
12人の怒レル女性たち
OuBaiTo-Ri
目黒CLEOスタジオ(東京都)
2025/12/12 (金) ~ 2025/12/15 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/12/15 (月) 14:30
通算23回目となる「12 Angry Men」、2021年4月の江古田のガールズ以来2度目の全員女性版。
複数の台詞や設定に「それは女性的ではないな」なモノもあるが元の戯曲のチカラに加えて憎まれ役チーム(笑)を筆頭とした的確な配役・演技によって十分面白い。
で、今回の演出で気を惹かれた(?)のは次の三点。
オープニングで全員が一旦登場してハケる際、8号と4号が対峙するように見せること。これ、内容を知っている(かつ誰がどの役か見て取れる)とシビれる。
次いで陪審員の椅子を舞台三方の壁に接して配置し舞台中央に斜めに置いた一基の長テーブルを隔てて8号を説得しようとする「有罪派というの視覚に訴える構図。
あと、ホワイトボードを使って論点を書きだしたり採決の票数を書き出すのはもしかして初めて見たかも? ま、「ナイゲン」を連想したりもしたのだけれども(笑)。
次はどんな「12人……」を見せてくれるのか楽しみだなぁ♪(期待)

FRAGMENTS
フロアトポロジー
雑遊(東京都)
2025/12/10 (水) ~ 2025/12/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/12/14 (日) 13:00
7年前、生まれ育った島に向かう途中に姿を消した弟の失踪宣告の承認通知を女性が受け取る場面をプロローグに失踪当時の状況や当事者である三姉弟の幼い頃の様子も描いた85分。
夜の場面が多いこともあり控えた照明や様々なテキスト(や映像)を背後の壁に投影することにことに加えてト書きや一般的な芝居の独白と異なりまるで小説の一説のように聞こえる描写を演者が口にするなど独特な雰囲気が魅力的。
そして状況や人物の設定に食い違いがないか?と思っていたら一部の場面は主人公が連載している当時の顛末を描いた小説の内容だったと明かされて得心。
そんな内容に数日前に観た「何がホンモノか」を問う「ある日僕らば夢の中で出会う」や劇中小説つながりの「ドグラ・マグラ」に通ずるものも感じた。

魔窟
余人会
イズモギャラリー(東京都)
2025/12/09 (火) ~ 2025/12/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/12/13 (土) 13:30
それぞれ身勝手な3人による「何言ってんだこいつら」な90分、「不愉快なのが面白い」的な?(笑)
が、プロローグの「あの小道具」とかあれこれ伏線があり、それが回収される小気味よさよ♪
で、冒頭の「それはもしかしてそういうこと?」という読みが後から正解と判明したり「まさかそこまではしないよね?」が終盤でそうなったりしてドキリ。さすがに清水邦夫「楽屋」に通ずるオチでは?という予測は外れたが(笑)。
いかにも余人会らしい一編でありました。

今さら綻ばれても
江古田ぐるぐる
アルネ543(東京都)
2025/12/11 (木) ~ 2025/12/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/12/12 (金) 14:00
100年ぶりに雪が降った町で有力者が金を使って作らせた大きな雪だるまが壊されたことで人々に広がる波紋。
実力者に酷い仕打ちを受けた男が行ったとされるがそれは冤罪で……な展開から事実を明らかにすると別の人物が傷つくと予想される時にあなたはどうしますか?と問われているようであれこれ考えながら観る。
が、シリアス一辺倒ではなく、微妙に噛み合わない会話などで程よく緊張感を緩和するのがイイ。
また、例えばあることを伝えに行こうとする場の次が伝えたことによりどうなったかを見せる場であるなど、省略のしかたが絶妙。
こんな良作がたった6ステージなんてもったいない。

幻魔怪奇劇「DGURA MAGRA―ドグラ・マグラ-RE/再演」
PSYCHOSIS
「劇」小劇場(東京都)
2025/12/10 (水) ~ 2025/12/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/12/11 (木) 14:00
4年前の新宿スターフィールドよりも舞台の幅と高さが増してよりダイナミックかつ洗練された感覚な一方、地下の劇場から地上2階の劇場になったことで泥臭さが薄まり「おすまし顔」になった感が無きにしも非ず。
しかしそれはむしろ「PSYCHOSISらしさ(私見)」がより押し出されたと言えるか?
そしてあの「奇書」を解り易く整理した高取脚本と若林派/正木派を白と黒で対比させたり過去場面を照明でセピア色に染めたりする森永演出との相乗効果で「モダン・アングラ」な娯楽作に仕立て上げたのは原作ファンとしても嬉しい♪

