時をかける稽古場2.0 公演情報 時をかける稽古場2.0」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
21-40件 / 49件中
  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/04/08 (土) 14:00

    価格3,000円

    最初のゆるーい感じからどんどんテンポアップしていき引き込まれていきました。
    色々な作品のオマージュや伏線が貼ってあり回収していく流れがとても自然で素晴らしい。
    作り込まれていて細かい表情や行動にも意味があって観てる間、自然と前のめりになって観てました。
    出来ればみんなに観ていただきたい作品。

  • 満足度★★★★★

    面白かったです。細かいところまで作り込んでいるな、と言う印象でした。
    各キャラも立っていて良かったです(^-^)

  • 満足度★★★★★

    たくさんの爆笑と数ヶ所の涙。
    凄くバランスがよくて、もちろんお話も演出も出演者の方もよくて、無理矢理予定を調整してリピートしました。
    間に無料公開されている東京公演の動画も観ましたが飽きることなく、なんならまだ観たいくらいです。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/04/09 (日) 13:00

    価格3,000円

    アガリスクエンターテイメントの『時をかける稽古場2.0』を観た。
    ゴッドタンきっかけで知ったんだけど、自分が予想してた最大限の面白さ、それを更に超えていく最強最高に面白い舞台を見せて貰って最高に幸せ。
    ゴッドタンで見た時から感じてたのは、情報量が多いのに、何故か物語が頭の中にスッと入ってくる。
    何故かは素人だから全然分かんないけど…笑
    今日は千秋楽は見られないけど、また見たい。
    日程が合えば遠征してでも見たい劇団、それがアガリスクエンターテイメント。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/04/07 (金) 19:30

    笑えるだけでなく舞台で展開される出来事がパズル的に「嵌まる」心地よさを覚える作品だった。
    地方在住ですがこの京都公演まで足を伸ばして観に行った甲斐がありました。

  • 満足度★★★★★

    まさにアガリスクのコメディでした。序盤からテンポよく物語が進み、たくさん笑わせてくれました。上演時間は2時間10分ですが、物語や笑いに引き込まれて、あっという間のお芝居です!

  • 満足度★★★★

    まさに2.0だった。
    僕は初演を見ているのだけれど、それは別物、いわば1.0と表現できる、それほどまでに2.0は内容が異なるものだった。

    僕は、アガリスクエンターテイメントのことを、脚本の綿密な組み立てと、秀逸な伏線回収で有名なコメディ劇団だと認識している。
    『ナイゲン』、『紅白旗合戦』、そして『時をかける稽古場』(初演)を拝見しているが、どれも秀逸な脚本と、それを効果的に表現することができる役者陣によって、すばらしい作品になっていた。
    今回の『時をかける稽古場2.0』も、タイムマシンや多元宇宙論など、SFの要素が出てくるのだが、その実これらのSF要素を使った、「劇団モノコメディ」ということができよう。
    演劇をやっている / やっていた人はもちろん、集団で何かを作り上げた経験のあるひと(学校の部活や、文化祭でもいいかもしれない)にとって、心に刺さる、あるいは当時のことが思い出されるような内容の作品である。
    コメディとしても上質で面白いし、人間ドラマとしてもすぐれた作品だと思う。

