甲斐博和監督作品
「それはそれ、」
非公式予告編
団体
TOCA*
トカ
(東京都)
所在地 | 〒2010002 東京都狛江市東野川4-29-1-104 |
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カテゴリ | 演劇 |
公式サイトURL | http://www.toca.jp |
設立 | 2003年 |
受賞歴 | pffフィルムフェスティバル2006 審査員特別賞受賞 |
メンバー | 甲斐博和、石川油、中農稔 |
活動紹介 | ■TOCA*とは 東京現代劇の旗手。 2003年3月に役者としてむっちりみえっぱりや蜜、罠など 多方面に客演を重ねていた甲斐博和を代表として、 プロデュース形式で始まった団体。 その後、大人計画にも出演経験のある女優石川油と allbe,罠という劇団の演出でもあったWEBデザイナー中農稔の 三人でのチームとして活動。 映像にも表現の場を求め、 初作品「hanafusa」は、 2006年 ぴあフィルムフェスティバルにて 緒方明監督の強い推薦を頂き、審査員特別賞を受賞。 演劇では、阿佐ヶ谷にある名曲喫茶ヴィオロンや 荻窪の旅館西郊など、 実在する場所でほぼ音楽を使わず 生活音や周りの景色や通行人までをも巻き込んだ、 ほんとうにそこで起こっていると感じてしまうような芝居を描き好評を得る。 劇場公演では、 暗転を挟む数幕もののスタンダードな芝居ではあるが、 クラシックからエレクトロまで幅い広い選曲と スポットライトに頼らない建築的な照明、 色味や質感にこだわった寂れた雰囲気のある舞台にて、 映画のような芝居のような現実のような、 作品を作っている。 ■作風 不埒な人生、を生きる猥雑な人々を、 季節にあわせた内容でもって表現している。 匂いや皮膚感覚をも伝えるような丁寧さで、 静寂と激情の両方からものの哀れや 人間の生涯の中のある一瞬を 抉るように浮き彫りにしていく作風は どことも似つかなく説明しにくく、 でも何かを感じるのでもう一度見たい、 と評されることが多い。 観劇した直後に感想が思いつく、というよりも、 見て家路につくまで、 または少し後に頭から離れなくなるような 後味の残る芝居を目指している。 決して難解ではなく、 回数を重ねる事に入り口は広く優しく、 気付くと深い感情の渦のなかに引きずり込まれていくような構成になっている。 ■東京現代劇とは 近年、テレビサイズのキャッチーな舞台が多くなっている 風潮ではあるが、それらの時流をまったく無視し、 かといって昔を懐かしがるでもなく、 小津安次郎が言うように、 「普遍的なものこそが新しい」 と信じ、 役者を抉るような稽古の先に 人間とは何か、生きるとはなにか、という 普遍的なテーマを模索し続け、 現代に生きる人間が、現代という視点を通して、 ここではないどこかへ、という想いの人間達を、 東京、という日本を代表する都市を通じて 決して派手ではない生活の中の物語を紡ぐ。 東京、を起点に 現代、という時代とそこに生きる人間を 劇、という形で描く。 それはまったくもってありきたりなようで その深度はどこよりも深く、鋭く、 見ている側の心を、もしくは人生を、 あるあたたかな温度でもって そうっと揺り動かす。 |
問い合わせ先 | info@toca.jp /090-4376-2471(制作) |
所属メンバー3
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