季節
劇団普通
シアタートラム(東京都)
2025/12/05 (金) ~ 2025/12/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/12/10 (水) 14:00
叔父の家に集った親族8名による会話劇。
全編茨城弁で「余白」が多く観客の想像を刺激するのはいつもながらだが本作は親族だけなので遠慮がない/容赦ない会話によって人物が激昂したりもするのがまさに「劇団普通度」が高い(アフタートークより)集大成(当日パンフレットより)という感じ。
また、この回のアフタートークで初対面でド緊張という石黒主宰からゲストの佐久間宣行氏が劇団普通作品の創作過程を言葉巧みに引き出していて何度も頷く。いい回に当たったなぁ♪

ある日、僕らは夢の中で出会う
S企画
高円寺K'sスタジオ【本館】(東京都)
2025/12/05 (金) ~ 2025/12/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/12/08 (月) 15:00
記憶が確かならば30年近く前にショーマの新人公演として改築前のシアターグリーンで観て以来になる本作、舞台美術はもちろん、物語すら記憶になかったが、いざ観たらまさに「あの頃の高橋いさを作品」であれこれ懐かしい。
4人の出演者が刑事と犯人を二役で演ずるシカケで、最初はスーツとツナギという衣装の違いで見せているが刑事が犯人と接触するために刑事だと悟られないように(何故か(笑))犯人グループと同じツナギになって以降、刑事役と犯人役を瞬時に切り替えるだけでなく「お前、今。どっちだ?」(←筒井康隆原作・伊藤秀裕監督「男たちのかいた絵(1995年)」の中の台詞)状態にまでなるのは演劇表現ならではのものだろう。
あと、中央にドア、その左右に2枚ずつのパネルを配した装置、パネルに軸らしきものが見えるので回転することは予期できたが、まさかあんなにもスムーズに回転するとは恐れ入りましたぁ!(笑)
で、劇中の役名が(初演の)出演者名なので劇団ショーマをよく観ていた身として「あ、なるほど、あの人があの役だったのね」と納得。

交差点のプテラノドン
演劇集団 Ring-Bong
座・高円寺1(東京都)
2025/12/03 (水) ~ 2025/12/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/12/05 (金) 14:00
産婦人科クリニック院長の急死によって娘・息子をはじめとする関係者に広がる波紋。
産婦人科が中心的舞台で人工中絶に触れることなどから曽野綾子「紙の汚れた手(1979年)」を思い出したが特別養子縁組などにも言及し、まさに「イマの問題を描いた」感覚。
さらに開演前はほぼ何もない状態だった舞台上に冒頭でいくつかの装置が搬入されると共に劇中の部屋や廊下を表現する「線」をバミった(しかも最初の書斎から途中で居間に替わる)舞台美術が秀逸。
偶然にも2日連続で「舞台美術の面白さ」を(しかも中野と高円寺で)目の当たりにして満足満足ぅ♪

みのほど
吉祥寺GORILLA
劇場HOPE(東京都)
2025/12/03 (水) ~ 2025/12/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/12/04 (木) 14:00
一言で表現すれば「吉祥寺GORILLA版TOKYOタクシー」、目的地に着くまでの間にタクシー運転手が聞く女性客の身の上。
物語自体はオーソドックスだが、語り口/構成、人物造形などで飽くことなく見せるのはさすが。
極めて簡素で組み替えたりもしない舞台美術なのに照明その他により様々な場を表現することも加えて「これぞ舞台演劇表現!」な仕上がりにホクホク。
【オマケ】
本作の映像化を想定した妄想キャスティング
夏目英梨:上白石萌歌
夏目茉莉:上白沢慧音
豊田宗一郎:福士蒼汰
有沢健一:笠松将
船山昇:小日向文世
岡田正行:赤ペン瀧川
P:佐藤隆太
ナオ:橋本環奈
曽根咲:北川景子

