満足度★★★★★
天邪鬼
何回も観たけど
この会場でのこの日のものが最高に良かった。
音響、照明、色々とすべてにおいて素晴らしかった。
天邪鬼の世界に似合う劇場でした。
満足度★★★★★
天邪鬼
柿喰う客の本公演は1度観ただけでは詰まってるものを拾いきれないことが多いけど
今回はまた一段とそんな作品。
結局5回も観てしまったのだけど
それでもなんだかよくわからないのです。
こんなこと書くと
そんな作品どうなの?と
思うかもしれないけど
私にとってはとっても面白くて好きで
やみつきでした。
満足度★★★★★
濃密な時間
ひと目でウソだとわかる虚構らしい虚構。独特のリズムで放たれるマシンガンのようなセリフ。身体性の高いステージング。
象徴性の高い物語にどっぷりひたる、たった90分とは思えない濃密な時間だった。
満足度★★★★★
柿喰う客『天邪鬼』
柿喰う客「天邪鬼」、現実と妄想を行き来しつつ作用し合う様子に、フィリップ・K・ディックの小説を連想。家庭、社会、教育…様々な問題意識を含みながら、徹底したエンターテイメント。役者の、身体のキレキレ・精神の切り替え・演出との連動、そして共演者同士の一体感。凄まじい。
柿喰う客「天邪鬼」、アラバールの「戦場のピクニック」にも通ずるところが。人が死ぬ場所に遊びを持ち込む、ナンセンスかつ皮肉。ひょっとすると岸田とか取れる可能性も。
大垣スイトピアセンターにて、今日14:00大千秋楽、17:30からは観客同士で意見を交換し合うワールドカフェ(無料)。
満足度★★★
言葉のリズム感
オープニングのれお君の導入部分の言葉のリズム感は、やっぱり柿の独特な雰囲気でとても良い感じだった。
ただ、本多劇場にあの舞台だとちょっとチープな感じがして何か物足りない感じがしました。
もっと小さい舞台で、同じ作品が見たいかな。
満足度★★★
天邪鬼
俳優のフォーメーションで魅せる約90分。並外れた想像力を持つゆえ戦争利用される子供たち。想像力が善悪双方に作用し、虚実の境は常に曖昧。肉体と対照的。観客を挑発する姿勢が好き。照明が雄弁。想像力で身を守る少女たちを描いたマームとジプシー「cocoon」と重なった。
もっともっと刺激的な柿が観たい!
妄想が広がる子供の頭の中を描いた作品
子供の残酷な一面が見えたり、純粋な一面が見えたりするファタジー⁈
相変わらず仲屋敷さんの面白い発想で楽しめました♪
シンプルな舞台に役者さんだけで魅せる
一人ひとりが魅力的な役者さんばかりなので
可愛い衣装に独特な台詞と動きを見ているだけで楽しめます♪
久しぶりに玉置さんを見ましたがやっぱりキレキレですね!
私が観劇を始めて間もない頃に玉置さんを初めて見て衝撃を受けた
つかこうへい作品「飛龍伝」またやってほしいなぁ!
作品自体は今までに比べると少し大人し目な感じでしょうか?
もっともっと刺激的な柿が観てみたい~‼︎
満足度★★★★★
色んな意味で天邪鬼
やっぱ演出は天下一品!「この指、止まれ」で集合するシーン、むっちゃ格好良いよなぁ~。特撮の戦隊モノでも観ているようで秀逸。また、そもそもの「設定」が良い意味で漫画的に斬新で、展開への期待で胸躍りました。ただ、普通こういう設定にしたらキャストの「活躍」を期待しちゃうんですが、そこら辺、一筋縄ではいかないのがタイトル通り天邪鬼なのか、中屋敷氏の味なのか。何か序章がずっと続いていく感覚が当初やや欲求不満で、見た後、シリーズで続きが観たいと思ったが、これはこれで、ある意味、単純な活躍を通り越して精神的な内面に切り込み、シリーズ物の終盤に一気に持っていった・・・と言えるかもと思い始める。ただ、この設定は正面から深く切り込むと、かなりエグイ話になるところ、エンタメ重視で整えている辺り、優れたバランス感覚なのかな。ま、お話に対する個人的評価がゆらゆら揺れつつも、結局、演出と鍛え抜かれた役者のパフォーマンスにハート持って行かれていて、始終楽しめっぱなしだったのは確か。あ~楽しかった。
満足度★★★★
世界観、物語、面白かった♪
初の柿喰う客さん!
