あるサラリーマンの死 公演情報 あるサラリーマンの死」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-2件 / 2件中
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/03/14 (水) 19:30

    座席1階4列

    タテヨコ企画『あるサラリーマンの死』Galeri KATAK・KATAK

    ある家族の歴史を走馬灯のように描いた作品。
    会場全体を効果的に使った臨場感溢れる演出が出色。
    作品内で本物のあれを実際に動かして使ってるのは初めて見ました(^^;)

    色々衝突や問題もあったけど、ギリギリのところで繋がっていた家族の絆が救いでした。
    母親の「知ってた」のくだりがすごい好き。
    ラストどうなったのか直接描かれてはいなかったけど
    タイトルや不穏な布石から考えるとそういうことなのかな。

    座席は上手側の方が見やすいと思います。

  • 満足度★★★★

    ご近所のスペースでの上演。下駄ばき気分で出かけた。こういう形で小劇場を見るのは珍しい経験だった。狭いスペースの既設の場所をうまく使って奥行きのある舞台を作った美術がうまい。客席三十。1時間45分。この条件の中で、一つの家族の昭和から平成に至る約50年を過去現在をフラッシュバック的に描きながら描くのだからかなり大変で、そこはうまく筋を通している。作演出の横田修ももうかなり長くなってその辺の技術はできている、俳優たちを良く稽古が出来ていて、不便なスペースでこちらも大健闘である。目の前で行われるわけだから、演劇はナマの力、が生きていやでも見てしまう。そこまではご苦労様でいいのだが、芝居の中身は物足りない。群馬の田舎から出てきた青年がいよいよ定年になるという話、と言えば浮かぶようなエピソードが多く、兄弟の葛藤、夫婦の行き違い親族の不協和など、ホームドラマだからこの条件では多くを注文することは酷だが、よくある話によりかかりすぎている。俳優では、主演の西山隆一は張り切りすぎて一本調子が惜しいが筋を通して。あとは舘智子、青木シシャモ、藤谷ミキ、坂口修一、矢内文章は手の内の芝居だろう、安心して見ていられる。ご近所芝居としては観客には楽しい芝居にはなっているのだが、さて、演劇の成果となると、ホームドラマとして新しい視点があるわけでもなく、新しい人間像が出るわけでもなく、社会的なユニークな主張が強いわけでもない。また、まとまりはいいこの芝居をもう少し大きなスペースでやるとしてもせいぜい100までだろう。やってみるという試演の成果もなさそうだ。ここで今しか見られないとすると随分贅沢な経験をしたことになる。

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