名なしの侍 (28日より大阪公演開幕!直前予約受付中!) 公演情報 名なしの侍 (28日より大阪公演開幕!直前予約受付中!)」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
1-19件 / 19件中
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2016/07/17 (日)

    会場を揺らす生演奏とたっぷりの殺陣で始まった物語は、音楽と笑いを散りばめた、劇団☆新感線風の時代劇……と最初のうちは思った。

    しかし観ているうちに、自分の居場所や夢を追う若者の姿にウエイトが移っていく。夢を抱いて故郷を離れる数人の若者たち。戦争孤児や捨て子、肩を寄せ合うように過ごしてきたはずなのに。それぞれの運命が彼らの立場を玩ぶように動かしていく。

    愛しい、大切な仲間たち。彼らが本当に求めていたものは、サムライの身分や地位ではなく、誰かにそばにいてもらうことだったのではないか。

    足軽のブラス隊が奏でる旋律が、胸にしみる。

    生きてくってことは、なんて寂しくてせつないことなんだろう……。そんな感傷に浸りつつ劇場を後にした。

  • 満足度★★★

    THE鹿殺しな音楽劇
    知り合いがこの劇団の大ファンで勧められていたが、一歩踏み出せずにいた所、劇団HPで過去作品の動画を無料公開していて、それらを観たうえで今回初めて劇場での観劇へ
    過去作品とフォーマット的には一緒で、過去を知っていると「おっ!」となる部分もあり、安定した劇団の強みでも有り、新規の人間にとってのハードルでもあるのかなと感じた。
    内容については、音楽劇は生だと心臓に響くビートとか波動とか迫力が違う。堂島孝平の歌まで混ぜられちゃ反則すぎて聞き惚れてしまった

  • 満足度★★★★

    見応え十分!
    劇団鹿殺しさんは数度目の観劇。今回は時代物のようで、楽しみにしていました。
    今回のセットは坂をうまく利用していて、見ていて関心するくらいです。劇団鹿殺しさんはいつも、このセットをどう利用してくるのか、ワクワクさせてくれます。
    歌も生演奏も迫力があって、楽しめました!
    ラストがちょっとうまく消化できなかったんですが、それでもコメディとシリアスがうまく融合していて、大変楽しみました!
    また殺陣もなかなかよかった!立ち回りが上手な方がいると目をひきます。
    15周年とのことで、これからもがんばってほしいです!

  • 満足度★★★★★

    15年の熱い想いが伝わるエンターテイメント!
    生演奏での歌を交えた音楽劇♪
    今回はシンガーソングライターの人も出演されていて
    より劇中の歌を聴きこんでしまった♪

    そして皆さん熱くパワフルな演技で魅せてくれます!
    特に目を惹いたのが鳥越裕貴さん!
    鬼気迫る後半の演技と流れる様な殺陣!
    後で知ったのですが人気の若手俳優さんだとか?
    それで女性客比率がかなり高かったのかなぁ♪
    舞台が斜めになっている中でのダンスや殺陣など魅せる演出で2時間を愉しませてくれます!
    久しぶりにこれぞ!エンターテイメントと言える舞台を堪能しました♪

    劇団鹿殺し 15周年記念公演!
    その熱い想いを一緒に共有できて良かった!

  • 満足度★★★

    良かったけど
    ちょっと単調かなぁ。。

  • 満足度★★★★

    生演奏とダンス!
    笑いも交えながら、信長の時代に生きた孤児たちが侍になる。そして名もなく散る。よいです。

  • 満足度★★★★

    迫力はありました!
    けど 出だしのとことかで
    台詞の聞きにくいトコロがあったりして
    チョイ残念

    でも よく動くキャラとか
    ユニークなネーミングセンスや
    先の読めない2転3転するストーリーはとっても楽しかった♪
    2時間10分ほどの作品

    ケンバンカナデさんとか
    肺活量無限さんという命名は笑ったデスヨ(^_^)