あたらしいエクスプロージョン
CoRich舞台芸術!プロデュース
新宿シアタートップス(東京都)
2025/11/28 (金) ~ 2025/12/02 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/11/30 (日) 13:00
ベッド&メイキングスの初演(2017年)は未見。
6人の俳優が二役~三役を演じて描く戦後間もない時期に「日本映画史上初のキスシーン」を撮ろうとした映画人たちの騒動、その基本的な部分はオリジナルであるベッド&メイキングスの初演を踏襲したそうだが、舞台上に常駐するミュージシャン(1人)が多彩な楽器の生演奏で彩るのはいかにも堀越演出。
また、キャスターにより自在に可動するワードローブ的なものを活用して様々な場面を表現する手法に少し前に観た劇団桟敷童子「一九一四大非常」と通ずるものがあり「小劇場シンクロニシティ」的な。

四番隊
グワィニャオン
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2025/11/26 (水) ~ 2025/11/30 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/11/28 (金) 14:00
確かに前半には笑いもあるが、冒頭の擬闘にしても後半のシリアスな展開にしても「本格時代劇」な印象。
そしてクライマックスで仲間内に倒幕側の間者がいたと判明した時の隊士たちの狼狽/困惑からの行動はいかにも若さ/未熟さゆえのものに感じられ、改めて新撰組というのは「若者集団」だったのだなぁ、と思ったり。
あと、プロローグ/エピローグの杉浦良衛/近藤勇のスイッチが上手い。

一九一四大非常
劇団桟敷童子
すみだパークシアター倉(東京都)
2025/11/25 (火) ~ 2025/12/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/11/27 (木) 14:00
大正3年12月に起きた炭鉱事故を描いた群像劇。
確かに事態そのものは悲劇だが、その状況下での人物それぞれを描いているので「濃密な人間ドラマ」という印象が強く重苦しさはあるが見応え十分。
そして坑道に残されて暗闇の中で脱出を試みる鉱夫たちと彼らを救助しようとしたり安否を気遣ったりする地上の人々を「舞台演劇として」交互に見せるのは今まで培ってきた桟敷童子の舞台美術のノウハウあってこそではないか。
思えば前作は従来の悲劇と趣を異にするいわば「軽悲劇」で、かつその後の進展を予期させる終わり方だったし「悲劇」の見せ方にバリエーションが出てきたのでは?(こちらの受け止め方が変わったのかもしれないが)
今後の「新たな悲劇」に期待♪

星降る教室
青☆組
アトリエ春風舎(東京都)
2025/11/22 (土) ~ 2025/12/01 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/11/26 (水) 15:00
どこか宮沢賢治を想起させる(ってかそもそも開場中に「星めぐりの歌」も流れるし)ファンタジックな物語、昨年の朗読劇版を観ていたので「そこはそういう動きになるのか」的な面白さが加わり楽しさ倍増、的な。(きのこたちの衣装は何やら妖しげ?(笑))
特に印象的だったのは雪子とうさぎの対面場面で、舞台上では正対していながら雪子は俯き気味でうさぎが上を向くことで両者の大きさの対比を見せること。演劇表現ってこれだよね♪
ところでラジオドラマ→朗読劇→舞台演劇としてきた本作、次はミュージカルか?(半分真顔)
なお、序盤の電車内の検札場面で雪子が示した乗車券を見た車掌が「これは三次空間の方からお持もちになったのですか」と言うのではないか?と思ってしまったのはσ(^-^) だけではあるまい(笑)。

密夜譚
feblaboプロデュース
RAFT(東京都)
2025/11/19 (水) ~ 2025/11/24 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/11/24 (月)
24日に3プログラムを続けて観劇。
ある思惑を持った男が協力者だと思っていた(その日初対面の)二人からハシゴを外されるが……な「てるこ・イン・マンスリーコクーン」は日常系、宮沢賢治オマージュ風に始まるも誰が生き残るべきか?な息詰まる展開となる「金の惑星」はSF系、日常系かと思いきやメタフィクション風味の予想外な展開に至る「POPに書けない」と、作家が異なることもあってかタイプが異なる3編の中編。
いずれも出演者が4人であの会場のスペースながらここまで感触が違うのが面白かった。

第二回蒸気展覧会
蒸気倶楽部
新宿眼科画廊(東京都)
2025/11/22 (土) ~ 2025/11/24 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/11/23 (日) 13:00
日本のラジオ的なシリアスなトーン/演技で素っ頓狂な会話を交わす「失バランス感」の可笑しさよ。
その一方、「立候補受付」でのシニカルさもあるなど、人によって笑う部分が異なるであろう「広角マルチコント」、他に類を見ないのではないか? 第三回はどうなる?