    続きはネタバレBOXにて。

    ネタバレBOX

    ここからネタバレを含む。
    役者の都合もあるのかもしれないが、キャラ設定が1.0とは異なっていた。特にカシマとクマガイの役どころが大きく違う。
    以前は最初にタイムトラベルをするのはホソイというキャラだったが、今回はカシマがその役を負った。カシマの混乱ぶりは、天然ボケキャラだったホソイとはまた異なった面白さがあった。ちなみに2.0にはホソイは登場しない。
    また、クマガイは1.0では客演の役であったが、2.0では劇団員の一人となっていた。そして、インフルエンザにかかるのは、クマガイではなくハマカワ(2.0で初登場のキャラ)になっている。これはかなり大きな変更だといえる。1.0ではクマガイがインフルエンザにかかり、そのせいで公演が中止になるという世界線が描かれていたが、2.0ではハマカワがその役を担当する。1.0ではクマガイはストイックですこし孤独気味な役者として描かれていて、「わたしが抜けて、他の並行宇宙のクマガイと入れ替われば公演中止を避けられる」といって”犠牲”になろうとするが、演出のアサコシに止められた。2.0ではハマカワが同様に犠牲になろうとする。クマガイのキャラの立ち位置を決める上で、これは相当に大きな変更だろう。

    また、ハマカワ以外にも追加のキャラとしてヤブキが登場する。彼はいわゆる「コメディ担当」の役どころだと思うのだが、彼の発言が物語の重要なファクターに触れていることがあり(果たしてあのビニテはタイムマシンなのかもしもボックスなのか、そして並行宇宙の解釈について)、なかなか目が離せない。というか居るだけで面白いので(結構長い間、彼は寝ているだけである)、コメディ俳優としてすごくレベルが高いのだと思う。

    キャラ設定以外にも、大きく異なっている点がある。1.0では1秒も描かれず、観客の想像に100%任されていた5年後のみんなが集まるシーンが追加されていたことと、ハマカワを説得するのが演出のアサコシではなく同じ役者で友人のクマガイであることである。

    5年後のみんなが集まるシーンは、1.0を観た時に想像していたものよりも随分ポップというか、なごやかというか、カジュアルというか、軽いというか、つまりはあまり「重くない」雰囲気だった。
    1.0を観た当時、僕はこのブログ記事を読んで、1.0のときの「5年後のみんなが集まるシーン」を想像していた。

    http://blog.livedoor.jp/teconabe2/archives/7328045.html

    きっとかなりの葛藤や、もしかしたら喧々諤々の言い争いがあったのかもしれない、と考えていた。(それが1.0では1秒も描かれずに省かれていたところがまたイイ)
    しかし、2.0で描写された5年後のみんなは、思っていたよりも、想像していたよりも、ずっとなごやかだった。妻の出産の立会中で、あるいは車の運転中で慌てていた人もいたけれど。

    ここで少し話が逸れるが、僕もかつて大学でお芝居をやっていた。大学を卒業して、就職した今、お芝居をやる時間はあまり無い(といいながら、年1回くらいはできると確信しているが)。
    2.0の、5年後のみんなもきっとそうなのだろう。演劇を続けている人もいるものの、就職したりして演劇から離れた人も多かった。僕はあのシーンを見て、まるで自分の大学の先輩同期後輩を見るかのようだった。僕のまわりの人達も、大半が演劇から離れ、限られた人しか演劇に関わっていない。それでも、公演を打ったこともあるので、そういうことも含めて、なんだか5年後のみんなのシーンで泣きそうになってしまった。

    5年後のシオバラが言うこのセリフは格別だった。
    「お前らにはわかるまい、みんなで集まって、公演に向けて準備できるということがどれほど素晴らしいことか!」
    (セリフうろ覚えご容赦ください)
    本当にそうだ。5年も経って、当時の座組のそれぞれの状況も変わって、あのときの座組でポンと集まるのは相当難しい。結婚していたり、子供が生まれたり、東京を離れて熱海にいたり、それぞれバラバラだ。現実世界で、僕はそれを身をもって知ってしまった。だからこそ、あのシオバラのセリフがすごく心に響くのだ。そして現在の、つまりいわば”5年前の”みんなにはそれがわからない。僕も大学生のときはわからなかった。みじんもわからなかった。それがまたイイのだ。

