団体
劇団赤い風
アカイカゼ
(岩手県)
所在地 | 〒 岩手県 |
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カテゴリ | 演劇 |
公式サイトURL | http://www.ictnet.ne.jp/~sakatakaze/ |
設立 | - |
受賞歴 | |
メンバー | |
活動紹介 | 結成:1978年9月1日 活動拠点:盛岡市 〇結成当初 1978年9月、おきあんご、坂田裕一ら6人で結成。おきあんごが寺山修司の劇団天井桟敷の出身で、坂田が東京の大学演劇でテント演劇などの影響を受けてきたことから、当時の世相語をもじって、Uターン劇団とも呼ばれた。岩手県内では初の小劇場演劇主体の劇団で、旗揚げ公演では、街中の小さな画廊で、3週間連続の土曜日2ステージ公演を行った。終演後、客と車座で劇評会を行い、その意見を翌週の公演に反映させる試みが話題なった。客層によって台詞を変えたり、客席にいる演出のブロックサインで演技を変えることも試みた。開演時刻に観客ゼロ、楽日には立ち見満席の伝説も旗揚げ公演のこと。 〇あかるいアングラ 結成後しばらくは北点画廊を拠点に公演を続けたが、諸事情により画廊使用が不可能になり、盛岡市内本町通りのヤクルト販売の2階にアトリエを持つ。古い木造の建物で、練習の声が近隣に漏れ、民家で激しい喧嘩が行われていると警察に通報されたこともあり、毎年暮れには玄関先で餅つきを行い、餅配りをしながら近所の関係回復に努めた。劇団が知られるようになると、玄関先に古い着物の入った風呂敷包みが「芝居の衣装にお使い下さい」というメモとともに置かれていることもあった。笑いと抒情の小劇場スタイルの演劇に来訪の東京の演劇人に「明るいアングラ」とも言われた。また2005年7月劇団員有志が他の演劇・美術・音楽関係者とともに小ホールとギャラリーを備えた「いわてアートサポートセンター」を設立。 〇演劇環境づくり 公演活動のみならず、赤い風は盛岡の演劇環境づくりも精力的に展開した。県内でははじめて演劇ワークショップを黒テントの協力を仰いで実施(1983年)。東北演劇祭(1984年)開催のコアメンバーとしても活動した。画廊のほかカワトクデパートのダイヤモンドホールや伊藤楽器ホールの非演劇ホールを初めて演劇活用したほか、C&Aホールや中三AUNホールの開設に協力した。特にAUNホールは運営の基本コンセプトつくりも担った。また、盛岡劇場再建運動にも関わり、盛岡劇場タウンホールは赤い風の活動がベースとなって設計に反映された。さらに三ツ石神社では県内初の本格的な野外演劇を挙行した。 |
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