満足度★★★★★
京都に引き続き、中野でも観劇。
芝居なのか、現実なのか、そんな狭間を感じさせられた。
自分の中にもあるモヤモヤした感情を観てるようで、さらにモヤモヤして自分も同じ人間なんだな、なんて思いながら観てた。
本当に山崎彬さんは、こういう内なることを表現するのが上手いと思う。
満足度★★★★★
京都芸術センターの空間、劇場を上手く使っていて、昼公演と夜公演では違った印象を魅せてくれたのではないかと思います。
私は昼公演しか観れなかったのですが、時間があれば夜公演も観たかったです。
演出家山崎彬さんは、人の内にある照らされたくない部分を表現するのに優れてるとつくづく思う。
京都まで観に行く価値が十分にありました!
満足度★★★★★
舞台好きの人たちから、あればスゴイよと言われて観にいった舞台。悪い芝居はこれが2度目だけれど、今回の方が好きだった。具体的なことが起きているのに、答えは私に委ねてくれる。そんな舞台だった。もやもやが残ったかもしれないけど、決して悲観的ではないラスト。現実の希望の形は、そういうものだと私は感じた。
満足度★★★★★
鑑賞日2016/09/24 (土)
座席B列5番
価格3,500円
衝撃的だった。
登場人物の葛藤がストレートにささって、
自分の痛いところに触れるようだった。
これほどまでに、心の葛藤を表現できるのか、と驚いた。
舞台美術の空間もすばらしくて、役者の演技が引き立っていた。
登場人物の感情に移入して魅入っていて、あっと言う間の時間でした。
「モヤモヤする」芝居とかいてあったので、見たあとどんな感情になるんだろう、と思っていましたが、
私自身がもやもやしていたからか、かえって自然にそれを受け止められて、終わったあとに冷静にあれこれ考えることができました。
見ている間は心を揺さぶられて、終わったあとにその余韻が残った。
今年見てきた中でも3本の指に入る、そんな演劇でした。すごくよかった。
満足度★★★
感触は伝わる
片桐はづき出演ということもあって観に行った。具体的なようでいて、非常に抽象的な芝居だと言えそうである。起きる出来事のそれぞれは、共感はできなくても理解はできるのだが、それで何が言いたいのか、は明確ではない。しかし、奥田ワレタ等の、しっかりした役者陣の力もあって、ある種の感触は伝わる。ただし、無駄に変な動きとか、私にとっては「ちょっと…」という部分もあり、少しテイストが違うのかなという気もした。
満足度★★★★★
とりあえず観に行ってほしい作品
初演が好きだったので、今回も観劇させていただきました。
初演を振り返っているようで懐かしい気持ちもありつつ、新たに変更が加わった部分も含め、やっぱり良い作品だなと思いました。
常に暴れているようで、繊細な感情のやり取りが、役者さんの演技力もあって、こちらの息を止めにかかっているかのようでした。
演技、舞台美術、生演奏の音、全てが良い形に合わさって、1つ1つのシーンが芸術的にすら感じました。
見ていて色んな意味で惹き込まれる作品です。
この空気間の悪い芝居が久々に見られて、嬉しかったです。
最近の悪い芝居しか知らない方にこそ是非見てほしい作品です。