じべ。の観てきた!クチコミ一覧

1-20件 / 4596件中
「水平線の歩き方」【Mura.画】

「水平線の歩き方」【Mura.画】

Mura.画

北池袋 新生館シアター(東京都)

2026/07/24 (金) ~ 2026/07/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/07/26 (日) 16:00

演劇集団キャラメルボックスの初演(2008年)・再演(2011年)を観ていたが経年により内容を失念し(爆)、ほぼ初見状態。なのでかかってきた電話の言葉から状況を察したのも「思い出した」のではなく「この種のプロットが好きなのでワカった」的な。
で、この会場に適した演出/演技なので本家がシアターアプルやサンシャイン劇場で上演したことにビックリ(いや。観たのだけれども記憶が……)。
Mura.画演劇研究会としてはこの路線を継続するのかしら? 本公演との両輪(?)どちらも楽しみ♪

リチャード三世

リチャード三世

半畳の宇宙

BaBaBa(東京都)

2026/07/23 (木) ~ 2026/07/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/07/25 (土) 13:00

少人数かつコンパクトなランタイムで沙翁作品を、という点は前作「ハムレット×AI」と共通だが、ポップな前作に対してこちらは歴史劇だけに(?)台詞回しなどが重厚で「いかにもシェイクスピア劇」な感覚。
その一方、コンテンポラリーダンス的なものを取り入れたり「玉座」を台車に乗せて運んだりトランジスタメガホンを使ったりという現代の要素もあり、新旧折衷的なのはここの特色(?)で面白い。
次回は9月に「銀河鉄道の夜」とのことでこれも楽しみ♪

『あわせて』

『あわせて』

ゆうめい

ユーロライブ(東京都)

2026/07/24 (金) ~ 2026/07/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/07/24 (金) 19:30

人気マンガのアニメ化で主人公に起用された声優(←登場しない)と接点のある二人の男性のモノローグ劇。
「音楽劇」と謳っているのでどのようなものかと思っていたら音楽に乗せたモノローグ(「歌」ではない)が中心で「なるほど」と思ったがまさか最後に歌うとは!(笑)
また、小学生時代の「あだ名」や漫画家の「炎上」がゆうめいらしい(偏見含む)と思ったし、5つの机、5つの椅子を「斜めに組み上げた」舞台美術も「養生」の脚立に通ずるものがありやはり「なるほど」(笑)

海の家クライシス

海の家クライシス

劇団チャイ。

シアター711(東京都)

2026/07/22 (水) ~ 2026/07/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/07/24 (金) 14:00

父親から出禁をくらっている長男がさびれた海の家の人気を取り戻そうとチャンスに賭けるが……なコメディ。顔を合わせてはマズい人物が鉢合せしそうになったり嘘や勘違いが事態をややこしくしたりという展開はまさに「和風レイ・クーニー」。
そしてあれこれが噛み合いハッピーエンドに向かう終盤、父親の決断とその伝え方が粋で特に良かった。
また、いかにも海の家という凝った舞台美術も見事。

特別な情熱

特別な情熱

ラッパ屋

紀伊國屋ホール(東京都)

2026/07/22 (水) ~ 2026/07/28 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

1975年に高校の「実験部」に所属していた3学年14人の部員たちがその後半世紀にわたりたどるそれぞれの人生。その部員たち(ならびに作・演出の鈴木主宰)と同世代だけに第一場の1975年以降、各場(の時期)に出てくる出来事/事件や流行などの世相がそれぞれ懐かしく、当時の自分を思い出したり。
またそれを背景とした各自の半生もあるあるだったり奇遇だったりで面白おかしくまさに「ベテランの味わい」、これぞラッパ屋、感服!

