公演情報
「人間風車」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★★
前半かなりほのぼのしててホラーである事を忘れて観てたが、ある時点から空気が一変。成河さんのエグい描写の語りが上手すぎて、聞いてるだけでやーめーてーってなったわ!血が飛び散る訳ではないのにとても血生臭く嫌な気持ちにさせられる。大王、やっぱり凄い人だ!
エグい描写が具体的で細かく嫌なツボを的確に突いてくるから、語りだけで充分に想像力を刺激される。ミムラさんへのアノ描写は、実際の場面より語りの方が怖かったくらい。
まさか群馬水産高校の名前が出てくるとは思わなかった。心の中で群水校歌を歌ってた人は少なくないはず。
満足度★★★
お盆のうえに3分割のシーンができる装置、まわるのは結構好きですね。
話には聞いてましたが、前半のほほえましいともいえる童話の中の話から、後半は一転、ドロドロどーろと人間関係が壊れていきます。
満足度★★★★
予備知識なしで行っていきなりの不思議な味の外国童話に驚いていると、売れない童話作家が登場する。この主役の成河(そんは)さんは、私は初めてお目にかかるのだが自信に満ちていて主役のオーラを感じた。身のこなしは軽快でダンサーが本職ではないかと思ったほどだ。
終演後に検索してみると10数年のキャリアを持つ中堅の方で、この春には「髑髏城の7人(花)」で天魔王を演じたという。好青年の模範のような彼が悪の権化の天魔王とは!観ておけば良かったと後悔した。
ヒロインのミムラさんは安定の好感度演技と思っていたら、びっくりするような大声も出したりして、やはりプロだなあと感心した。もちろん加藤諒さんや堀部圭亮さんもいつもの味を出している。
しかし私的には思いがけずも遭遇した今野浩喜さんが一番の収穫である。
キャスト名の一覧を見ても素通りだったが登場したとたんに、(解散した)「キングオブコント」のボケの人だと気づいた。
彼の素人然とした容貌とでかい態度、奇妙な笑いが最初の童話などと積み重なって、観客の心に笑いと同時に不安を生じさせ、後半へとつなげるのである。
会場は池袋西口公園内の「東京芸術劇場」2階の「プレイハウス」、定員834人の中規模ホールである。椅子は私に合っていて他のホールよりずっと快適であった。
音響設備も充実していて激しい低音や銃声には心臓が悪い人の心配をしてしまった。
休憩なしの2時間20分。水曜の昼ということもあってか8割は女性であった。
こんなに女性が多い舞台では昭和のプロレスネタはほとんど通じていないと思うのだが。そうでなくても賞味期限切れでしょう。
満足度★★★★
鑑賞日2017/09/29 (金) 19:00
後藤ひろひと「大王」が遊気舎時代に書いた作品をパルコプロデュースで、2000年,2003年に続いて再演だが、観るのは今回が初めて。公園で子ども相手に語るだけの童話作家にファンが現われ、そのファンが巻き起こすホラー系ストーリーで、いやーな感じになります、といっぱい書いてあるけど、思ったほどは嫌な感じにはならなくて、切ないけれど少しハッピーに終わってくれるあたりは、「大王」らしい。カーテンコールで、ミムラが舞台2作品目で慣れていないのか、ニコニコして出て来たのが、むしろ不気味だった。(この人は、初舞台の初日でも共演者に騙されたりして、本当に純粋な人なんだろうと思う)
満足度★★★★
そのかわいらしいとも言える舞台セットも相まって、明るく楽しい前半から急転直下の後半・・・そしてエンディング。なんでこのお話が「人間風車」なの?というのはパンフレットのおかげで分かりました。最近小劇場で自由席最前列を旨としていたら、大きなところで後ろの方に座ると舞台がひとごとになることに気づきました。