満足度★★★★★
行けば残さず、行かずば残る
とり憑かれたような語り部たちが誘う'リスナーズハイ'な心情。意味としての台詞に汗をかくうちに音としてのそれに意識を明け渡したとき、日差しが、埃が、においが、時の移ろいが、毛穴という毛穴から流れ込んでくる。マスク(の下)に刻まれているであろう深い皺が、なつかしく、うらやましく、哀しい・・・? それは主観と客観の差が意識されたからなのか。追い求めて満たされた者、満たされず彷徨い渡る者。とにかく、こみ上げてくる。見逃したくない『この指止まれ』。
面白いようなわからんような。
岡崎藝術座の神里さんの創る作品は前回も観たのですが
ちょっとわかりにくい。
物語っていうより神里さんの脳内を覗き見てるような感じのもの。
私は物語が好きなのでちょっと苦手だったのですが
大村さんが出ていたので拝見しました。
神里さんのルーツな話が含まれていてその中に沖縄もあるから
興味深くは見れた。
久高島とか大宜味村とか知ってる地名や
比嘉さん、金城さんなんかの聞き慣れた名字が出てくるとワクワクもした。
メキシコだからかミルマスカラスみたいなマスクを被った演出?とかあって
面白かった。
自分エコーの所で初めて声に出して笑えた。
お芝居の中で笑えるとそこから観る集中力が増す気がする。
なかなか難しいなという感想。
もっと理解できるようになりたい。
満足度★★★
難しいでも興味深い
沖縄、ペルーに取材に行ってそこで感じたことをそのまま舞台に乗っけた感じ。
演出家さんはきっとアンテナが鋭い人なんだろうなーっと。
ただ、鋭すぎて凡人の僕にはいまいち伝わらなかった。
ただ見た後の後味の良さは好きでした。
難しいでも興味深い。不思議な感覚になるお芝居。
満足度★★
うーん
難しいなぁ、観終わって近くに座っていた知り合いと「これは神里さんの話しでしょうね」って話した。演劇の歴史をひも解いていく過程は興味を持ったけれど、私たちは最終結果しか観ないのだ。残酷にも。
満足度★★
少々わかりにくいですが。
会場入りしてカラフルな6本のパンチを敷いた正方形の舞台が目に入り、奥に通常使うステージも。そして英語の字幕用のスクリーン(開演してわかる)。
などの装置の活用には違和感なしです。