公演評にも書いたことだが・・・
役者の能力についても、
(言いにくいことを言わねばならないシーンでの間の取り方、
あるいは他の人が入ってきてしまい、言いにくいことを言おうとしたが、
しかし飲み込んでしまわざるを得ない状況の変化の表現など、)
難しい演技が求められる内容でも、好演していたのではないか。
配役の性格分けも(台本上も演技上も)しっかりできていたと思う。
また、演出手法もなかなか効果的であった。
(映像の質はよくないが、「裏窓」に限っては、結果的にそれが演出効果を落とすことになっていないのは、こういう台本のせいか?・・・これは僥倖かも?)
ともあれ、私(の独断偏見)としては、初見の「裏窓」では、
内容も演技も充実しており、気に入った芝居を観ることができ、満足できるものであった。
今後も期待したい。