満足度★★★★★
鑑賞日2017/04/08 (土) 14:00
価格3,000円
最初のゆるーい感じからどんどんテンポアップしていき引き込まれていきました。
色々な作品のオマージュや伏線が貼ってあり回収していく流れがとても自然で素晴らしい。
作り込まれていて細かい表情や行動にも意味があって観てる間、自然と前のめりになって観てました。
出来ればみんなに観ていただきたい作品。
満足度★★★★★
たくさんの爆笑と数ヶ所の涙。
凄くバランスがよくて、もちろんお話も演出も出演者の方もよくて、無理矢理予定を調整してリピートしました。
間に無料公開されている東京公演の動画も観ましたが飽きることなく、なんならまだ観たいくらいです。
満足度★★★★★
鑑賞日2017/04/09 (日) 13:00
価格3,000円
アガリスクエンターテイメントの『時をかける稽古場2.0』を観た。
ゴッドタンきっかけで知ったんだけど、自分が予想してた最大限の面白さ、それを更に超えていく最強最高に面白い舞台を見せて貰って最高に幸せ。
ゴッドタンで見た時から感じてたのは、情報量が多いのに、何故か物語が頭の中にスッと入ってくる。
何故かは素人だから全然分かんないけど…笑
今日は千秋楽は見られないけど、また見たい。
日程が合えば遠征してでも見たい劇団、それがアガリスクエンターテイメント。
満足度★★★★★
鑑賞日2017/04/07 (金) 19:30
笑えるだけでなく舞台で展開される出来事がパズル的に「嵌まる」心地よさを覚える作品だった。
地方在住ですがこの京都公演まで足を伸ばして観に行った甲斐がありました。
満足度★★★★★
まさにアガリスクのコメディでした。序盤からテンポよく物語が進み、たくさん笑わせてくれました。上演時間は2時間10分ですが、物語や笑いに引き込まれて、あっという間のお芝居です!
満足度★★★★
まさに2.0だった。
僕は初演を見ているのだけれど、それは別物、いわば1.0と表現できる、それほどまでに2.0は内容が異なるものだった。
僕は、アガリスクエンターテイメントのことを、脚本の綿密な組み立てと、秀逸な伏線回収で有名なコメディ劇団だと認識している。
『ナイゲン』、『紅白旗合戦』、そして『時をかける稽古場』(初演)を拝見しているが、どれも秀逸な脚本と、それを効果的に表現することができる役者陣によって、すばらしい作品になっていた。
今回の『時をかける稽古場2.0』も、タイムマシンや多元宇宙論など、SFの要素が出てくるのだが、その実これらのSF要素を使った、「劇団モノコメディ」ということができよう。
演劇をやっている / やっていた人はもちろん、集団で何かを作り上げた経験のあるひと(学校の部活や、文化祭でもいいかもしれない)にとって、心に刺さる、あるいは当時のことが思い出されるような内容の作品である。
コメディとしても上質で面白いし、人間ドラマとしてもすぐれた作品だと思う。
続きはネタバレBOXにて。
満足度★★★★
鑑賞日2017/03/25 (土) 14:00
価格4,000円
よく出来たお話で凄く面白かったです。
出ている演者さんも素敵でした。
他の作品も見たくなりました。
満足度★★★★
鑑賞日2017/03/27 (月) 14:00
27日午後、下北沢の駅前劇場で上演されたアガリスクエンターテイメント第23回公演、『時をかける稽古場2.0』を観てきた。この団体は過去に小劇場系の付与されるいくつかの賞を受賞している団体であって以前から一度は観てみたかったのだが、今回念願叶ってようやく観劇となった。出演者には知人の役者はおらず、純粋な演劇鑑賞である。
舞台は超遅筆な脚本家率いる賞劇団「第六十三小隊」の公演二週間前。稽古場で、偶然にもタイムマシンの働きを持ったビニールテープを発見した劇団員達は、公演前日の世界から台本を取ってくるという奇策を思い立ち実行する。しかし、未来、つまり公演前日の団員達は別の奇策を思い立つ。つまり、全員で公演二週間前に戻ってたっぷり稽古をしようというのだ。そこで現れたのが、公演後五年たった未来の団員3人。この未来の団員から、実は公演が出演者のインフルエンザによって公演は中止になり劇団は解散したことを知る。公演中止、ましてや解散をしたくない公演二週間前と公演前日の団員達。結局、公演二週間前の団員達は、公演の成功と解散阻止のため、タイムマシンで本来の自分たちの世界である公演二週間前に戻っていく。
この話、過去の人間達が未来を変えるということである。これは、タイムマシンが同一時空の過去・現在・未来を行き来しているのでは無く複数ある時空の世界から自分たちの望んでいる世界の時空を移動しているという発想で無いと出来ない。劇中でもそのことを説明しているが、それは後半のインフルエンザを発症した役者と他の出演者との間に生まれた連帯感による感動的シーンを生み出す必要からの苦肉の策とも言える方法であったように思えた。
劇中、笑えるシーンやしんみりするシーンもあり、なかなか感動的。それは、劇の持っているテンポ感と役者の動きや台詞まわしのうまみが上手く作用しての結果。まぁ、演出が上手いという事なのだろう。脚本的には若干の話の展開的なほころびもあったけれど、まずまず。
個々の役者としてインフルエンザを発症する役者ハマカワ役のハマカワフミエ(タレントで役者でもあるサヘル・ローズに似ていた)と、劇団員ツワノ役の津和野諒の存在感がなかなか秀逸。余談であるが、アイドルで客演ユキ役の榎並夕起は某テレビ局の女子アナ・久保田智子に似ていて、ハマカワフミエと共に親近感を感じた。
満足度★★★★
時をかける稽古場2.0 に駆け込んできたよ!試演会で展開知ってたから、二度目目線で。だけど、明らかに違ってたし、明確になっていた。やっべ、たのしー!
