Paco~パコと魔法の絵本~ 公演情報 Paco~パコと魔法の絵本~」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★

    *
    念願の舞台。
    映画で何度も見ていたので役者さんが違う事に戸惑うかと思っていましたが
    舞台の方のどの役者さんも役にハマっていてすごく良かったです。

    笑うシーン、涙がうかぶシーン、もっとメリハリがあったら良かったかなと思いました。

    ネタバレBOX

    松下優也さんのザリガニ魔人が衝撃的でした(笑)
  • 満足度★★★★

    とても楽しめましたぁ‥‥が
    とても楽しめました。  
    はじめてのひとなら、それ以上に面白かったと思います‥。  

    でも、2回目だとやっぱ、流れが分かってるしな‥。  

    ただ、一番良くないのは、どうしても前回の役者さん達と比較してしまうこと。  
    吉田鋼太郎、新妻聖子、中山祐一朗、戸次重幸、楠見薫、春風亭昇太らが加わった前回のメンバーと比較すると、どうしても今回はそれぞれのキャラが薄く感じてしまう。 
    山内圭哉さんが時々浮いてるようにも見えたし‥。 

    安倍なつみさんは、良く頑張ってると思うのだけど‥。 

    まぁ、でも面白かったですよ。

    ネタバレBOX

    室町の役が、最初から外面も内面もナヨナヨしてたから、ザリガニになったとき、あんまり意外性を感じなかったんだよなぁ。  
    自分の持ってるイメージのせいなんだろうけど、光岡役の安倍なつみが、タメ口で話してもさほど違和感がないから、意外性に欠けちゃったんだよなぁ。 
    (なので、ギャップ萌にならない‥)
     
    大貫役の西岡徳馬さんのラストの方の演技が、なんかくどいように感じちゃった。

    あと、変わるネタが無いのだろうけど 「北斗の拳」のケンシロウのネタってもう古くないかねぇ。あれって、G2さん、あえて使ってるんだろうかぁ?
  • 満足度★★★★

    【オススメ】心がとても温かくなった!
    谷花音さんの回を観劇。
    いや~パコはやっぱりいいなあ。
    さすが大王の作品、映画もいいけど芝居も良かった!
    外は寒いが、心がとても温かくなった!
    西岡徳馬さん、さすが!
    子供も楽しめる物語。これはオススメしたい!
    上演時間2時間50分(休憩15分含む)。

    ネタバレBOX

    私が観劇した回はトリプルコールだった。
    いや~当然だろう。

    物語が面白いのは映画で観ていたので知っていたが、
    生の舞台はやはり良い!

    役者陣はみんな良かった!
    特に西岡徳馬さんは、素晴らしいくらいはまり役に感じた。


    そうそう、「みんな雪のせいだ!」というアドリブ?は笑えた。

  • 満足度★★★★★

    【キッド咲麗花の回】観劇!
    大好きなお芝居、懐かしく、どうしても涙が流れてしまいます。

    ネタバレBOX

    客席に入ってすぐ、下手側の渡り廊下とその前の花壇を見て、ああ懐かしいなと思いました。前回観たのは2008年4月のパルコ劇場。忘れていた部分も多く、大好きなお芝居だけに今度こそ忘れないようにしなくちゃと思います。

    ライターを盗んだと誤解して殴った大貫。翌日大貫がパコの頬に触れたとき、誰もが信じられないことでしたが、パコはそのおじさんが頬に触れたことを記憶していました。肉体的、精神的にショックな出来事だっただけに普段の記憶とは違った脳の部位に蓄積されたのでしょう。しかも、殴られたという記憶ではなく、触れたという記憶で蓄積されたところが何とも絶妙です。

    パコは毎日が誕生日。「ガマ王子vsザリガニ魔人」の絵本には、お誕生日おめでとう、これから毎日読んでねとママが書いています。眠っている間にママが来てくれたと喜ぶパコに思わずもらい泣き、一番好きなシーンです。

    パコと両親の乗った車がトラックに追突され、車は崖から転落して両親は死亡、パコは新しい記憶が一晩寝ると消えてしまう障害を脳に受けたもの。龍門寺が撃たれたのは、山から遊びに来ていた猿のジュンペイが拳銃の引き鉄を引いたせい。室町が自殺未遂を重ねるのは、子役時代に可愛いと言われるのが嬉しくて少女漫画雑誌ばかり読んでいたために、大人の俳優になり切れず、オカマ風なしゃべりしかできなくなったせい。看護婦の光岡はそんな彼を子役時代から追っかけていたとのこと。消防車に轢かれて入院していた消防士の滝田は室町を助けようとして一緒に4階から転落してまた足を骨折したために恐らく現役復帰は難しいだろうとのこと。大貫をからかう変なおっちゃん堀米は、この絵本の作者だったという驚愕の事実。時々訪ねてくる専務の浩一は、大貫の弟の孫で看護婦の雅美の夫。その息子浩二の許に堀米が訪ねてきた所から話はスタート。

    ガマ王子は池の仲間の家を壊したりする意地悪者でしたが、仲間がザリガニ魔人に殺されると立ち上がり、やられてもやられても立ち向かっていき、最後は絵本通りかどうか分かりませんが、劇中劇ではガマの毒のようなものでザリガニ魔人を倒しましたとさ。キャラクター的にはザリガニ魔人の前に出て来るヌマエビ魔女が強烈。劇中劇のラストで、心臓発作で倒れた大貫の看護に専念した光岡に代わって室町は普通のしゃべりでナレーションをこなしました。大人の役者として復活できるかもしれません。

    絵本は最後の一枚が無いのではなく、破られたページをみんなで分けあったためにもっと不足していたのが真実。そして、浩二はこれから当時の関係者を探訪し、全てのページを回収して絵本を復元させようと思い立ったのでした。必ずや彼は復元させるはずです。

    交通事故の保険金詐欺のために入院しているようなおばさん木之元役の広岡由里子さんはハマり役だと思いましたが、大貫役の西岡德馬さんは元々いい人っぽく見えてしまい、看護婦役の安倍なつみさんや川崎亜沙美さんに至っては、前回観たときの新妻聖子さんと月船さららさんに比べると影が薄い感じがしてしまいます。それでも本当に素晴らしいお芝居です。

    最後、大貫にパコの頬を触らせてあげたかったなと思いました。

    東京都心は1969年以来45年振りの大雪の日。西岡さんの、雪の中来てくださってありがとう、今も降っています、気をつけてお帰りくださいも嬉しく、横殴りの雪の中を帰路に就いたのでした。

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