結びの庭 公演情報 結びの庭」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.6
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★★

    クドカンと麻生久美子に注目していたが・・・。
    クドカンと麻生久美子に注目して舞台を観ていたのだが・・・。

    意外に一番の主役は安藤玉恵さんだったのではないかと。。。

    今回は麻生久美子さんも良かったけど、
    とにかく安藤玉恵さんの可愛さが目立ったかなぁ。。

    1回観たぐらいじゃ、ここに出てくる人たちの気持ち、心の動きはほんと分からないし、なかなか掴みにくいお話しではあるけど、
    だからと言って繰り返し観たら分かるかと言えばそうでもないし、
    そういうはっきり分かった言えないのが人間だと思うし、
    そういうところが岩松了さんの面白さかなぁ・・・と思う。

    楽しめましたぁ。

  • 満足度★★★★★

    サスペンス&笑い&夫婦
    岩松さんらしいセリフのやり取りで展開していくちょっとわかりにくさのあるストーリー。心にしみるセリフがたくさん。岩松さんは役者の魅力を生かすのがうまい。安藤さんは抜群の安定感。集中力が途切れず最後まで楽しめました。

    ネタバレBOX

    罪の共有で強く結ばれる夫婦というストーリーのほかに、夫婦関係は他人に、社会にどうみられるかで成立する面もあるということも描きかたかったのかなぁと思いました
  • 満足度★★★★

    岩松版サスペンスドラマ
    5年前に起こった事件を発端に色々と物語が変化していきます。
    サスペンスが主ですが、笑いの要素もいっぱいでとても楽しめました。

    ネタバレBOX

    詳しくはこちらで。
    http://ameblo.jp/sunpack/entry-12007657368.html
  • 満足度★★★★

    良かったです!!
    サスペンスと聞き、緊迫した空気が漂うお芝居なのかと思いましたが、笑い所もたくさんあり、リラックスして観る事が出来ました。
    役者さん5名とも、素晴らしい演技で魅了させて下さいました☆

    ネタバレBOX

    最後には水島と瞳子が幸せになると思わせながら、そうでもない様なゾクッとする空気も醸し出し、ハッピーエンドと云う訳では無い終わり方が良かったです☆
  • 満足度★★★★★

    悲劇風だけど、優しい気がする。
    観たいで「誰も死なないかな?」
    なんて期待していましたが(笑)
    冒頭の語りから悲劇的な結末を
    予想してしまいましたが
    私が観た岩松さん作品だと
    最後に事故(基本、言葉と心の事故)が
    起こるのですが今回は少し早め
    それが夫婦二人の「結び」となり
    なぜか「良かったね」と思う
    素敵な二人のラストシーンへ
    安藤さんも良かったし
    なにより麻生さんが岩松さんの
    台詞を言うのがピッタリです。
    (マレーヒルはどうもアレでした)
    初心者にもオススメな岩松作品ですね

  • 満足度★★★★★

    夫妻
    面白い。135分。

    ネタバレBOX

    水島(宮藤官九郎)…弁護士。無名時代に瞳子の殺人容疑で無罪を勝ち取り、結婚にいたる。ゆすりに来た末次を絞殺し庭へ埋めた。
    瞳子(麻生久美子)…水島の妻。海外青年協力隊の元彼の死に関わる。
    近藤(太賀)…水島の秘書。末次の件にかかわり、眠れぬ夜を過ごし、丸尾の結婚話でストレスが破裂する。瞳子が好き。
    丸尾(安藤玉恵)…水島夫妻の家政婦。自分に正直に生きてきた。水島の結婚式で会った末次と懇意になり、婚約に至り家を離れる。
    末次(岩松了)…とある事件で死んだ緑川の親類。瞳子の罪をチラつかせ、金をむしるため水島に接触する。

    罪を犯した瞳子を愛する水島が殺人を犯し(近藤もだけど)、水島を愛する瞳子がその罪を目撃する。好きでいつづけることが怖いという二人の純愛かなと。人として一線を越えた二人、夢を見続けるだろう二人が、ついに結ばれたという一種残酷な愛憎物語だなと。
    ラスト、誰かに見られてると周囲を見渡すシーンが二人の未来を象徴しているよう。すんなりとしたラブストーリーでなく、ドロっとした感触があってよかった。異色な夫婦像に、ほんの少し憧れる。

    宮藤官九郎の、イライラした感じとか、ユーモラスな色合いとか、いい味出してた。麻生久美子美しいし、内に何かを秘めてる感が上手いなと思う。
  • 満足度★★★★★

    ミステリアスな愛情
    嘘を言うつもりではないけど、全ての会話が本音とは限らない。成熟した知性はあっても真実を理解し合うまで男女の愛憎は複雑なのな。
    久々の二枚目な役者宮藤さん見られて嬉しく、またある意味狂言回し的な玉恵さんも達者で可愛い、つーか全員良かった。
    舞台セットは前回の「水の戯れ」のリサイクル活用みたいだったけど、「庭」と相まっていい雰囲気の部屋だった。
    今回の岩松作品かなり好きw、面白かった!

  • 満足度★★★★★

    やっぱり麻生さんはイイです。
    岩松ミステリーであってラブストーリーでもある。
    岩松さんを入れて5人だけの舞台は密度も高く、
    会話していく中で、新しい発見が確信が語られること
    が面白い。
    ある事がきっかけで結婚した二人。
    1年が過ぎて、まだまだ甘い新婚生活。
    そして再び1年前の事のためにした事が、
    二人の愛を深めていく…。
    麻生さんは、どこかおっとりしてミステリアス、
    宮藤さんは、必死に真面目に。
    起こったことと、起きていることは、
    単なる背景ときっかけに過ぎず、
    二人の悲しいまでに愛し合う姿を感じとる舞台。
    やっぱり麻生さんはイイです。

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