うたはもに所属しているメンバー

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あなぱ

あなぱ

役者・俳優 歌手 演奏(歌、ピアノ) 作曲
 あなんじゅぱすを主宰し,作曲と歌とピアノを担当している,ひらたよーこです。青年団の俳優としてもお世話になっております。よろしくお願いいたします。私は七里ケ浜という海辺の小さい町で,作曲家の父のもと,作曲に親しんで育ちました。大学在学中に劇団青年団に入団。演劇ってすごいなあ。。と感動と驚きの毎日でした。1996年に音楽と演劇の結実点として「ことばをうたうバンド」あなんじゅぱすを結成,正岡子規の短歌から谷川俊太郎さんの現代詩まで,近代から現代までおよそ100年の言葉を歌う活動をしています。

〈うたはも〉は,私の〈うた〉と,パリを拠点に活動している清野美土くん〈はもにか〉のユニットです。 2005年9月に,渡仏直前の清野くんと『フォルテとは遠く離れてゆく友に「またね」と叫ぶくらいの強さ』というタイトルでライブを行いました。「またね」の願いが通じたのか,今年2月にはフランスのミュージシャンらと共に4度目のパリライヴを行うことができました。いかにもパリジャンという風貌のドラマーのクリストフ,アフリカ系のギタリストのパトリス,北欧からやってきたムーミンみたいなベースのピート。東からやってきた清野くんと私を加えて,東西南北からバランス良く集まったメンバーによるアンサンブルは好評を博し,写真家・田中流さんの美しい写真にデザインされたフランス語の字幕と一緒に,パリのお客さまと詩の世界を楽しむことができて幸せでした。萩原朔太郎の詩「沖を眺望する」の中に登場する寂しい海岸も,明るいパトリスのギターのハーモニクスで奏でられると,まるで雲間からキラキラと光がさしているようでした。2009年夏には,三人目にパーカッションの楠均さんをお迎えしての帰国ライヴを行います。楠さんは,2003年からあなんじゅぱすにご参加いただき,「ピチベの哲学」他,代表的なライブ公演を一緒に創っていただいております。お日様のような楠さんのリズムが加わった新しい〈うたはも〉サウンドを,どうかお楽しみいただけたらうれしいです。

 8月20日には,7月15日の阿佐ヶ谷ライヴに引き続き,矢野誠さんと大光亘さんのユニット〈ぴあどら〉が特別ゲストでいらしてくださることになりました。憧れの矢野さんと共演させていただけるなんて幸せです。ご縁をくださった大光亘さんは,あなんじゅぱすのドラム・プログラミング・あなんじゅぱすnanoのリーダーとして,いつもお世話になっています。

 日本語の詩の世界を通じて音楽の友情の輪が広がり,様々な国や様々の年代の方々と演奏させていただき,深く感謝。皆さまのご来場心よりお待ちしております。

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