満足度★★★★
コミュニティーにおける息苦しさ
D列ですけど、最前列です…(苦笑)
この舞台については、消化しきれてないところが多いです。
ただ頭じゃなく体では消化しきれてるのかもしれないけど…。
町村・都市・地方……生産・自治・風俗・習慣……での結び付き。
そして、今も昔もどんな時代も、そしてかなり特殊な環境においても…。
誰しも決してそれは遠いものではなく…、
発生するコミュニティーにおける息苦しさ、難しさかな…。
けっこう、インパクトはありました。
満足度★★★
方向性を勘違い
していた部分はあったのだけど、松井さんの変態性は聞いていたので(笑)
世の中、何が正しくて何が間違っているなんて総論ではくくれないものだよな。
と今更ながら思いました。
満足度★★★
カルト色を感じる。
あらすじ・相関図など事前情報何もなしでも、徐々にこの人間関係ができるようになります。このお店に関係する人々の、ルールというものも。
満足度★★★★
心底、怖かった
極めて短い観劇歴ではありますが、今まで見た中で一番怖いと感じた演劇でした。カルト教団の手口って、こんなんなのかな・・・ 心に拠り所のない人は、こういうのに嵌ってしまうのかな・・・ と、思わず実感させてしまう綿密な脚本と演出と演技でした。正直、決して見心地の良い作品ではありませんが、それでも目が離せない良質の作品でした。それにしても、オチが不気味・・・。
満足度★★★★★
サンプル+青年団「地下室」観ました
最近作と違い、具体的なストーリーがあって分かりやすい(汗)、でもやっぱり生理的に嫌な会話劇。(最近では、水素74%がこれに近い作風)
地下室を拠点にする一団。
取りしきる男の、他人を度量広く受け入れるようで全く相手のいう事を聞き入れず、全てを思うように支配しようとするオーラ。
外の世界で満たされず、男の用意した価値観に塗り込められたいと望む者たちに、回る毒。
外から来てこの世界を見下ろす人々のエキセントリックな態度もまた、この場との関わりが育んだもの。
嫌な現実を忌避し嘘に生を委ねた人々の、それぞれ種類の違うゆがみや身の振り方を、克明に描写。
肌感覚に訴え、人の心を生ぬるく絡めとり自由を奪う、気味悪い作演。
依存、コミュニケーション不全、秘儀の共有、閉じた王国。
崩壊しても再生する、不気味な家族劇。
内容的には凄く嫌で危険だけど、構造がしっかりしてるので、初心者が観ても勉強になるかと思います。
さすがに、「自慢の息子」や「女王の器」を観た今では、松井さん若かったんだなあと思ってしまう…(笑)
古館寛治さんの演技は唯一無二(参院選でも詐欺でも、軽く成功しそう)。
いっそ、岩井秀人さんと競演してみてほしい(爆)