「捨て犬の報酬」は
僕が人生で初めて、独り芝居をした演目でもあります。
役者として数多くの、作品に触れてきましたが、
台本を初めて読んで、声を出して号泣したのはこの作品が初めてでした。
そんな状態になった作品をお蔵入りさせているのはもったいなさすぎる。
少しでも多くの人に、この作品に触れてもらいたいと思いました。
大がかりなセットなどいらない。
煌びやかな明かりもいらない。
『物語』
と
『それを語る者』
それがあればいい。
この物語を感じてほしいです。
全身全霊で演じます。
悲しき捨て犬の慟哭を聴きに
来ていただけたら嬉しいです。
どうぞお楽しみにしていてください。