  • 満足度★★★★

    楽しめました
    さすがは鹿殺し。笑えて、泣けるコテコテの音楽劇。死んだり、生き返ったりと大変で、もうムチャクチャなんだけど、やっぱりいいですねー。

  • 満足度★★★★

    迫力
    ド迫力で盛り沢山の怒パンク時代劇。自分としてはとても楽しめたが,この大音量に連れは参ってしまったようで・・・。でも,面白かったですよ。自分は好きです,こーいう時代劇。

  • 満足度★★★

    初鹿殺し
    とても期待していってしまったせいか、舞台使いが中途半端


    オペラでも演奏者は見えないでやっているからいいのかなあ

    集中できにくいのです。

  • 満足度★★★★

    親しみやすい鹿殺し
    大音量、見事な殺陣、迫力ありました。

    ネタバレBOX

    織田信長の影武者になったりした戦国時代の戦乱で親を亡くした名もなき若者たちの生き様を描いた話。

    親しみやすい音楽、生演奏、最近のギャグを織り交ぜたギャグなどあって楽しく、大きな舞台全体に広がる迫力ある殺陣は素晴らしかったです。

    ふらふらしている内に本能寺に迷い込み、たまたま変に巻き込まれ殺されたとなると、おやっ、本物の信長は生きていたのかもしれないと思わせる謎めいたエンディングも取ってつけた感はありましたが素敵でした。

    アフタートークでの劇団の創世記トークも面白かったです。入交星士さんが一年間北欧へ音楽留学するとのことでした。
  • 満足度★★★

    不思議な感覚!
    「15周年記念・怒パンク時代劇」、好奇心旺盛のタイトル。いきなりパワー溢れる演奏で始まりました。タイトルが「名なしの侍」、観劇のポイントは示されています。でも私には今一つ分かりにくかった舞台でした。それは、やはり「怒パンク時代劇」であって、私の思う「時代劇」として楽しめなかったからでしょう。演奏も、演技も、歌もレベルの高さを感じました。終演後、芝居を観たような、コンサート会場に行ったような、不思議な感覚でした。

  • 満足度★★★

    期待しての初観劇
    思ってたのと違いました。
    チラシとかホームページの世界観なんかがカッコイイなって思って期待してたんですが、すいません。好みではなかったです。

  • 名なしの侍
    チケプレのおかげで2回見ることができましたが、1回目は大音量の迫力の中でお話についていくのが精一杯。2回目の方が面白く見ることができました。そんな中でも最初から歌が素敵と思っていたので、リハーサル音源集とかいうCDを買いました。歌っている人は違うんですがと言うのは承知で買いましたし、雰囲気が伝わって来てそれはそれでいいのですが、やはりあの声で聞きたいです。いずれはCDになりますか?昨日の「とと姉ちゃん」に丸尾さんが出ていたんですね。舞台で見た人がテレビに出ているとうれしくなるのは何故でしょう。

  • 満足度★★★

    “鹿殺し”らしくなく・・・
    説明どおり、派手な演奏から始まるこの舞台。思いっきりのエンターティメント!多分他の劇団ならば“ムチッャ楽しい!”で終わっていたかもしれない。
    しかし、「鹿殺し」としては、なんだか良い子で終わってしまったような・・・そんな気がする。サンシャイン劇場という箱のせいか、一般大衆受けを狙った作品に感じられて、面白かったが「鹿殺し」らしからぬ舞台に物足りなさを感じて終わった。
    あくまで私の感じ方の問題なのかも知れないが・・・。

  • 満足度★★★★

    ロックオペラ
    ロックオペラって言っちゃってもいいんじゃないでしょうか。15周年記念のステージ。大迫力。さすが。

    よくありがちな戦国の有名武将の頂上決戦ていうより、農民や農民あがりの足軽といった底辺の人間の悲哀を描いているところが鹿殺しらしい。

  • 満足度★★★★

    現代音楽と時代劇の融合...次代劇として期待大!
    映画「7人の侍」(黒澤明監督・1954年)を思い出す。もちろん、モチーフもストーリーも関係ないが、物語の骨太さ、斬新さという点で似ているような気がする。また観せ方のイメージは絢爛豪華というよりは、地を這うような血・汗・泥という言葉が似つかわしいところも同じような。