    5年後のみんなは、というか5年後のシオバラ(とコータ)は、例のビニテを使ってみんなが集合してみんなと久しぶりにあって、そして結局再演の話をせずに解散した。5年前のみんなは「同窓会がやりたかっただけなんじゃないの?」的なことを言っていたけど、僕は違うんじゃないかと思う。もちろん、みんなと会えて満足した、という面もあるだろうが、きっと彼らは「みんなの今の生活を邪魔しちゃいけないな」と思ったんじゃないだろうか。現実的に、全員同じメンバーで再演するのは無理だな、と思って、納得づくで諦めたんじゃないだろうか。そういうふうに思う。それがきっと、5年経ってオトナになった、ということなんだ。良い悪いは別として。ちなみにクマガイは再演をすごくやりたそうだった。

    さてもう1点、1.0ではクマガイを、2.0ではハマカワを説得するシーンであるが、僕は1.0のほうが好みだった。1.0では演出のアサコシがものすごく強引に「あなたじゃなきゃダメなんだ」と言って説得していて、「演出 vs 役者」の構図で語られていた。前述のブログでもこの部分は取り上げられていて、僕はすごく共感した。(なので、僕は『演出絶対至上主義』者なのだが、それはまた別の話。)
    だが、2.0では、アサコシが主張するのはもちろんなのだが(うろ覚えだけど)、ハマカワの心を動かしたのは、友人であるクマガイの「あんたと一緒に演りたい」だったんじゃないだろうか。
    他の役者も言葉にしづらかったようなものの、同じことを思っていたんじゃないだろうか。こちらの構図は「役者 vs 役者」になっている。あるいは「友人 vs 友人」でもいいかもしれない。2.0のほうが、演劇をやっていない人にも通じやすい状況だと思う。なんせ友人 vs 友人だ、観劇者の多くの人が共感しやすい構図だろう。演劇に限らず、文化祭の出し物や部活の大会でもいい。友人と一緒にやりたい、と思った経験がある人は多いだろう。それでもなお、僕は1.0の構図のほうが好きだ。それは僕が演劇に特化した話が好きだいうことだと思う。なんてったって、『時をかける稽古場』なのだから。
    ただ、1.0だと、アサコシはクマガイに対しては「あなたじゃなきゃダメなんだ」と言っているのに対し、アツシの降板&代役ネコソギには納得しているので、矛盾を孕んでいると言えそうだが……この部分をどうやって納得させたのか、正直覚えてない。

    と、長くなったけれど、ここで感想を終わる。
    京都で4/9(日)までやっているので、ご興味ある方は是非。(こんだけネタバレしといて何を、という話だが)
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/03/25 (土) 14:00

    価格4,000円

    よく出来たお話で凄く面白かったです。
    出ている演者さんも素敵でした。
    他の作品も見たくなりました。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/03/27 (月) 14:00

    27日午後、下北沢の駅前劇場で上演されたアガリスクエンターテイメント第23回公演、『時をかける稽古場2.0』を観てきた。この団体は過去に小劇場系の付与されるいくつかの賞を受賞している団体であって以前から一度は観てみたかったのだが、今回念願叶ってようやく観劇となった。出演者には知人の役者はおらず、純粋な演劇鑑賞である。


    舞台は超遅筆な脚本家率いる賞劇団「第六十三小隊」の公演二週間前。稽古場で、偶然にもタイムマシンの働きを持ったビニールテープを発見した劇団員達は、公演前日の世界から台本を取ってくるという奇策を思い立ち実行する。しかし、未来、つまり公演前日の団員達は別の奇策を思い立つ。つまり、全員で公演二週間前に戻ってたっぷり稽古をしようというのだ。そこで現れたのが、公演後五年たった未来の団員3人。この未来の団員から、実は公演が出演者のインフルエンザによって公演は中止になり劇団は解散したことを知る。公演中止、ましてや解散をしたくない公演二週間前と公演前日の団員達。結局、公演二週間前の団員達は、公演の成功と解散阻止のため、タイムマシンで本来の自分たちの世界である公演二週間前に戻っていく。

