無題1797(16-087)
12:00の回(晴)。
11:10会場着、受付(整理券あり)、11:30開場。(※メールが届きました「受付は開場の30分前」→これ11:00受付、11:30開場という表示にならないかな)。
入って右に客席、前4列ベンチシート、後方にパイプ椅子席。2-4列目はなかなか埋まりません(はたして横になっているシーンなど見えたのでしょうか?)。
白い椅子、天井付近には僅からながら建物の一部らしいもの(既に廃墟のよう)。
「観たい!」に書いたように、趣向で2回、アムリタと芸術総合高校で各1回。こちらの公演で5公演目になります。趣向の公演とは違い小さな劇場ですが、アムリタはプロト・シアターでの4面囲、どのような演出になるのか、と思いながら観に来ました。
こちらは初めて。当パンをみると役者さんは映像系の方が多い。観たことがあるのは後東さんのPUNKBANKだけでした。根矢さん「映像身体学科」でしたか。演劇では卒業制作「傍らに佇む(2014/8@サブテレニアン)」..内山さんは最近「Pretend(2016/2@セッションハウス)」、他に「ttu」「贅沢貧乏」、ダンスでは「KARAS」などなど。
この作品で初めて(よくある)ダンスシーンを見ました。ダンスを採り入れる作品は多く、しかし、その作品のほとんどは、ダンスがなくてもいいなぁと思います。ひょっとしてダンスはダンスで観に行っているからかもしれません(逆に、ダンスでセリフが出てくると冷めてしまう)。※萩尾さんの「半神」でストリート・ダンスが出てきたときも「??」でした。
紙ふぶきも...普通すぎませんか?
個々の役者さん(役)ではなく、全体の雰囲気、流れがどうもあわなかったようで「Q体」でなくても、「解体」されなくてもいいのではないかと感じました。ここに集まり、ここから散じた9名がよく見えませんでした。
格調高い舞台
女子大生が旧体育館で語り合う。惚れたハレたの大立ち廻りもヒーローもヒロインも主役もない。一部タイムスリップするけど話は淡々と進む。ひと昔前なら前衛なんて言葉もでるような舞台でした。
でも役者さん達の動きは大きく、舞台と5cmくらいしか離れっていない最前列観たので大迫力でした。再演されるのでしたら、また観たいと思わせる奇妙な魅力があります。