パール食堂のマリア

パール食堂のマリア

青☆組

吉祥寺シアター(東京都)

2026/07/17 (金) ~ 2026/07/20 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/07/19 (日) 13:30

1970年代前半、横浜の繁華街にあるパール食堂を中心にその近辺の人々が織りなす悲喜こもごものつづれ織りのような群像劇。
10年前の再演は見逃したので初演以来15年ぶりで舞台美術以外の記憶は薄れていたが9割の優しさに1割の切なさを加えた作品世界を堪能。
中でも(責はないのに)「猫のことでずっと謝りたいと思っていた」亮太とそれに対して「ただの偶然であなたのせいじゃない」となだめるクレモンティーヌそれぞれの優しさが特に心に沁みた。
また、ペーパークラフトのようなランプシェードや繁華街の看板を想起させるカラフルな複数の四角形などの舞台美術もステキ。
なお、序盤での猫の台詞の「何度も死んだ」で(猫だけに)佐野洋子の「百万回生きたねこ」を連想し、本作では確かに「死んだ」だが、あちらは確かに「生きた」だな、などと修辞学的なことも考えた。

定や、定

定や、定

福田ユミプロデュース

劇場HOPE(東京都)

2026/07/15 (水) ~ 2026/07/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/07/17 (金) 14:00

12年前の鵺的公演「毒婦二景」は見逃していたので作品初見。
阿部定を題材としたものは「あの事件」をメインに描くことが多いであろう中、本作は十代である大正時代から姿をくらます(!)昭和43年までの一代記を二人(+黒衣二人)芝居で75分に収めているのがユニーク。
そしてその内容のみならず見せ方もメインのお二方はもちろん、二人の黒衣が大活躍というか場面転換以外にも様々な形で奮闘しており、そこも見事だった。
鵺的の初演は小劇場・楽園だったそうだが、あの会場をどう使い、どのうような演出だったのだろう?という興味も沸いた。

煙の汽水域

煙の汽水域

ムシラセ

小劇場B1(東京都)

2026/07/11 (土) ~ 2026/07/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/07/16 (木) 14:00

20歳・35歳・50歳の主人公とその友人(+主人公に縁のある女性)を描いた三場の三人芝居。
第一場はコミカルだが二場・三場と進むにつれ「背負うものが増えて」人生の重さというか「しんどさ」が蓄積されてゆくのがとても解り易い。
また、この会場でσ(^-^) が観た作品では類を見ない写実的な装置と場が進むにつれて簡素になる転換のアイデアも見事。

青森県のせむし男

青森県のせむし男

流山児★事務所

ザムザ阿佐谷(東京都)

2026/07/11 (土) ~ 2026/07/20 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/07/15 (水) 14:00

ギリシア悲劇を想起させる部分ありブッ跳んだ展開あり大仰な台詞回しありとまさに「絵に描いたような」アングラ芝居(笑)。
で、天井桟敷の旗揚げ公演作品ということで60年近く前の戯曲ながら「古臭さ」を感じさせないのは「アングラ芝居」という「古典芸能性(?)」ゆえか劇中で歌われる楽曲の編曲やwaqu:iraz小林真梨恵さんによる振付など演出的要素ゆえか?などと考えつつ観てラストのあの「仕掛け」!
やはりザムザ阿佐谷はアングラのメッカだね♪

おいしいディストピアの作り方

おいしいディストピアの作り方

MEMELT

すみだパークシアター倉(東京都)

2026/07/08 (水) ~ 2026/07/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/07/10 (金) 13:30

近未来、(並行世界の)第三次世界大戦に巻き込まれた「大日本」の物語。
異なる時制や複数の「勢力」を併行して描くスタイルだが終盤で冒頭場面の再現になるあたりからそれらの「断片」が一気に収束する構成にゾクゾク。
そして迎えるオチが「アレ」というのは巧いし、きちんと戦争の虚しさも描いていて感服。
また、舞台上方の2台のモニターに投射される文字情報などに漠然とエヴァを想起したが、考えてみれば戦争に巻き込まれて戦闘メカに搭乗することになる主人公……というのもそう(むしろ「G」寄り?)だね。
あと、好きなネタは「そっちかい!」な回転寿司(笑)。
ところで舞台美術の傘はドローンのイメージ?