    この話、過去の人間達が未来を変えるということである。これは、タイムマシンが同一時空の過去・現在・未来を行き来しているのでは無く複数ある時空の世界から自分たちの望んでいる世界の時空を移動しているという発想で無いと出来ない。劇中でもそのことを説明しているが、それは後半のインフルエンザを発症した役者と他の出演者との間に生まれた連帯感による感動的シーンを生み出す必要からの苦肉の策とも言える方法であったように思えた。

    劇中、笑えるシーンやしんみりするシーンもあり、なかなか感動的。それは、劇の持っているテンポ感と役者の動きや台詞まわしのうまみが上手く作用しての結果。まぁ、演出が上手いという事なのだろう。脚本的には若干の話の展開的なほころびもあったけれど、まずまず。

    個々の役者としてインフルエンザを発症する役者ハマカワ役のハマカワフミエ(タレントで役者でもあるサヘル・ローズに似ていた)と、劇団員ツワノ役の津和野諒の存在感がなかなか秀逸。余談であるが、アイドルで客演ユキ役の榎並夕起は某テレビ局の女子アナ・久保田智子に似ていて、ハマカワフミエと共に親近感を感じた。

  • 満足度★★★★


    時をかける稽古場2.0 に駆け込んできたよ!試演会で展開知ってたから、二度目目線で。だけど、明らかに違ってたし、明確になっていた。やっべ、たのしー!
    女性達の演技力と、男性達の徹底したコメディ力を浴びて欲しい。

    スタッフがいい、美術がいい、映像がいい。

    OPの映像で、スタッフロールまであんなにはっきり出した団体は久々みたな。信用の証だ、と思う。
    見せ転換時の見せ方も、なるほど。
    ドアは明らかにアレだから、黄色の丸は身に付けてるアレで、上部の四角枠は…机のアレか?
    どうでもいい情報だけど、私が今日見た時をかける稽古場で一番好きだなって思ったのは、「べつわの」さんです。
    右往左往しながら楽しみにしてくれてるなんて素敵じゃない?


    以下は、試演会(3/1)の感想。


    「時をかける稽古場2.0」の試演会に参加。熱量ある骨子の部分を見せていただいた感じ。たくさん笑った。人物が活き活きしてる。上演想定時間より長くなったらしい。確かに削れる間延びとかはあった気がする。ここで映像のタイミングね、というのも想像ついたなー。
    初演は知らない。むしろアガリスク2回目。なので、質問も要望もあの場で思いつかなかったけれど、作戦会議トークショーまで見られて良かった。衣装の話や、5年後メンバーにまつわる話なんかが聞けて興味深い。
    ”時をかける”理論を割とすんなり理解できたのは、
    "LASTSMILE"を知っているからかなぁ。
    時間軸移動系の話はいくつも知ってるけど、3つが相互に絡み合うのはレアなんじゃないかな。
    稽古と慣れって言われればその通りだけど、場面の切り替わりとか、演者はどうやって頭の整理を付けてるんだろう?書いた冨坂さんは勿論だけど、皆さん頭がいいなぁ。
    見てる間は情報の洪水で(特に序盤)、初見には疑問を疑問と認識する時間がなかったかも。えっ?おおっ!ほほう。なるほど!のサイクルが早い。コメディの早さとしては必要な早さなんだろうな。
    試演では必要最低限の美術セットで床面積も狭いから、これで袴田さんのセットがどう加わるのか気になる。
    床が見えるに越したことは無い芝居なんだけど、駅前劇場か…。私だったら全体を見るためにも後方席だな。試演は後列でも頭の間から少しは見えたから脳内補完可能だし。
    公開ゲネやプレビュー公演をやってる団体はあれど、オープンβの試演は新しい。それこそ2週間の改良時間が生まれるのは大きい。
    でもこれ、この演目だから面白味が出るやり方なんだよなぁ(笑)。全部の演目でやっちゃうと、しらけちゃう。