女性達の演技力と、男性達の徹底したコメディ力を浴びて欲しい。
スタッフがいい、美術がいい、映像がいい。
OPの映像で、スタッフロールまであんなにはっきり出した団体は久々みたな。信用の証だ、と思う。
見せ転換時の見せ方も、なるほど。
ドアは明らかにアレだから、黄色の丸は身に付けてるアレで、上部の四角枠は…机のアレか?
どうでもいい情報だけど、私が今日見た時をかける稽古場で一番好きだなって思ったのは、「べつわの」さんです。
右往左往しながら楽しみにしてくれてるなんて素敵じゃない?
以下は、試演会(3/1)の感想。
「時をかける稽古場2.0」の試演会に参加。熱量ある骨子の部分を見せていただいた感じ。たくさん笑った。人物が活き活きしてる。上演想定時間より長くなったらしい。確かに削れる間延びとかはあった気がする。ここで映像のタイミングね、というのも想像ついたなー。
初演は知らない。むしろアガリスク2回目。なので、質問も要望もあの場で思いつかなかったけれど、作戦会議トークショーまで見られて良かった。衣装の話や、5年後メンバーにまつわる話なんかが聞けて興味深い。
”時をかける”理論を割とすんなり理解できたのは、
"LASTSMILE"を知っているからかなぁ。
時間軸移動系の話はいくつも知ってるけど、3つが相互に絡み合うのはレアなんじゃないかな。
稽古と慣れって言われればその通りだけど、場面の切り替わりとか、演者はどうやって頭の整理を付けてるんだろう?書いた冨坂さんは勿論だけど、皆さん頭がいいなぁ。
見てる間は情報の洪水で(特に序盤)、初見には疑問を疑問と認識する時間がなかったかも。えっ?おおっ!ほほう。なるほど!のサイクルが早い。コメディの早さとしては必要な早さなんだろうな。
試演では必要最低限の美術セットで床面積も狭いから、これで袴田さんのセットがどう加わるのか気になる。
床が見えるに越したことは無い芝居なんだけど、駅前劇場か…。私だったら全体を見るためにも後方席だな。試演は後列でも頭の間から少しは見えたから脳内補完可能だし。
公開ゲネやプレビュー公演をやってる団体はあれど、オープンβの試演は新しい。それこそ2週間の改良時間が生まれるのは大きい。
でもこれ、この演目だから面白味が出るやり方なんだよなぁ(笑)。全部の演目でやっちゃうと、しらけちゃう。
満足度★★★★★
東京公演、計4回観劇しました。アホみたいなリピート数ですが何回観てても舞台上のあっちこっちで動き回る/何気なく転がる人や仕掛けが拾いきれない。
劇場に惜しみなく溢れかえるおもちゃみたいに大量の仕掛けや大小のネタ、魅力的な俳優陣がつとめる「難アリだけど好きになっちゃう彼ら」を観たいがための4回戦でした。
公演2週間前に台本がほぼ無い座組が、窮鼠にも程があるよ「未来に行って台本ゲット」…タイムマシンはあるし、出来るでしょうけど、「できることイコールやって良いこと」か否かは誰も知らない―
2014年初演と大筋で通る物語の結びは変わらないけれど、登場人物の邪悪さが大幅アップな上に邪悪なアレコレを無邪気にやってくれるから、潔いにも程が有り過ぎて笑ってしまう。
単なる再演ではなく「2.0」の証。
宇宙へぼろぼろのチャリで急発進するような無謀ドライブ感覚、ひたすらアガる楽しさが全編に盛り込まれているアトラクションみたいだ。
観劇が趣味として根付いてない人と一緒に観るともっと楽しいっすよ、京都方面のかた!!
