どこをみている 公演情報 どこをみている」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
1-10件 / 10件中
  • 満足度★★★★

    オイスターズ「どこをみている」観ました
    【※時間がなくて二ヶ月書けず、とりあえず当時のツイートをコピペ。時間できたら書き直します】


    七ツ寺なう。さるやんごとなき理由で、当日パンフのSPECIAL THANKSに私の名前が載ってる\(^o^)/ オイスターズ「どこをみている」19:30開演。


    オイスターズ「どこをみている」、積極的に動力源となる男と、主体性なく舵を取る男の二人芝居。なぜかゴドーを連想。何を探しにどこへ行くか分からない旅「ゴドーを探しながら」?言葉を積み上げて立ち上がる、実在しない自分の世界。空間に浮かぶ吹き出しや挿入される翻訳会話が、さらに空虚さを。


    トークゲストキラー・平塚直隆さん\(^O^)/ オイスターズ「どこをみている」


  • 満足度★★★★

    ネタばれ
    ネタばれ

    ネタバレBOX

    オイスターズの【どこをみている】を観劇。

    労働環境の悪さに仕事を辞めた男1と男2。
    家に帰ろうとする男1に何かと理由をつけて側を離れない男2。
    男1が男2を追い払おうと軽く嘘をつくのだが、それを難なくかわされてしまい更についてくる男2。
    また男1が更に嘘をつくのだが、それもかわされてしまい後を付いてくる男2。
    そしてそれからも嘘を付き続けるのだが、それも毎回簡単にかわされてしまい、離れない男2。
    そんな離れられない男1と男2の不条理な話。

    圧倒的な量の台詞劇であり、名古屋市内を延々と徘徊する二人の男のロードムービー的な芝居であった。
    軽い嘘が大きな嘘になり、それを毎回いとも簡単にかわしていくという設定が非常に面白く、歴史に残る傑作芝居【あの大鴉、さえも】のエッセンスをたっぷり含みながら、延々と終わらない会話劇という感じだ。
    兎に角、会話の内容、お互いのリアクションと二人芝居の良い処を徹底的に取り入れた演劇という感じであった。
    今の時代には決して万人受けしない芝居ではあると思うが、あの竹内銃一郎の後継者がここにいた!という発見があっという事は間違いない。

    傑作である。

  • 満足度★★★

    ボンボン
    面白い。70分。

    ネタバレBOX

    バイトな二瓶翔輔が店長にサービス残業して罰則っておかしいだろとキレ、田内康介とともにバイトを辞めるが、田内がどんどんからんでくるから嘘つくけど、どんどん深入りされていく。しまいに田内の妹(横山更紗)もやってきて、みんなで車で実家?に行こうとして雨の中道に迷う。そして二瓶は更に嘘を吐こうと決意する…。

    異色な作風で面白い。日常でもある、ちょっと流すか的な些細でどーでもいい嘘が次第に大げさに膨らんでいく。店長にキレた勇敢な二瓶がどんどん嫌なヤツになっていき、ウザい田内がその鋭い洞察力をどんどん発揮していく。素舞台の少人数劇(ほぼ二人芝居)で話もシンプルながら、しっかり引きこんでくれるパワーがある。
    まったくしゃべらないクール美人な田内の妹は、しゃべんないだけあって存在感を示すのが難しかったと思う。

    ラスト、館を見つけここを実家と嘘を吐こうと「もう一勝負」と燃える二瓶の笑顔でエンドでよかったかなと。ワクワク感的に最高潮だった。
    何気にチラシデザイン好き。
  • 満足度★★★★

    イライラ系
    あんなの嫌だ。

    ネタバレBOX

    嘘をついても言い訳しても、嘘だと白状してもそれに乗っかってまとわりついてくる男とつきまとわれた男の話。イライラ系不条理劇という感じでした。

    追い詰められて自殺を図るような、死にきれなかったら今度は殺害を企てようとするような終盤の展開は面白かったですが、文字による説明でなく、会話で進めてほしかったと思いました。

    一幕物とは言え、辞めた居酒屋の衣装のまま押し通すのも如何なものかと思います。
  • 満足度★★★★

    劇団初見。現実味に乏しいキャラ付けがなされたある人物をどう見るかが評価の分かれ目?/70分弱
    熟年の作・演出家が色んな役でチョコチョコ出てくるほか、女優も一名登場するが、ベースは青年二名による会話劇。

    一方の青年に現実味を欠いたキャラ付けがなされているため、“よくあるシチュエーション”が“ありえないシチュエーション”へと化けていく本作は、一種の不条理劇と言えるだろう。

    この“実社会にはまずいないタイプの青年”が壁となり、劇世界にどっぷりとはハマれなかったが、テロップと音楽を効果的に使った演出などにより、最後までなんとかかんとか興味は持続。
    結末の切れ味も良く、それなりに楽しめた70分弱でした。

    ネタバレBOX

    二人の青年の一人である「男2」の受難の劇。

    大して親しくもない「男1」にひょんな事から付きまとわれる羽目になった「男2」は、その場しのぎの嘘をつき続けて「男1」をまこうとするが、ネガティブな嘘を真に受けて心配顔で付いて来る「男1」を振り切れず、最後、絶体絶命の窮地に追い込まれてしまう。