  • 満足度★★★★★

    東京公演、計4回観劇しました。アホみたいなリピート数ですが何回観てても舞台上のあっちこっちで動き回る/何気なく転がる人や仕掛けが拾いきれない。
    劇場に惜しみなく溢れかえるおもちゃみたいに大量の仕掛けや大小のネタ、魅力的な俳優陣がつとめる「難アリだけど好きになっちゃう彼ら」を観たいがための4回戦でした。

    公演2週間前に台本がほぼ無い座組が、窮鼠にも程があるよ「未来に行って台本ゲット」…タイムマシンはあるし、出来るでしょうけど、「できることイコールやって良いこと」か否かは誰も知らない―
    2014年初演と大筋で通る物語の結びは変わらないけれど、登場人物の邪悪さが大幅アップな上に邪悪なアレコレを無邪気にやってくれるから、潔いにも程が有り過ぎて笑ってしまう。
    単なる再演ではなく「2.0」の証。
    宇宙へぼろぼろのチャリで急発進するような無謀ドライブ感覚、ひたすらアガる楽しさが全編に盛り込まれているアトラクションみたいだ。
    観劇が趣味として根付いてない人と一緒に観るともっと楽しいっすよ、京都方面のかた!!

  • 満足度★★★★★

     初演から物語として通過するポイントは変わらないんだけど、細かい部分からリビルドされた物語は受ける印象が初演とは全然違うものとなっていた。思うに役者さんたちの成長と言うか、初演以降この世界で経験してきたものが表に出来てた感じ
     この劇の面白さの一つに心地良いテンポの台詞の掛け合いがあげられる。最初の坊主ゲームのように次々と爪弾かれる台詞が、時にハモり、時にビシっとしたツッコミとなるのが非常に気持ち良い
     津和野さん・コータさん・塩原さんのおふざけトリオは今回も健在どころかパワーアップしていて、物語を進めるのも面白くするのも3人の掌の上。アツシの鉄板具合はもはや城壁ぐらいの分厚さ
     この作品何が凄いって、ストーリーの筋やバランスだけでなく、展開の強弱やアクセントやがしっかりと背骨になっていて、観ていて恐ろしいほど引っかかりがなく話が入ってくる上手さが有ること。それを基盤にコメディ的笑いを乗っけてくるんだからそりゃ面白い

  • 満足度★★★★★

    笑いました!!面白かったです。「稽古場にて偶然タイムマシンを発見した」と言うのでどんなタイムマシンなんだろう?とサマータイムマシンブルースみたいなものを想像していたのでしたが、なんと・・・。あれならお手軽?家に帰って思わず息子の部屋のドアの前をバミッてしまいました。

    ネタバレBOX

    今があって未来があるのだから、未来から来たらここで入れ替わったことを知っているはずなのでは?と思っていたら、別次元の未来と入れ替わったとのことでパラレルワールドってことでしょうか?
  • 満足度★★★★

    脚本が間に合わないシチュエーションにタイムトラベルを組み合わせたアイデアが秀逸。ただ、もっとたくさん伏線をはってしっかり回収させていけば、もっと面白くなったんじゃなかろうか。アイデアを活かしきれてないのは残念。最後の感動させようというシーンはしつこい。もっとカラッとやってほしかった。
    いろいろ注文はつけたくなるが、最後まで楽しみました。本公演は初めてでしたが、続けて見たくなりました。

  • 満足度★★★★

    笑った。「ぐはっ」と声に出て笑った。何だろう、物凄く頭の中に何の気負いも無く観にいったこの芝居に130分楽しんだ。ただ、笑うだけで無く、所々にぶち込まれる「毒」に「くく・・」と含み笑いもして.


