ちょっと待って、エントロピー!! 公演情報 ちょっと待って、エントロピー!!」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
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  • 満足度★★★★

    普通の女子会
    混ぜるものを変えると化学変化が起きました。

    ネタバレBOX

    先輩の結婚披露宴で手話歌唱をやろうと、ろうあ者の家で打ち合わせする手話ができるのとできないの、それにろうあ者の女子三人が、夏に鍋はどうなのかとかとか、好きな人が被っていたりして、気を使ったりすねたりもめたりする小編。

    珍しいシチュエーション、筆談など面倒臭いところもありますが、しゃーないなんていう手話もあって普通の女子会でした。

    同僚が来るのを知りながら光の合図に気付かなかったのは変でした。また、職場では彼女たちはエプロンをしていました。洋服のようなものの絡んだ糸をほどいていましたが、職種が今一分かりませんでした。
  • 満足度★★★★

    60分弱
    耳が聞こえる人と聞こえない人。両者がいかにすれば交われるかを模索する劇であると同時に、両者の間の深い溝を描いてもいて、なかなかに奥行きのある啓発劇。終盤の演出が冴えていた。
    人の出はけがご都合主義的に過ぎる上、似たようなやり取りの反復が目立って、会話劇としてはまだまだ発展途上。

    ネタバレBOX

    耳が聞こえない人の世界を、観る者に体感させる終盤の演出にハッとさせられました。
  • 満足度★★★

    スイートピー
    面白い。60分。

    ネタバレBOX

    会社の先輩の結婚式での余興について、鍋つつきながら手話と筆談を通して話し合う女三人。色恋沙汰や微妙な気持ちのぐらつきもありつつ、無事結婚式で、手話付きの「赤いスイートピー」を歌い上げる…。

    人物とか自然な描き方で、障害者との接し方とか筆談をもどかしく思うとことか、上手いなと。聴覚障害の多香子(稲森明日香)と親しいかず代(向井咲絵)が同じ人を好きだったとわかるとことか、結構面白く感じたけど、もうちょい劇的に仕上げてもいいとも思った。終盤の暗転とか、ちょっとテンポ悪く感じたかな。

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