    その場しのぎの嘘で相手をまこうとするのは“よくあるシチュエーション”だが、嘘の通じない相手に地の果てまで付きまとわれるのは“ありえないシチュエーション”であり、そこまで追ってくる人物もまた現実味に乏しく、ゆえに私は本作を「不条理劇」と呼んだ次第。

    常軌を逸した「男1」が「男2」の下手な嘘を真に受け続ける姿勢の裏に何か“深いワケ”があり、それが最後に明かされる展開なら、作品に“人間ドラマ”の趣が加わって、私はこの芝居をより楽しめたかもしれない。

    もちろん、「男1」が「男2」を信じ続けるワケが最後まで不明なところに本作の醍醐味を感じる方もおられようが、私はワケが明かされる結末を期待した。

    すでに述べた通り、現行の結末もこれはこれで良いのですが。
  • 満足度★★★★

    ☆★エスカレートする不条理な会話劇★☆
    日常でもある様な会話がどんどんとエスカレートしていく不条理な会話劇!
    いつも様な棒読みの様な台詞で繰り広げられる
    男2人のシュール過ぎる物語!
    それは世にも奇妙で独特な世界へ~!
    身の危険を感じた男がどんどんと追い込まれていく様が面白かった~~♪

    作・演出の平塚直隆さんのニッチな着眼点がいつもツボです♪
    それを演じる役者さんも淡々としていていいですね~♪
    最後までニヤニヤしながら観てました(^^)
    アンケートでもあったらしいのですが
    大阪ではあまり観たことないテイストのお芝居!

    この癖になる面白さをもっと多くの人に知って貰いたいたと思う劇団!
    また大阪で公演して欲しい♪

    ☆一番印象に残った役者さん
    身の危険を感じて動揺が広がっていく様子が面白かった二瓶翔輔さん!

    ☆印象的なシーン
    ぐるぐると逃げまどい追いかけるシーン!
    アフタートークのAEONの話も面白かった♪

  • 満足度★★★★★

    シュール!!!
    その日は仕事が早く終わり、twitterでオイスターズが公演中なことを知り、ふらりと観に行きました。
    オイスターズを観るのは、まだ地元名古屋に住んでいた頃に観た「サイユウキ」以来。

    とってもシュールで、そしてめっちゃおもしろかった!
    アフタートークで平塚さんのお人柄も窺い知れて、本当に楽しい公演でした。
    アフタートークで話題に出た「イオン」の台本、思わず買ってしまいました。名古屋人としては生で観たかったなぁ…。

    ぜひまた大阪で公演してくださると嬉しいです。

  • 満足度★★★★★

    やっぱりオイスターズは面白かった‼︎
    おもしろい。今回のも凄くハマりました!
    時間があればもう一回行きたかったーーー!
    これでもかってくらい話が斜め斜めに進む感じ、もう面白すぎるやろ〜ってたまりませんでした♪♪
    2人の役者さん、田内さんの見事な会話の間、二瓶さんのひょうひょうとした感じ、よく笑わないでできるなぁ。
    今回の言葉の展開の面白さは今年観た中で1番‼︎
    オイスターズの面白さは絶対もっと広まると思います!
    余談ですが、アフタートークで言ってはった「イオン」再演してほしいなぁ。物販のイオンの台本売り切れてましたσ(^_^;)

  • 満足度★★★★

    いいね!
    相変わらず期待を裏切らない、トッキントッキンの会話劇。
    いいね!(*・∀-)☆

  • 満足度★★★★

    スーパーハイテンション会話劇
     圧倒的な物量とスピード感のある会話劇でした。しかも、かなりテンションが高い。これを実質2人でこなすというのはスゴイですね。いや、2人だからこその高密度感か・・・
     終わらせ方だけちょっと引っ掛かったのですが、どうもそこら辺は、どうもこの作品では重要なことでは無さそうです。総じて大変楽しみました。

    ネタバレBOX

     で、一応、その気になった終わらせ方の話。
     終盤、テンションを落とした芝居が少し続いた後、話が展開したので、これからもう一山か?と思ったところで、アンチクライマックス的に終わってしまったのが少し違和感でした。
     ただ、作中、モノローグが投影されるのですが、アフタートークに依れば、どうもこれに少しポイントがあったようで、私はそれを適当に読み流してしまったために、少し意識がずれてしまった可能性があります。演技と文字を同時に見るのは結構難しいですね。

     また、女優の使い方がかなり印象的だったのですが(一切しゃべらない!)、描写がお人形的なので人格を掴めないでいたところ、これまたアフタートークを聞いたところでは、終盤にちゃんと役割を与えていたようでした・・・ ちょっと気が付きませんでした。平塚さんも「ちょっと分かりにくかったかも・・・」と仰られていましたが。
     分かりやすくすれば安易に見えるし、分かりにくければ観客がついて来れない・・・ 演出って難しいですね。
     まあ、単に私が空気読めなかっただけかもしれませんけどね(笑)

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