野火

野火

世田谷シルク

サンモールスタジオ(東京都)

2026/07/08 (水) ~ 2026/07/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/07/09 (木) 14:00

レイテ島で肺病のため野戦病院に送られたがそこでも部隊に帰るよう言われた兵士の彷徨。素舞台に樹をモチーフにしたらしき高さ2mほどのオブジェ(と小さなものいくつか)を配しただけの舞台での一人芝居なので観客の想像の余地が大きいが、その鬼気迫る語り/演技(と照明・音響)によって少なくともσ(^-^) にはその場その場の状況が脳裏にしっかり浮かんだ。
なお予習したあらすじに「狂人と化す」との一文があったが個人的な感覚ではむしろあの状況下でかろうじて正気を保っているように見えた。
いずれにしてもあんな「戦争犠牲者」を二度と出してはならないと強く感じた。

ケチャドバ! Bottle2「since1991」

ケチャドバ! Bottle2「since1991」

プラチナ・ペーパーズ

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2026/06/24 (水) ~ 2026/06/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/06/28 (日)

【teamナポ】【teamオム】両チーム千穐楽を続けて観劇。
大中小3つの稽古場を擁したスタジオのロビーを舞台とした1991年から10年毎のクロニクル。
かつて「ダブルブッキング」で老舗アングラ劇団と新進気鋭の作演ユニットを対比して描いた堤さん、本作ではそれらに加えて新劇系古参、いわゆる小劇場系、2.5次元舞台、アイドルによる朗読劇なども登場させ、さらにその時代に応じた劇場ネタも織り込んで、長年の観劇者として頬が緩みっ放し。
その一方で「第五場」の「メッセージ性」は痛烈で圧巻。ともすれば「そうなりかねねい」近未来を描いて昨今の情勢に警鐘を鳴らす。
そんなこんなのあれこれの中、一貫して語られる「演劇愛」に感動。
あと、ナポとオムであれこれの違いも面白かったが、中でもナポで純和風だった演劇団竈組、オムでは和洋折衷だったのが印象深い。

逃げない

逃げない

かるがも団地

新宿バティオス(東京都)

2026/06/24 (水) ~ 2026/06/24 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/06/24 (水) 17:00

日常にありそうな状況からブッ跳んだ展開になるものを皮切りに内容・長さとも「各種取り揃えた」コント7編。
前説での宮野さんの「私たちは劇団ですが今日は笑いをとりにきました」という言葉通り「演劇人が演るコント」ではなく「演技派コント集団」なオモムキで、クスクス・ニヤニヤな60分を堪能。

せかいをみてくる

せかいをみてくる

アンティークス

小劇場 楽園(東京都)

2026/06/17 (水) ~ 2026/06/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/06/21 (日) 17:00

【~Team Sky~短編集「せかいをみてくる」】
日常スケッチ風、サスペンス、SF系ファンタジーなど多彩な短編の合間に連作を挟み込むという凝った構成。
またその連作であるタクシードライバーの話がそれぞれ時を隔てていたりするのも巧い。
過去作(+書き下ろし?)を再構成したオムニバスのお手本のような一編を堪能。

せかいをみてくる

せかいをみてくる

アンティークス

小劇場 楽園(東京都)

2026/06/17 (水) ~ 2026/06/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/06/21 (日) 12:00

【~Team Sea~「これから」】
11年ぶりの三演目とのことだが今回が初見。
疲れて帰宅した主人公が転寝から覚めると見知らぬ人物がいて母は父と妹だと言うが……という某有名ミステリー劇を想起させる状況から始まる物語、あれこれ主人公の「記憶を旅する」展開から漠然と予想していたが結末で「あ、やっぱり!」。ある意味ブッ翔んでいて夢を見ているような中にしっかり伏線を張っているのが巧み。そんなところに やみ・あがりシアターの「背に描いたシアワセ(2018年)」に通ずるモノを感じた。好きなんだなぁ、こういうの。