    乱世...戦国孤児が生きることに汲々とした暮らしから、いつの間にか野望に魅せられた人間へ変貌していく。その生き様をダイナミックに描く。
    また、芝居としての観せ方も大胆であった。その1つが舞台セットの妙である。劇団鹿殺しは、 こまばアゴラ劇場、青山円形劇場、紀伊國屋ホールと劇場規模が大きくなってきている。
    今回はサンシャイン劇場であり、どの客席からでもしっかり観えるよう工夫している。そして劇団の管楽器隊と現役ミュージシャンでバンドを編成し生演奏で聴かせる。そのため上手側に大きく演奏スペースを確保している。芝居の舞台面は斜めになっており、1階最前列や2階席からも観やすいような、いわゆる八百屋舞台の作りである。

    もう1つ感心したところ...演出の格調の高さである。現世・来世を往還する姿に有名な文学作品を思わせるシーンが...
    (上演時間2時間5分)

    ネタバレBOX

    7人の侍...乱世、貧しい農村では野武士たちの襲来に苦しんでいた。百姓だけで闘っても勝ち目はないが、作物を盗られれば飢え死にする。百姓たちは野盗から村を守るため侍を雇うことにする。そして7人の侍と野武士と戦うことに...。

    この物語も乱世...日本史の教科書に記されたような武将の名が出てくるが、物語の主人公は孤児集団。その子供たちを預かり剣術を教えている道場。そこに今川、徳川と織田の有名な桶狭間の戦いの場面へ誘われる。説明にある、月見草のように闇に咲く名も無き侍たちとはこの孤児たちのこと。しかし時は下克上...名を馳せた武将に成りすまし...という本・贋者が入れ替わり、そのうち人格まで変わり権力の権化へ...。野望と友情の挟間に揺れる思い、抗いきれない運命に翻弄される姿が痛々しい。その人となりの心情をしっかり体現させており、観応え十分であった。もちろん演技としての殺陣(泥臭い)や剣舞(優雅さ)、演奏の楽器隊という夫々のパートで楽しませてもらった。

    その変幻自在の演出は巧み。舞台には卒塔婆が何回も持ち込まれる。そして現世と来世の境界...三途の川の渡し場での笑いネタ。時に慟哭、そしてコミカルにという硬軟の描き分け。そして何度も境界から往還するが、その件に太綱に摑まる。このシーン...芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を思い出してしまう。「生きたい」という強い思念そのものが生命力になっている(仏法説話の意ではなく、観せる感覚)。

    この脚本の底流にある「生命への讃歌」、「権力への揶揄」そして平和への希求(「7人の侍」時は自衛隊法、本公演では安保法が関係...偶然か)がしっかり観てとれる秀作。怒パンクで観(魅)せる時代劇。ここに「7人の侍」に通じる斬新さを感じる。生「音楽」を芝居という生身の人間が演じる舞台で融合させ、独自のステージを作り上げているようだ。

    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★

    荒唐無稽(褒め言葉)
    裏切り、仇討ち、影武者と、戦に翻弄される合戦孤児。関西出身の劇団って、時代劇×ロック(生バンド)ってスタイル好きだよね。

  • 満足度★★★★

    盛り沢山の音楽劇
    15周年記念・怒パンク時代劇とあったが、オープニングから生演奏の重低音が響いてきて、生演奏、生歌、殺陣、ダンス、笑いを詰め込んだ2時間強のテンターテイメント音楽劇だった。役者さんが上手いので、芝居だけでなく、笑いの小ネタも効いていて大変楽しめた。ただ、少し詰め込みずぎた印象もあった。楽曲は、さすがオレノグラフィティさんという曲ばかり。

    終演後のアフタートークでは、劇団の歴史も知ることが出来て好感が持てる内容であった。

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