕事が押してしまい、半分しか見られなかったが凄く楽しめた。
おそらく起承転結のちょうど転の部分から観られたのかな?
それが良かったのでしょうが、転結だけでも二転する内容で十分引き込まれたな。
思惑が絡みまくって踊りまくっていたので、決着の付け方が見事。
マジメだからこそ、あのシーンは爆笑だったし、グッと来た。
(前半も想像しながらだったので、結末に思考が及ばなかったってのもあるけど、あれは絶対思いつかないわ。)
笑えるし、あたたかい気もちにさせるバランスの良い作品だと思う。
オススメです。
今日11/10(土)は最初から観て来る。
黒幕と踊らされている者達との演出の違いと、伏線のバラマキ方に注目しようかなっと。
「ボイルド・シュリンプ&クラブ」(8月)
劇団6番シード
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2012/08/15 (水) ~ 2012/08/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
茶番
テンポが良く、場面展開もスムーズで楽しかった。
2話構成は正解かも。
最初の探偵二人のグダグダからババアとの茶番は、正直ウザイなと思ったのだが、2話目でクセになってしまった。
茶番は繰り返してこそだ。
結局のところその茶番目当てで8/19の千秋楽も行ってしまったよ。
ババアの声がなんかイイ。
桔梗川るるとヨシダテルオもなくてはならない存在だったな。
桔梗川るるの声の使い分けは良かった。
シリーズ化希望です。
1回目は最後列、2回目は最前列に座れたので、贅沢に観れたのかなと思う。
I
劇団appleApple
ギャラリーLE DECO(東京都)
2012/01/11 (水) ~ 2012/01/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
使い切る
役者も会場も舞台装置も、余すところなく使い切っていた。
演出の工夫がすごく良い。
会場は素人目でも使い方の難しさがわかる造りなので、感心しか出てこないわ。
先輩が演技しているので、何回か前の公演では付き合いで見に行く感じだったが、最近ではそれを差し引いても観たいと思うようになっている。
今回、客席数がもっと多かったら、もう一回観ていたはず。
ローコスト、ハイリターンのできる作者だと思った。
あ、先輩の評価をしないでまとめてしまった。
演技者がダメダメだったら、出演の善し悪しについて語れないということで。