刻印 公演情報 刻印」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★★

    観た舞台が血となり肉となる。
    これって舞台とはいえ、やって良いの?
    …っていう、かなり重い題材を、
    かといって、偏ったメッセージ性というものでもなく、
    観てる側が、その思い、考え、経験等々の中でそれぞれ昇華していき、
    それでも多分答えは見つからなくて、
    でも、観た芝居の記憶は、
    それを観たひとのひとつの細胞として、
    血となり肉となり残っていくのではないかと・・・・ふと思う。

    ネタバレBOX

    “刻”のラストで、つくりがうまいなぁ
    …って思いながら、ぞくぞくした自分に少しこわくなったけど。
  • 満足度★★★★

    重い
    チラシの裏面をろくろく読まずに劇場に行ってしまった事をちょっと後悔しました。私は「刻(キザム)」の方が好きです。感想は後日追記します。

  • 満足度★★★★★

    観ればわかる、スゴさ
    何を書いてもネタバレになるから、すごいものを観たとしか書けない。

    ネタバレBOX

    『印』の人生をさかのぼるのを観て、生き直しについて考えました。
  • 満足度★★★★

    中篇2本オムニバス
    “刻 -キザム-”と“印 -シルシ-”、実在の事件・出来事をモチーフにした2編で構成。
    同じモチーフを異なる描き方で、とか関連性または共通点のある題材を、とかに比べて印象が分散された憾みはあるが、前者の緊迫感、後者のメッセージはそれぞれに〇。

    ネタバレBOX

    約45分の“刻”は、連続猟奇殺人の標的となったらしい愛娘を案じた夫婦が、かつて似た事件を起こした男を訪ねるというサスペンス。
    時間的な制限などの要素により手に汗を握る。
    そのソリッド(硬質、鋭角的、直線的)な感覚にJACROW作品を連想。

    “印”は、介護施設を去る女性の回顧。
    各時期における周囲の反応や彼女の生い立ちなどかなり波瀾ではあるが本人の性格を明るいものにして緩和したのは妙案。
    が、その一方で“いいハナシ”寄りになった感が無きにしも非ず。
    で、「忘れてはいけない、語り継がねばならないこと」をこういう形で表現することに井上ひさし作品を連想。

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