満足度★★★★
涙が止まらない
どの役にも感情移入できる家族劇。すごく身近なドラマ。自分のこととも被ったりで…。感情が揺さぶられてどどどどど!!!!って。家族で語り合うって大切だなって。セリフのひとつひとつに納得させられるものがたくさんあって、すごく良かったです。
満足度★★★★
感動モノ
劇団チョコレートケーキの西尾友樹さん目当てで観に行きました。
外部出演でも、素晴らしかった。
派手な演技より、地味な部分が特によかった。
若手三人の演技がよかった。
私は感動モノが苦手なのですが、それでも感動してしまいました。
感動モノが好きな人には文句なくお薦めできます。
満足度★★★★★
見事な家族再生劇
震災を扱った舞台をいくつか観てきたが、この作品は震災そのものを全面に出さず家族のドラマに仕立て上げたことが成功していると思う。小津安二郎調の淡々とした日常の中から、人が人を想う気持ちが後半一気に噴出する流れが見事である。ベテラン俳優と、若い俳優さんとの駆け引きも、うまく絡み合って格調のある舞台になっている。
満足度★★★★
父母と息子の力比べ
トム・プロジェクト20週年記念公演の『萩咲く頃に』の東京初日を、東京芸術劇場 シアターウエストで観劇。トム・プロジェクトは、10月『淑女のロマンス』以来、
シアターウエストは、10月の二兎社本公演以来です。心を患った息子、震災での祖父の死、父息子間の不和という過去を抱えた家族の、震災以来不在だった息子との再会と再生の物語。俳優陣は、音無さんや獏さん(お二人を舞台で観るのは初めてです。)を客演に迎え、劇団チョコレートケーキで小劇場界では有名な西尾さんが、トム・プロジェクト移籍後、本公演初参加で、その息子役を好演されており、トム・プロジェクト所属の美人女優さん(藤澤さん、森川さん)が揃い、華やか舞台でした。作演出のふたくちさんは『百枚目の写真』でとても好きな作家さんですが、未だ震災自体がリアルな現実であり、本作での震災の取り扱いは未消化な感じがして、少々不満が残りました。