THIS HOUSE
JACROW
新宿シアタートップス(東京都)
2025/11/19 (水) ~ 2025/11/25 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/11/22 (土) 13:00
ちゃんと翻訳劇でちゃんとJACROW。会話の感じやビッグベンの文字盤(の一部)を配した装置の印象は翻訳劇っぽく、内容は「政治劇のJACROW(←プレトーク冒頭の中村主宰の名乗り)」で、「両親の遺伝子をきちんと継承した嫡子」みたいな(真顔)。
で、作品に関する予備知識的な10分ほどのプレトークに続いて始まる本編、「このイントロはもしや?」なあの曲を出演者たちが歌う(!)のを始めとして4曲も歌が入り(2曲は戯曲指定、残り2曲は演出選曲とのこと)もうそれだけでも娯楽性十分。
そうして描かれるのは1974年に労働党が少数与党として英国の政権を握ってから4年半の顛末、少数与党とか初の女性首相とか今の日本と共通項がありながら内容的には天と地ほど異なるのが面白いと言おうか情けない(毒)と言おうか……。
また「いかにも政治家たち」な出演陣の役作り(衣装・メイク含む)も的確で見事。翻訳劇という「新たな武器」も得たのではなかろうか?
ところで2~3回流れたイントロだけのあの曲はザ・フー「無法の世界」?

近代能楽集 葵上・道成寺
CroixProjec†
APOCシアター(東京都)
2025/11/19 (水) ~ 2025/11/24 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/11/21 (金) 14:00
まずは二胡の弾き語り(?)と二人の舞手による伝統芸能風で始まりそこに洋装の役者たちが加わりお馴染みのマッチの火を使うパフォーマンスを見せるプロローグから本編二編の上演となり、再びの二胡と舞手によるエピローグで〆る構成はまさに能楽の演目を現代戯曲に翻案した三島の「近代能楽集」の意図を具現化したと言えよう。
それにしてもエアリアルまで使うとはサービス過剰では?(笑)

喜劇王暗殺
トツゲキ倶楽部
「劇」小劇場(東京都)
2025/11/19 (水) ~ 2025/11/23 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/11/20 (木) 14:00
1932年、来日したチャップリンが首相官邸での歓迎会に気まぐれから欠席したことにより五・一五事件に巻き込まれずに済んだという史実に想を得たフィクション。
「(今後の日本は)右傾化する」という御神託があったり、喜劇王が難を逃れたことで「これで戦争を回避できた」と一同が安心したりすることにその後の状況を知っている身として思うところのものが多く、今、再演する意義を痛感する。
また、喜劇王とカフェーに居合わせた面々の片言と身振り手振りの意思疎通に朝ドラ「ばけばけ」を連想したりも。
あと、アフタートークでの「秘話」も興味深かった。
なお、初演も観ていたが11年前だけにすっかり忘れていた。(爆)

絶滅のトリ
だいだら
中板橋 新生館スタジオ(東京都)
2025/11/13 (木) ~ 2025/11/17 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/11/17 (月) 16:05
絶滅危惧種の鳥の保護/繁殖のために島で活動しているグループの群像劇。
新たに加わったミステリアス(?)なメンバーをきっかけに微妙に保たれていたバランスが崩れてゆくさまを、じっくりと時間をかけて並べたドミノの牌が終盤で次々に連鎖して倒れてゆくように見せる110分。
この終盤の「あの歌」が流れる中、台詞なしに演技だけで見せる手法に奇しくも少し前に観たたすいち「果てなしランデブー」と通ずるモノがあり共時性にビックリ。
あと、(この会場で)かなり凝ったツクリにした舞台美術も見事。
なお、ONEOR8の初演は未見。

その事件、推理小説家には荷が重い
劇団皇帝ケチャップ
浅草九劇(東京都)
2025/11/12 (水) ~ 2025/11/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/11/15 (土)
楽日に【Teamルーク】【Teamナイト】を続けて観劇。
初期から会話の巧みさが群を抜いている吉岡作品、シリアスなものは極めて自然に感じられ、本作のようにコミカルなものはああ言えばこう言うだったりボケたりツッ込んだりの「集団掛け合い漫才」状態でいずれにしても演者に技量が求められると思うが本作は(一部噛んだりもしたものの)若手女優陣の健闘により吉岡戯曲の武器である会話の面白さが遺憾なく発揮されていたと言えよう。
ところで最近の女子高生の休日のファッションってあんななの?
世代的なものか、どうもあの衣装では女子大生のようで、そこがちょっとひっかかったが眼福だからイイか(爆)。