劇場 テアトロ　ジーリオ　ショウワ（昭和音楽大学・新百合ヶ丘キャンパス内）

「新しい時代の芸術の殿堂　新百合ヶ丘に完成（2007年春）」
劇場が担う役割の一つとして素晴らしいことは、人と人とが出会う最高の場を提供できることです。古来ヨーロッパの都市におけるオペラ劇場は、宮殿や市庁舎、教会などとともに街の中心部にありました。そこは市民に対するエンターテイメントの提供の場であり、人々が集い、討論する社交場でもありました。つまり、都市におけるコミュニティの中核的機能を果たすこと、それが劇場の本来の姿なのです。昭和音楽大学は、オペラ、バレエ、ミュージカルをはじめとした、多様なパフォーミング・アーツを上演できるこの劇場が、舞台芸術を愛する学内外の人々にとって、理想のコミュニティを実現することを願っています。「テアトロ ジーリオ ショウワ」は、本学の中心的存在であるばかりでなく、新百合ヶ丘の新しいシンボル、さらには首都圏の重要な文化拠点となることを目指しています。