夢の劇 -ドリーム・プレイ- 公演情報 夢の劇 -ドリーム・プレイ-」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2016/04/29 (金)

    美しいものを観た。久しぶりに、そんなふうにシンプルに感じられる舞台と出逢った。

    遠い昔どこかで観た絵画のような物語。その非現実感を醸し出しているのは、逆説のようだけれど生身のダンサーたちだったかもしれない。ありえないくらいしなやかな身体が物語を牽引していく。

    キャストもそれぞれ味わいのある演技で物語によく似合っていた。

    詩的な言葉に満ちたどこか懐かしい物語。それを彩るしなやかな舞踏と生演奏。描きだされた世界に浸って、しばし日常を忘れた。

  • 満足度★★★★

    ダンサーチームのパフォーマンス高し
    話しの内容、演技、パフォーマンスと、いろいろと見どころのある作品だったが、個人的にはダンスのパフォーマンス、特にポールダンスは素晴らしかった。坂井絢香さんは、プロのポールダンサーで、昨年の女子日本一らしい。今回初舞台。初主役の早見あかりさんは、まだまだな感じですが、総合作品としての完成度は良かった

  • 満足度★★★★

    視覚と思考の舞台
    ステージを三方から囲み、その正面?から観劇。
    ステージ中央に直立の階段、奥には楽器演奏、頭上から吊り下げられたロープに踊るダンサー、一風変わった人々が現れては様々に移り変わり、どですかでんの六ちゃんではないが、神の娘が地上で体感する世界はまるでオルゴール仕掛けのような美しくも儚げで、人の醜さ、清濁さなども見えたりする、そんな生き様を経験する、見ているこちらは考えるな感じろ、な舞台だった。
    頭の中で見ている夢のイメージを覗いてみたら、娘の深層心理が見えてきた感じだが、あの赤ん坊はどうなるんだろう?あ、夢の話だからいいのかなw。

    最後の娘の姿は神々しかったが、いろいろ経験を踏んだ割に冒頭と同じ演技に見え、成長の変化を感じなかったのは残念。公演終盤に見たらもっと違って見えたかも。
    原作は未読だが、長塚さんの脚本にしてはわかりやすかった。
    約2時間。

    ネタバレBOX

    当日、客席にはお隣で「海〜」の公演中のまつもと芸術劇場監督も観劇していらしたが、そーいえばあの空中サーカスみたいな演出、ずーと前に串田さん演出の「空想万年サーカス団」だったか、演舞場で見たようなことを思い出したが、そういえば串田さんと白井さんの手法ってどこか似てるとこあるよな、なんてことをぼんやり思ったりして。

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