コロニー 公演情報 コロニー」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★★

    東の地に冬が降る
    大阪の下地をもって気持ちは新たに拝見。
    愛ってある意味エゴだけど、それに寄り添ったり、寄り添われたり、すれちがったり、哀だなあ…など。

    キャストさんの違いや、演出の変化で印象も変わって面白かった。
    殺陣やダンス、アンサンブルの方々も増えたことで豪華さが増し、笑いの要素が追加されたり削られたり濃くなったりで纏まった印象。
    (「パパて!」が…)


    終了公演なのでこちらに失礼…
    クウォーツに槍を引き継いだ後、横たわる娘たちに送る女王の目線、その背中に胸が締め付けられた。
    母上、に返す、我が娘、をクウォーツが聞かず旅立ったこともまた切ない。

    観られた方には、各々キャラクターの名前の意味や特質をちょこっとでも調べてみることをお勧めいたします。掘り下げると、なお面白い。

  • 満足度★★★★

    女達の熱き戦いの物語
    その地で生きる者達の、愛と戦いを、熱く描いた作品でした。
    登場人物が少し多く、場面も結構すぐに変わるので、ちょっとごちゃごちゃして追いにくい印象は受けました。
    美津乃あわさんとコロさんが最高にかっこ良かったです。

    ネタバレBOX

    昆虫世界をモチーフにしていたため、どれがどの虫なのか考えながら見ていました。
    虫苦手なので、調べるに調べられないので、わからないままのものも多いですが…。

    女王が娘たちを手に掛けるシーンが、エレカシの『翳りゆく部屋』をバックにスローモーションだったのが凄く良かったです。切なく熱い。
    そこから、愛を知らないはずの娘・クオーツに女王の証である槍を引き継ぎ、そしてクオーツが息絶えるまでのシーンが、好きでした。
  • 満足度★★★★★

    狩るものと狩られるもの達のお話
    美津乃あわさんと萩野崇さん目当てで観劇。が、しかし、開始後すぐこれは予想以上に面白そうだという予感があった。その通りだった。
    昆虫世界がモチーフで、異なる種族同士の争い・共存と愛情が描かれる。その間にテンポ良くギャグが入る感じ。楽しい!観てて気持ち良かった。(詳細はネタバレで)
    公演機関が2日間というのはもったいない!
    リピートしたい舞台でした。

    ネタバレBOX

    敵対する2王国の女王は美津乃あわさんと伊倉一恵さん。二人とも威厳があって惚れ惚れするほどの女王様っぷり。
    槍の国(たぶんスズメバチ)の戦士を演じたコロさん、カッコいいなー。2次元キャラのようですよ。
    美津乃さんにも「無駄に凛々しい」と言われていた。
    萩野崇さんの爽やかなタラシっぷりと見苦しい死に様が素晴らしかった。あのキャラが個人的に一番哀しい気がする。
    初々しい女王候補を演じたイトウエリさん。特に良かったなぁ。
    伊藤えん魔さんは名前しか知らなかったんだけど、変態感と存在感が抜群だった。
    全員の事を書きたいくらい良かった。
  • 満足度★★★

    ☆★個性的な役者さんのオンパレード★☆
    大人っぽいオープニングの映像はいつもクオリティが高いですね~♪

    出演者は美津乃あわさん、七味まゆ味さん(柿喰う客)、
    行澤孝さん(劇団赤鬼)、山浦徹さん(化石オートバイ)等
    その他のキャストもよく見かける役者さんばかり
    そんな個性的な役者さんのオンパレード的な作品!
    なので誰を主人公としている話なのか?
    あまり分からなかったので少し焦点がボヤけてたかなぁ…

    全体的には戦闘シーンや笑いを盛り込んでいて各シーンは楽しめました♪
    後で気づいたのですが虫の世界のファンタジーだったんですね⁈
    もっと早くに気づいていればと悔やまれます…(^^;;

  • 満足度★★★★

    矜持
    それぞれの立場でのそれぞれの貫き通したい意志のぶつかり合いのカッコいいところが凝縮されていました。
    愛よりももっと大事なもの。
    いや、愛こそが一番大事なもの?
    皆さんカッコよかったです!ただ私の中の最高峰の殺陣と比べてしまってヒールでの足運びが不安定に見えてしまいました。

    ネタバレBOX

    愛する時代を担う娘たちを手にかけるシーンがスローモーションなのが悲しみを倍増させて涙が止まりませんでした。
    そして、守りたいって思う気持ちが愛と同義なんです!うるうるでした。
    コートのまえを広げる「へんたい」のキャラ好きです。

このページのQRコードです。

拡大