2008年11月 てあとろ50’企画公演『何ちゅう奇跡』 ダイジェスト映像
作品紹介
冬も近づくある日―――
女の部屋では何やら物騒な内容の会話がとびかっていた。
「いや、ここは大陸ひとつふっとばそう。」
「あたしはなんでもかんでも殺すのは反対~ッ」
「ていうかこのままじゃ人類滅亡だって!」
漫画原稿印刷の〆切まであと48時間。
12月のコミックマーケット(通称・冬コミ)に出す最新刊の 結末について意見はまとまらず、
漫画サークル3人組は大いにモメていた。
不穏な現代社会に対抗するべく
希望と魔法あふれる作品にするはずだったのに、
どんどん絶望的なストーリーになるのはどうして?
作者の希望・絶望・願望・妄想
すべてを詰め込んで、
虚構の世界は途方もなく拡散していく―――