    劇団名は勿論知っていたのだが本公演は初めて。今まで観に行かなかった事を後悔。ホンも、勿論面白いのだが、演者の力が無いと今作の様なホンはだらだらと見せ場も流れてしまう気がした。面白かった。

    作品は再演であり、演者の皆さんも力ある方々で、とても、私は楽しい観劇だった。ひとつ、改善してほしいと思った点は先行販売の富豪席。椅子に何も印が無いので、有った方がそこに他の人が座ろうとはしないと思う

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/03/27 (月) 19:30

    久々に純粋におもしろいと思える作品に出逢えました!

  • 満足度★★★★

    ノンストップコメディというか、大いに笑わせてもらいました。かわいそうな人のツッコミ的な叫びが、時に思わぬ角度から来たり、それを予測できてクスクスしたり、大勢キャストがいながら、それぞれに見せ場があったような気がして、その構成は見事だと思いました。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/03/27 (月) 14:00

    初演観てますが、相当面白くなってます。
    前回ご覧になっている方ももう一度見る価値アリです。
    明日が楽日ですが、オススメです。
    京都公演は4月です。

  • 満足度★★★★★

    いやー、おもしろかったわ。
    これだけ複雑なのに、破たんがないんだよね。
    めちゃくちゃ笑えて、でも時々置いてかれたけど、それも後から追いつけるようになってて、ぼーっとしてるお客さんにもやさしいww
    しかし、劇団って大変なんだねー。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/03/25 (土) 14:00

    3年弱の時を経て新たに構築された「2.0」というパラレルワールドを堪能してきました。
    登場人物多め・暗転多め・策略多め、「舞台を初めて観る方」はいささか癖が強いと感じるかも知れませんが、
    ・人々が状況を打開しようと右往左往するコメディが観たい
    ・ハッピーエンドは好きだが、どうせ観るならひねりの利いた作品がいい
    ・特段気に留めていなかった諸々の要素が不意に手品のごとく繋がる瞬間が好き
    ・「当時は心底しんどかったけれど、今思い返すと懐かしい」という思い出がある
    ・今までに見たことがないものを求めている
    という方にはお薦めです。

    ネタバレBOX

    初演時同様、登場人物達は3つのパラレルワールド間を行き来しまくる。今回はさらに5年後の世界の人々による強制同窓会まで加わったが、物語の筋を追いにくくなったりはしていない。むしろあの場面(+そこに至る交渉)によって、登場人物それぞれも作品全体も深みが増したように思う。描かれていない5年間の出来事、飲み会の計画は果たして実現できたのかなどなど、いくらでも想像できて終演後も楽しい。個人的には、ツワノの5年間に何が起こる(可能性がある)のかが気になる。タイコモチ化したりパルコをネタに悪態ついたりしてた人が、妻子の許に帰ろうと必死の新米お父さんになる(かも知れない)とは。どんなドラマが待っているのだろう。

    そしてもしもボックス仮説の衝撃!「単純構造のはずが妙に柔軟に都合よく移動できちゃうタイムマシン」をより説得力のあるアイテムとして定義し直し、同時に僅かな希望を提示する手際が見事。「ヤブキ寝てばっかだよ、どうなってるの?」と少し気を揉みつつ観ていたら実は伏線仕掛け人だったと判明する瞬間も痛快。
    それにしても脚本家アサコシがあれほどパワーアップしているとは……初演時同様短時間で状況把握して陰謀企てるわ、最終的に懲りてないわ、敵としても味方としても恐ろしい存在。おまけに専門家の称号(?)まで手に入れてるし。

    細井寿代さん演じるほんわかキャラ・ホソイがいなくなったことや、筋を知ってから観ると最初の入れ替わりに伴うゴタゴタがやや冗長に感じられてしまう点など、物足りない・気になるところもある。
    それでも、初演と2.0、いずれの平行宇宙にも惹きつけられた。
    だからこそ、5年後のクマガイが口にした「全ての劇団はいつか解散する」という台詞を、今は全力で否定したい。

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