満足度★★★★★
初演から物語として通過するポイントは変わらないんだけど、細かい部分からリビルドされた物語は受ける印象が初演とは全然違うものとなっていた。思うに役者さんたちの成長と言うか、初演以降この世界で経験してきたものが表に出来てた感じ
この劇の面白さの一つに心地良いテンポの台詞の掛け合いがあげられる。最初の坊主ゲームのように次々と爪弾かれる台詞が、時にハモり、時にビシっとしたツッコミとなるのが非常に気持ち良い
津和野さん・コータさん・塩原さんのおふざけトリオは今回も健在どころかパワーアップしていて、物語を進めるのも面白くするのも3人の掌の上。アツシの鉄板具合はもはや城壁ぐらいの分厚さ
この作品何が凄いって、ストーリーの筋やバランスだけでなく、展開の強弱やアクセントやがしっかりと背骨になっていて、観ていて恐ろしいほど引っかかりがなく話が入ってくる上手さが有ること。それを基盤にコメディ的笑いを乗っけてくるんだからそりゃ面白い
満足度★★★★★
笑いました!!面白かったです。「稽古場にて偶然タイムマシンを発見した」と言うのでどんなタイムマシンなんだろう?とサマータイムマシンブルースみたいなものを想像していたのでしたが、なんと・・・。あれならお手軽?家に帰って思わず息子の部屋のドアの前をバミッてしまいました。
満足度★★★★
脚本が間に合わないシチュエーションにタイムトラベルを組み合わせたアイデアが秀逸。ただ、もっとたくさん伏線をはってしっかり回収させていけば、もっと面白くなったんじゃなかろうか。アイデアを活かしきれてないのは残念。最後の感動させようというシーンはしつこい。もっとカラッとやってほしかった。
いろいろ注文はつけたくなるが、最後まで楽しみました。本公演は初めてでしたが、続けて見たくなりました。
満足度★★★★
笑った。「ぐはっ」と声に出て笑った。何だろう、物凄く頭の中に何の気負いも無く観にいったこの芝居に130分楽しんだ。ただ、笑うだけで無く、所々にぶち込まれる「毒」に「くく・・」と含み笑いもして.
劇団名は勿論知っていたのだが本公演は初めて。今まで観に行かなかった事を後悔。ホンも、勿論面白いのだが、演者の力が無いと今作の様なホンはだらだらと見せ場も流れてしまう気がした。面白かった。
作品は再演であり、演者の皆さんも力ある方々で、とても、私は楽しい観劇だった。ひとつ、改善してほしいと思った点は先行販売の富豪席。椅子に何も印が無いので、有った方がそこに他の人が座ろうとはしないと思う
満足度★★★★
ノンストップコメディというか、大いに笑わせてもらいました。かわいそうな人のツッコミ的な叫びが、時に思わぬ角度から来たり、それを予測できてクスクスしたり、大勢キャストがいながら、それぞれに見せ場があったような気がして、その構成は見事だと思いました。
満足度★★★★★
鑑賞日2017/03/27 (月) 14:00
初演観てますが、相当面白くなってます。
前回ご覧になっている方ももう一度見る価値アリです。
明日が楽日ですが、オススメです。
京都公演は4月です。
満足度★★★★★
いやー、おもしろかったわ。
これだけ複雑なのに、破たんがないんだよね。
めちゃくちゃ笑えて、でも時々置いてかれたけど、それも後から追いつけるようになってて、ぼーっとしてるお客さんにもやさしいww
しかし、劇団って大変なんだねー。
満足度★★★★★
鑑賞日2017/03/25 (土) 14:00
3年弱の時を経て新たに構築された「2.0」というパラレルワールドを堪能してきました。
登場人物多め・暗転多め・策略多め、「舞台を初めて観る方」はいささか癖が強いと感じるかも知れませんが、
・人々が状況を打開しようと右往左往するコメディが観たい
・ハッピーエンドは好きだが、どうせ観るならひねりの利いた作品がいい
・特段気に留めていなかった諸々の要素が不意に手品のごとく繋がる瞬間が好き
・「当時は心底しんどかったけれど、今思い返すと懐かしい」という思い出がある
・今までに見たことがないものを求めている
という方にはお薦めです。