アルカディア 公演情報 アルカディア」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
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  • 脚本が面白すぎた…!脳みそ前のめり状態。劇作家のあおりに進んで乗っかって、観客の幸せを満喫。

  • 満足度★★★★

    法則
    久し振りの初音映莉子さん、嬉しかったです。

    ネタバレBOX

    英国の大邸宅、大庭園に通じる一室で、天才少女トマシナがとある法則を考察した1809年の様子とその事実を発見するに至る現在の人たちの様子を描く話。

    何か庭に関すること、池と橋の絵があったので一筆書き問題、あるいは何色かのブロックが接触しないように配置する法則のようなものでも解決するのかと思いながら観ていましたが全く違っていました。蒸気機関エンジンの効率を理解し、不可逆的な熱伝導の法則を理解し、宇宙は滅亡すると考察したのでした。

    エントロピー増大の法則は知っていましたが、この宇宙が滅亡するというところまで繋がっている法則だとは知りませんでした。衝撃でした。

    太陽の核融合反応が進むと将来地球に人が住めなくなると思うだけで憂鬱になる私ですが、彼女は明るくダンスをしました。

    引きこもりのような性格の少年もいましたが特にストーリーには関係なさそうで、話の幅が膨らむところはあるのでしょうが、登場人物の名前が覚えにくいことも相まって全体に分かりづらい相関図でした。

    リアルな舞台装置だっただけに、庭を走るときに床が響く音がしたのは少し興醒めでした。
  • 満足度★★★★

    熱は冷める
    とてもとても数学的な舞台でした。でも、か、だからか、好き。理論のぶつけ合いの中で高まる鼓動。19世紀と現代とうまくリンクしていたと思う。

  • 満足度★★★

    もう少し劇場の規模が小さかったら
    19世紀の時代と現代のあるものを通し、それを元に交互に話が展開するが、1幕毎の・を繋げると最後には明快図が見える、はずなのだが、どうも霞がかった表し方に一度見ただけでは直ぐには理解出来ず。この戯曲だと、劇場も小劇場サイズだったら、世界観にもっと入り込めたのかも、と思ったが、過去も現代も同じテンションにしなくても良かったんじゃないかなーなんて。役者さんは良かったんですがね。
    公演期間前半に見たので、これからまだ変化していくかもしれないし、話の展開を知った上でもう一度見てみたいが、なかなかすぐには手を出せない価格な為、もやもやしたまま終わりそう。
    休憩込み、約3時間。

    ネタバレBOX

    世界の終末を予見するセリフがあった気がするが、そこらへんは90年代の戯曲ぽい。あと、亀の動きがスムーズでよい。

    前夜、実家のある九州で起こった地震のことが気にかかり、劇場にいる間だけは気持ちを切り替えて見てたはずなんだけど、気を取り戻すのに時間が掛かり、世界観に入り込めなかったのも事実。平静になった時に見てみたい気もするが、映像化して残してくれないかな。

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