世界観、物語、演技、どれも良かった♪
子供の空想・演劇が実体化。
子供達は空想する事で、無敵の軍隊に…。
独創的な世界観で紡がれる物語!
とっても楽しく拝見しました!
カミを笑いにするなど、安定した演技。
アフタートークで明かされた(気づきませんでしたが)不発に終わったアクションがどんなものだったのか、気になりました。
満足度★★★★
純度高めながらもキャッチー
劇団員のみの構成で、純度高めながらもキャッチー。複数の人間が同時に同じ台詞を吐く演出がやっぱり好きだ。迫力の演技とライティングも格好良かった。ただ、時折入るノイズのような演出があんまり合わない。リズムの問題なのかもしれないけど、合わないものは合わない。
満足度★★★★
演劇のパワー
「あまのじゃく」って普通に「天邪鬼」って書くんですね。
あまりにも「柿喰う客」で演りそうなタイトルだったので、
創作当て字かと思った。
それはさておき、子供のイマジネーションによる戦争の物語。
まさにタイムリーな素材。
妄想と現実が入り乱れ、結局何が現実なのか。
それとはまた無関係に、演劇の持つ「パワー」を改めて味わいました。
深谷さん産休中、現劇団員メンバーでは最後の公演ということで、
次回、新メンバーでの公演も楽しみです。
満足度★★★
「演劇」が凶器に?
中屋敷法仁さんの脚本には注目していた。演劇は想像の世界に遊ぶこともできるファンタジックなものなのだが、子どもの戦争ごっこが実際に戦争に使われ、子どもが戦闘員に差し向けられるとは。いやあ、その空想と現実の融合にまずは、脱帽です。
劇場を出た後、「ああ、もう少し舞台の世界にいられたらな」という場合と、「ああ、これが現実でなくてよかった」と現実世界に安心する場合とがある。今回は、「あれは芝居でよかった」と思いながら下北沢駅の改札をくぐり、いつもの電車に安心感さえ感じてしまったのである。
舞台上はとてもシンプル。役者の演技力を真正面にぶつけて勝負するという感じだ。出演者たちは実力派揃いで、せりふも明瞭、テンポもいい。
だが、せりふの進行がとにかく速すぎてついていくのがやっとという場面や、説明調の部分もあって気がそがれたのが残念だった。
ギャグの「不発弾」も気になった。
満足度★★★★★
皆様に是非観て頂きたい
素晴らしかったです!
小道具使わず舞台美術もシンプルに、役者さんの身体だけで見せる魅せる!
展開が速いのでついていくのに必死でしたけども。
これだけのめり込んで観られる舞台もなかなか無いと思います。
90分の舞台、終わってしまうのが惜しかった。
柿さんは皆さん演劇が大好きなんだなぁという情熱が伝わってきて好きです。
帰宅してから事前予約の特典で頂いた脚本を読んで2倍楽しい!
満足度★★★★
流石は柿喰う客さん!
黒い園児の衣装でPCとも紙芝居とも
思える空間に、言葉と肉体の動きだけで90分間威圧感のある舞台は流石。
無差別から毎回驚かせてくれます。
中屋敷さんは今回、台詞も大変な所もあり、見処であり笑どころ。
笑える部分も不思議と盛りだくさん。
永島さん、玉置さんの2面鬼です。
深谷さんが居たら
別ものになってたりして?
演劇界って戦場に宣戦布告みたいに
満足度★★★★★
演劇が楽しいと再認識しました。
「演劇」という会社の新作展示会を観ているのではと考えてしまうほどに、言葉も動きも新鮮で印象的でした。演劇とはこれまで楽しいものだと改めて教えてもらえる新発見ばかりで充実した楽しい90分間でした。お勧めです。