隕石

隕石

SPIRAL MOON

「劇」小劇場(東京都)

2026/06/11 (木) ~ 2026/06/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/06/14 (日) 14:00

隕石の落下により陸の孤島化した町の駅とある家庭で交わされる会話劇。
出だしこそ極端な設定が笑いを誘うが、それ以降は過疎化や人の生死/運命論的なものにふれて哲学的?みたいな。
長堀脚本×秋葉演出の相乗効果ありあり。

かもめ

かもめ

演劇企画ユニット劇団山本屋

あうるすぽっと(東京都)

2026/06/10 (水) ~ 2026/06/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/06/13 (土) 13:00

振り返ってみれば今までに観た「かもめ」は古民家、ギャラリー、スタジオと小規模な会場での上演であり劇場で観るのは今回が初。
なので舞台中央後方に下げた布に字幕や湖の波紋を思わせる模様を投射/裏から人物の影を投影したり出ハケに客席通路も使ったりすることに「ああ、劇場公演ってこうだよね」みたいな。
そして生ギターによる音楽と「一部の効果音(!)」もイイ感じ。効果音と言えば終盤の「あの音」を「あんなカタチ」で表現するとは!しかもその後のラストシーンの見せ方たるや!!
また、第4幕で登場するニーナはトレープレフの幻想または冥府の使者という誤読は本作ではありえないのがちょっと残念?(笑)
そんなこんなで「かもめ」という作品は観る度に「似て非なる」どころか「全くの別作品」な印象。これが演劇(特に古典?)/演出の醍醐味ではないか、と思ったり。
前日のハムレットと共に古典作品の「面白さ」を再認識した2日間でありました。

ハムレット×AI

ハムレット×AI

半畳の宇宙

日本福音ルーテル蒲田教会 礼拝堂(東京都)

2026/06/11 (木) ~ 2026/06/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/06/12 (金) 15:00

昨年「ドグラ・マグラ」を「あんなカタチ」で見せた半畳の宇宙、今年は「ハムレット」を「こんなカタチ」で見せようとは!(笑)
ヒップホップのライム(Rhyme)のような台詞回しや同じ部分を繰り返したりする手法は音響/音楽と相まってまさに「Re-Mix演劇」な様相。とかく堅苦しく思われがちな古典をカジュアルに仕立てて楽しい。
しかもそれを出演者4人で95分(本編)で上演するとはおそるべし!

Liminal Reboot

Liminal Reboot

エビスSTARバー×studio4093

エビスSTARバー(東京都)

2026/06/10 (水) ~ 2026/06/15 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/06/11 (木) 15:00

スマートフォンやAIなど、とかくテクノロジーに依存しがちな風潮への風刺、長年連れ添った夫婦の会話、サスペンス風味、と異なるタイプの短編3本。
生誕祭的企画ゆえ3編すべてにご出演の島田さん、いずれも「いつか見た島田キャラ」な既視感があるもこうして立て続けに目にすると「同じ器に異なる魂を宿す」ようで、改めて「役者ってスゴい♪」みたいな。
また、いずれも余韻を残すというか観客の想像に委ねる形で終わった3編がエピローグで……な趣向もステキ♪

亀と潜水艦

亀と潜水艦

劇団桟敷童子

すみだパークシアター倉(東京都)

2026/05/22 (金) ~ 2026/06/04 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/06/03 (水) 14:00

終戦後、大陸から引き揚げて来た者たちを一時的に投宿させている萬年荘を舞台にした物語。
それぞれに悲哀や苦悩を抱きつつもそれを乗り越えて先に進もうとする人々の姿に「力強さ」を感じ「こういう人々の意識が戦後の復興を支えていたのでは?」と思った。
そして、悲劇性はあるものの、以前のように悲劇を前面に押し出すのではなく、そこから先へ進もうとする人々を描くのが最近の作風かも?とも。
それにつけても「三婆」の(それぞれの)個性たるや!

このページのQRコードです。

拡大